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うぅ重いな。さて今日は久しぶりに外出することとなった。半ひきこもりとしてはめんどうなことだ。
まあ理由は簡単。翠星石と蒼星石の誕生日だからだ。ともあれ向かう先は一つなんだから気負うことはない。……なのに

「おっ!?ジュンじゃないか。久しぶりだな。」
「はぁ。何でお前に会うんだ?」
「おいおい。この俺を家の中で見つけたゴキブリみたいに言うなんてひどいじゃないか。」
「ゴキブリの方がまだよかったかもな……。まあいいや。久しぶりだなベジータ。」

糞暑苦しく似合いもしない警官の制服何か着て……。

「ぶっ。似合わねぇなそれ。」
「うるせぇ。刑事志望してもなかなか難しくてな。今はこれ着るしかないんだよ!」

まったく。バカな頭をフル回転させて試験に受かったっていうのにまだそれか。
まっ、試験に受かったっていうかアホなぐらいある体力を認められただけだけどね。

「んで?警官様がこんなところで何してるんだ?」
「んっ?ああ、今日は蒼嬢と翠嬢の誕生日だろ?だから花を買って向かってるんだよ。」
「あいつら花屋だぞ?なのに花を買うなよ…。しかも薔薇はないぞ薔薇は…。」
「いやなぁ。なかなかいい物がないんだ。」

まあ年が年だからな。あんまり幼稚な物は選べないからな。だからって薔薇はないぞ、いやマジで。

「そういうお前は何なんだよ?そんなでかい袋ぶら下げて。」
「ああこれか。あいつらが僕の質屋に入れたやつだ。」
「何?それをどうするつもりなんだ?ま、まさか誕生日に金請求する気じゃあないだろうな。」
「そんな気はないさ。これが僕のプレゼントってことだな。あっ、後お前も早く金返せ。」
「それは卑怯だろ。んっ?お前に金なんか借りたことあったか?」 

こいつは本気で言ってるのか?初めて会った時のかつあげまがいから卒業するまでかなり貸したはずだが……。

「脳内計算した結果しめて362482円だ。今持ってるとはおもはないけどさっさと返せよ。」
「妙にリアルだなお前……。今持ってるぞ。」
「……お前は何をプレゼントにしようとしてたんだ。まあいいや。なら返せ。」
「ちっ、わかったよ。」

渋々返すなら借りるなよ。まったく……。そんだけ持ってて薔薇っていうのもすごいが……。

「俺の所持金かなり減ったな……。」
「借りたお前が悪い。警官が借金なんてするもんじゃない。」
「それもそうだが……んっ?ちょっと待ってくれ。はい」

上司から電話か?ずいぶんかしこまっているけど。

「はいはい。えっ?今からですか?ちょ…ふざけんじゃねぇよ。」

でもないか……。いや相手が変わったのか?部下?後輩または……。

「すまんなジュン。急用が入った。蒼嬢には会いたいんだがアレがでたんじゃ仕方ない。すまんがこれもついでに持っていってくれ。」
「ああ、あいつか…。お前も大変だな。了解した。」
「蒼嬢達にはよろしくと言っておいてくれ。じゃあな。」
「ああ。頑張れよ。」

ベジータも大変だよな。なんたって梅岡が上司の一人だからなぁ……。しかし…あいつは教師じゃなかったのか?たしか中学、高校とついてきたよな…。
ふぅ。荷物も増えたし。考えるのも野暮か…。無心になってさっさと行くか……。

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