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ジュ「ようやく着いたな~、ってかホント命がけ。」
べ「まったく、やれやれだぜ。」
僕達は今、住んでる街から遠く離れた、ここ和歌山県白浜の海水浴場にいる。
きっかけはと言うと、遡る事一ヶ月前
翠「免許とったです~!!さあ、皆で夏休み、海へドライブです~!!」
と言う翠石星の教室での一言からだった。
夏休みの予定も無いし、それになんか面白そうだったから、その場にいた女子たちはその場で賛同した。
一方男子はと言うと、笹塚は塾の夏期講習、谷口はなんか忘れ物したらしくその場にいなかったし
古泉は……正直泊まりとなると貞操の危険を感じる……梅岡先生にも声を掛けたけど、なんか観たい特撮の映画が始まるらしい、正直電車に乗るライダーってどうかと思うけど……。
で、結局この日集まったのは、女子は翠星石、蒼星石、真紅、金糸雀、水銀燈、の5人、男子は僕と誘ってもいないのに何故かこの場にいるべジータだ。 

ジュ「だけど本当に地獄だったよな……。」
行きの道、せっかく和歌山に着たんだから、高野山を回って行こうと言った翠星石の案に皆が賛同した。
だが こ れ が ま ち が い だった。
なんか下りの峠で、変な車にあおられて怒った翠星石が、その車とレースを始めたんだ。
皆は自分の身を守ることに必死だったし翠星石は自分の世界に入っちゃって
翠「翠星石は秋名の下りを走らせたら、シューマッハより速いです~!!」
とか、
翠「イヤッホーウ!!国崎最高ー!!!!」
とかもう完全にいっちゃってたし……ここ高野山なんだけど、ってか国崎って誰だよ?
周りにも人が集まってくるし
人「あのマシン!!コーナー後の立ち上がりが半端じゃねー!!」
人「インか!?アウトかー!!??」
皆、頼むから自重してくれよ、この娘をあおらないでくれよ……。

こうしてなんとか命かながら僕たちはこの海にたどり着いたわけだ。
銀「おまたせぇ、ジュン~どぉ??」 

金「きゃは~かしら~雛苺~もうちょっと沖の方行こうなのかしら~。」
雛「待ってなの~泳げないの~。」
いい眺め……だよな?
紅「ジュン紅茶を入れなさい。」
ジュ「え!?ちょっと待てお前、この炎天下にそんな物飲むのか!?」
紅「はやくなさい!全く気が利かない下僕だわ。」
ジュ「わかった!!ちょっと待て、いま冷たい紅茶買ってくる、ホットなんて飲んだら熱中症確定だぞ!!」
って……自販機って何所だっけ??お、あったぞ、さてとこの紅茶花伝でいいかな?
ジュ「あ、アレ??」
僕としたことが、財布忘れちゃったよ、まいったな~荷物置いてあるビーチまでは結構あるし……。
??「お金でしたら、お貸しいたしますよ。」
ジュ「あ、どうもありがとうございます……ってえー!!??こ、古泉!?なんでここに!?」
古「水臭いじゃありませんか~、私もお仲間に誘って頂きたかったのですが。」
こいつと泊まりなんて冗談じゃない、別の意味で貞操を失いかねない、ってかこいつ、なんで全裸なんだ??財布どっから出したんだよ??
古「まあ、細かいことは気にしないで、ね?楽しみましょうよ。」
とほほ、まさかこんなことになるなんて、早くも暗雲が立ち込めてきた。 

翠「ふう~べジータの野郎、マジしつこいです~。」
銀「まあまあ、だから向うの砂浜に首だけ出して、重りを付けて生き埋めにしてきたんじゃないのぉ。」
翠「ま、これで当分出てこれねーです、ざまー見ろです。」
紅「あら遅かったのね。」
銀「うん、ちょっと邪魔者を一人消してきたのよぉ。」
ジュ「それが誰かはあえて聞かないでおくよ。」
翠「って……なんで古泉がいやがるんですか!?しかも全裸で!!」
知らないよ。まったくこっちが聞きたいね。
雛「気付いたらいたの~。」
金「ま、金糸雀的には別に問題ないのかしら~。」
蒼「べ、別にいいとおもうけど……その格好は///」
いいのか!?ホントにいいのか!?皆のジュン君がこのガチホモに掘られちゃうよ~。
古「格好が何かおかしいですかね??」
おかしいも何もお前は服を着ろ!!せめて下を隠せ!!犯罪だ!!
紅「そろそろ日も暮れるころだし、行きましょう。」
一同「は~い(です、そうですね、なの、かしら~。)」



べ「ちょ、クッソでられねー!!う、し、潮が上がってきやがった……、ここからが本当の地獄だ……。」 

僕たちはログハウスを借りてそこに宿を取っていた、眺めもいいし、この時期は予約を取るのが大変だそうだ。
古「では皆さん、点火しますよ。」
銀「ふふふぅ、いいわねぇ。」
金「きゃあああああ!!雛苺~、花火を両手に持ってブーンしないでなの~!!」
雛「ブーン!!なの~。」
紅「まったく品がな……ひっ、ジュン!!ねずみ花火をばら撒かないで頂戴!!どっかの狐じゃあるまいし!!」
ジュ「え?でもコレこうやって遊ぶ物なんだぜ。」
翠「全く!!片付けるほうの身にもなれです~!!」
蒼「う、うん……そう……だね。」
なんだろう?さっきから蒼星石が元気がない、ような?気のせい、だといいんだけど。
そういえば海でもあんまり姿をみかけなかったような……。
古「あなたには僕の股間の連発花火に火を付けて欲しいのですが。」
黙れ、お前は自重しろ!!
蒼「ジュ、ジュン君……ちょっといいかな?」
ジュ「??え??」
僕は半ば強引にログハウスの裏へと引っ張り込まれた。
蒼「ジュン君……その……ぼ、僕は」
気のせいか顔が赤い、熱でもあるのか?

蒼「僕はずっと君の事見てたよ、もう、我慢なんて出来ないよ、だから後悔するかもしれないけど言わせて欲しい、僕、君の事好きなんだ!!」
え??……今まで意識なんてしたことなかったけど、でもこうしてみる蒼星石は可愛い……真剣に蒼星石は俺の事好きって言ってくれてるんだな。
ジュ「これが……僕の答えだよ。」
僕は、そう言って蒼星石のやわらかくそれでいて張りのある綺麗な唇に自分の唇を重ねた。
裏側では皆の花火の音と声、でもここは二人きりの世界、二人きりの時間。
こうして僕たちは付き合うことになった。
帰りの車では二人で横に座って手をつなぎながらつつがなく(?)帰り着いた。
皆さんも残り少ない夏休み、どうぞ杭のないようにお過ごしください!!
ではまた!!




漁師「お~い!!ドザエモンが上がったぞ~!!」
漁師「何所のもんじゃ?見慣れん顔じゃな、観光客かい……ナンマンダブ、ナンマンダブ」
べ「お、俺はまだ生きてる……ぞ、ガクッ」

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