新規作成
新規ページ作成
新規ページ作成(その他)
このページをコピーして新規ページ作成
このウィキ内の別ページをコピーして新規ページ作成
このページの子ページを作成
新規ウィキ作成
編集
ページ編集(簡易版)
ページ名変更
メニュー非表示でページ編集
ページの閲覧/編集権限変更
ページの編集モード変更
このページにファイルをアップロード
メニューを編集
右メニューを編集
バージョン管理
最新版変更点(差分)
編集履歴(バックアップ)
アップロードファイル履歴
ページ操作履歴
ページ一覧
ページ一覧
このウィキのタグ一覧
このウィキのタグ(更新順)
このページの全コメント一覧
このウィキの全コメント一覧
RSS
このウィキの更新情報RSS
このウィキ新着ページRSS
ヘルプ
ご利用ガイド
Wiki初心者向けガイド(基本操作)
このウィキの管理者に連絡
運営会社に連絡(不具合、障害など)
ローゼンメイデンが普通の女の子だったら @Wiki
操作ガイド
新規作成
編集する
全ページ一覧
登録/ログイン
ローゼンメイデンが普通の女の子だったら @Wiki
操作ガイド
新規作成
編集する
全ページ一覧
登録/ログイン
ローゼンメイデンが普通の女の子だったら @Wiki
『金糸雀堂』・その4
メニュー
トップページ
メニュー
Q&A
簡単な注意事項(新規住人必読)
Wikiの操作方法
Wikiの編集方法 Ver.2
テンプレ案
短編
長編
連載中
名前変換ドリーム小説
その他のコーナー
リンク
更新履歴
(100件まで)
業務連絡
更新履歴
取得中です。
『金糸雀堂』
大きな草原の真ん中に小高い丘がありました。
丘の頂上には大きな大きな木が一本、木の下には小さなお店がありました。
お店の名前は『金糸雀堂』。
今日はどんなお客さんがくるでしょう?
その4
今日は曇り。
はっきりしないもやもやした天気に木の葉もザワザワ不満げです。
準備をして待っていると、トントン・トントン、お客さんが来たようです。
ドアを開けると長い金髪で青い目の、小さな女の子が立っていました。
「みちにまよっちゃったの。」
「いらっしゃい、貴女を待っていたかしら。」
「わたし?」
「だからティータイムの用意をしておいたかしら。」
テーブルについてもらうとカップに紅茶を注ぎました。
「さてさて、貴女の探し物は何かしら?」
「ここおみせ?」
「ここは『金糸雀堂』。。誰もが一度だけ来る事が出来るお店かしら。」
「ふしぎなおみせなのね。」
「さあ、何をお探しでしょう?」
「わたし、おとうさまからもらったゆびわをなくしちゃったの。おかあさまがしてるのほしいっていったら、おとうさまが『とくべつだよ』って、つくってくれたゆびわよ。みつけないとおうちにかえれないわ。」
それを聞くと立ち上がって壁に掛かっている扉の絵に近づいて。
「そこの棚からノブを1つ選んで持ってくるかしら。」
「これにするわ。」
「この絵にはめて回しなさい。」
女の子は恐る恐る絵にノブを差し込み回しました。
ガチャリ
絵の扉の先は奇妙な部屋でした。
頭の上は一面水が満たされているのに下に落ちて来ません。
水底から見上げる不思議な気分でいると、真ん中の辺りに光るものがあります。
背伸びをしてそれを取ると女の子に渡しました。
「このゆびわだわ!おねえさまありがとう!」
「もう無くしちゃ駄目よ?しっかり指につけておくかしら。」
「はい。ねえ、わたしのおうちにきて。おれいをしたいわ。」
「う~ん、私はここから出る事ができないの。そうね、写真を一枚撮らせて貰えるかしら?」
「それだけでいいの?」
「もちろんよ。とびっきりの笑顔を見せて欲しいかしら♪」
写真が出来上がる頃、空の雲も少しずつ晴れ、光が差して来ました。
【天使の梯子】の中を帰っていく女の子を見送ると、今日は店じまいです。
「貴女はきっと、素敵なレディになるかしら。」
つぶやくと写真を見てみました。
写真には大木の前で花の様に笑う女の子と、隣で女の子と同じ指輪をして淑やかに微笑む女の人が映っていました。
「お日様の機嫌も直ってきたわね。」
そう言うとパタンと扉が閉まりました。
タグ:
+ タグ編集
タグ:
このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの
プライバシーポリシー
と
利用規約
が適用されます。
タグの更新に失敗しました
エラーが発生しました。ページを更新してください。
ページを更新
「『金糸雀堂』・その4」をウィキ内検索
最終更新:2007年08月05日 01:23