前回のあらすじ
一日目(夜)
雪華綺晶の配慮?で風呂に入った僕。いやでかすぎるから。
バカ親が何か言ってたけどとりあえずスルー。
食事の後蒼星石が僕の部屋に入ってきたので少し気まずい空気になった(薔薇水晶のせいで…)

昨日の時点で課題をクリアできたのは翠星石と蒼星石だけである。金糸雀と雛苺は…たぶんできたと思う。
問題は水銀燈と真紅である。第4ヒントまで出したが……どうだろう。
とにかく今回の話の始まりだ。しかし……平穏が一番だな。 



『夏休みモンハン合宿』
2日目(朝)
いや~~。よく寝たな。

ジ「貼り紙貼り紙…」

変化無しか。食堂に行くか。どうせ朝でも雪華綺晶は食堂だろうからな。

雪「ジュンおはようございます。」
ジ「おはよう雪華綺晶」

やっぱりな。後は雛苺と金糸雀と蒼星石だけか…。

雛「ジュン手紙と真紅のPSPなの~。」
ジ「えっ?なんだ?」

なになに?「できたから見なさい。私の実力を思い知った?それじゃ私は寝ているから起こさないでね。」……たしかにできてるな。
寝ているということは遅くまでかかったということか。しかもヒントあんだけ出して私の実力を……?さすがといえばさすがだな。
水銀燈も…たぶん寝てるな。

ジ「翠星石と薔薇水晶は?」
雪「ばらしぃちゃんはまだ寝てますわ。」
蒼「翠星石もまだ寝てるよ。」
ジ「そうか。なら蒼星石。キリンつきあってやろうか?今ぐらいしか時間がないだろ?」

雪華綺晶はまだ食べるだろうし。雛苺と金糸雀は勝手にやるだろう。

蒼「ホント?ならお願いしようかな。そうそうボウガンがいるみたいだから作ってみたんだ。」
ジ「じゃあ散弾を大量に持って集会場にきてくれ。」

蒼「わかったよ。でもなんで?」

解説版雪山キリン必勝法。
まず散弾を撃てるボウガンを用意する。
そして自動マーキングがある装備を作る(この時散弾強化もついたほうがいい。)
そしてエリア8の穴のなかに入る。始めはクシャルの死骸の辺りまで行こう。
しばらくキリンが来るのを待とう。来たらすぐ様おりて気付かれてからすぐにまた穴のなかに入る。(この時なぜ高台の上で待つのかは…単に猿共がうざいからだ。)
後は内側から穴の入り口にむかって散弾で撃てばあら不思議。数分でキリンを討伐できる。

ジ「…と言うわけだ。わかった蒼星石?」
蒼「一応わかったよ。」

説明も終わったところでやってみましょうか。

一回目。キリン雪山〈夜〉

まずはベースキャンプからエリア8まで走る。
それからクシャルの死骸の横までいきキリンを待つ。
囮役は今回僕になった。

キリンが来たので高台からジャンプ。気付かれたので走って逃げる。穴の前で大樽爆弾を設置。
すぐに中に入りボウガンの狙いをつける。

散弾発射。大樽爆発。後は撃ちまくるだけ。
一人の時はエリア移動されて待たなくてはならないが二人の場合攻撃力は二倍。

つまり一回で倒せてしまうのである。

ジ「ほら~終わったぞ蒼星石」
蒼「……」
ジ「どうしたんだ?蒼星石?」
蒼「こんなやり方じゃあのおもしろくないよ。」

あっやっぱり?確かに面白くはないんだよねこのやり方。

ジ「わかったよ。もう一回やろう。それでいいだろ?」
蒼「えっ?いやそういう意味で言ったんじゃあ…」
ジ「いいからいいからまだ時間あるし。やってやるよ。」
蒼「じゃ…じゃあお願いするよ。」

機嫌悪くされても困るしね。普通にやっても楽勝だし。
今回の武器は僕がイカリハンマー改。
蒼星石がガノカットラス改。
イカリハンマー改は水属性が290。ガノカットラス改は水属性が230、防+13。の付属がある。
キリンは古龍種に属するが龍属性があまり効かない。
一番効くのは水、火属性。
それでもほんの少しだが…

二回目。キリン雪山〈夜〉

まずはエリア6にいるキリンのところまで行く。
双剣でキリンはかなりやりにくい普通は片手剣またはハンマーである。(初心者に関しては…だがね。)
なので今回は蒼星石を僕が援護しつつ頭を狙い気絶に持っていく。
後はそこを叩くだけ。
一度エリア8に逃げられたが追い掛けまた攻撃。

雷撃をすべて避けることは無理だ。食らったら少し離れて回復薬を飲む。
キリンの首まわりが光ったらキレたサイン。迂闊には近づかないほうがいい。まあ下位のキリンならそこまで気にすることもないけどね。
ハンマーで角も破壊してキリンの討伐完了だ。

蒼星石はキリンで双剣という初心者には少し難しい組み合わせでも死ぬことなく戦ってくれた。
それどころか瀕死にさえならなかった。真紅とはえらい違いだ。

ジ「結構うまいな蒼星石」
蒼「そう?翠星石に付き合わされて夜中もやってたんだけど。そう言われると嬉しいな。」

律儀な蒼星石のことだ翠星石が寝るまで付き合ったに違いない。その実蒼星石の方が強くなったようだけど。

ジ「他に倒したい敵いる?」
蒼「う~ん今はいないかな。手伝ってくれてありがとうジュン君」
ジ「まあここに来た以上はいつでも手伝ってやるよ。」

さて時間的にはそろそろ真紅達が起きてきそうな時間だが…

蒼「翠星石はまだ起きてこないね。いい加減見てくるよ。ついでに真紅達も起こしてくるね。」

いや~無理に起こさなくてもいいんだけど…まあいいか。

さてその間何をしていようか………。雪華綺晶が見てる僕をじっと見てる…。実際片目でじっと見られると怖いな。

ジ「…雪華綺晶どうした?」
雪「私も手伝ってほしいクエストがありますわ。」

なら言ってくれればいいのに…

ジ「何をしたいんだ?」
雪「そうですわねぇ。」

あれ今考えてるよね?絶対今考えてるよね?まあいいけどさ。

雪「そうですわ。G級に行くためのキークエストを手伝ってほしいんです。」

なるほどキークエか…たしかに難しいものがいっぱいあるからな。

雛「何かやるの~?ならヒナも混ぜてなの~。」
金「カナもやるかしら~。」
ジ「んっ?ちょうど四人だな。別にいいぞ。」
雪「私も依存はありませんわ。」

後のことも考えれば二人でやるより四人でやったほうがほうが効率がいい。

ジ「で結局何をやるんだ?」
雪「私はかなり前にHR3になりましたけど結局一つもやっていませんわ。」
雛「ヒナ達は昨日なったばかりなの~。」
金「だからまだ何もやってないかしら。」

つまり本当に何もやっていない状態か。なら簡単なのからやるかな。

妥当なのは【王の領域】か【女王、降臨す】かな。

三回目。レウス森丘

ガード不可の金糸雀と雛苺のために避けやすいレウスとなった。

武器は僕、雛苺、金糸雀は昨日と同装備。
雪華綺晶はランスでシープソングスピアである。
シープソングスピアは睡眠(蓄積値):160という付属がありチーム戦ではかなり重宝する。

エリア9にいたレウスを四人で攻撃していく。
エリア9は見にくくやりにくいという欠点がありめんどくさい場所だ。
なので僕と雪華綺晶が前衛で戦い。
雛苺と金糸雀は隅の高台から弓と狩猟笛で援護をしていく。という戦法。

キレるまでは楽勝で部分破壊をしていきキレればヒット&アウェイで攻撃していく。
そうしていると雪華綺晶の武器の効果でレウスは眠ってしまう。
さてここからが面白いところだ。
四人分の大樽爆弾(つまり大樽爆弾八個)をレウスの顔の辺りに置きその少し前に痺れ罠を仕掛ける。
あとは僕がペイントボールで爆弾を起爆だ。
なぜここで小樽爆弾を使わないかというと。
寝ているときのダメージ三倍というのは始めの一撃だけ。なのである。
つまり小樽爆弾を使うと小樽爆弾のダメージが三倍になるだけであまり意味がない。

と言うわけでペイントボールを使うわけだ。
爆発と同時にレウスは起き咆哮する。キレて突進だ。
しかし目の前には痺れ罠。当然引っ掛かる。後は全員で攻撃攻撃攻撃である。
眠る前までのダメージに大樽八個分(三倍)のダメージ。
さらに罠にかかった状態で四人からのリンチ攻撃。これにはさすがのレウスも倒れこむ。
討伐完了だ。

ジ「終わったな。」
金「尻尾から逆鱗が出たのかしら~。」
雛「雛も出たの~。」
雪「私も出ましたわ。」

あれ?逆鱗ってたしか3%だったよな?なんで三人とも出てるんだ?
…いいか運がよかったということで…。

雪「それにしても蒼星石遅いですわね。」
ジ「たしかに遅いな。真紅はともかくあの三人は遅刻常習犯だからてこずってるんじゃないか?」

まあ翠星石は蒼星石のおかげでそこまで遅刻はしてこないけど。

雛「ヒナが見に行って来るの~。」
金「雛苺が行くならカナも行くかしら~。」
雪「そうですか?なら私も行きましょう。ジュンは…」
ジ「あ~行かないよ。そこまで不粋でもない。」

あれでもみんな女の子だ。
寝相とか見られたくないだろう。というか蒼星石どうしたんだ?

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最終更新:2007年07月09日 08:51