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前回のあらすじ
夏休み前日
梅岡の長い演説中薔薇水晶が屋上に来いと言ってきた。
なんだかんだでいつものメンバーで屋上に上がる僕達。
そこには水銀燈達が待っていた。あとで聞いたら薔薇水晶が主催者だったらしい。(自称策士よりよっぽど策士だ…)
第一回モンハン早狩り大会を開催(何でみんな持ってるんだか…)
雛苺が優勝。薔薇水晶の耳打ちにより雛苺のお願いが夏休みモンハンをみんなでやる。というものになった。(しかも初日から泊まり込みで…)
断ったらよかった?無理無理あの状況だと殺される。
今回は平穏な話になってほしいな…。 



『夏休みモンハン合宿』
一日目(朝)

朝…八時…なんで夏休みのしかも初日からこんな時間に起きてるかというと…あいつらの集合時間が早すぎるからだ。
まったくこっちは荷物の用意とかかなり手間取ったっていうのに…(まあ大半のりがやったんだが…)

ジ「眠い…眠いぞ…」
真「しっかりしなさいジュン。」

そう言いつつ欠伸なんてしてる真紅。こいつにしてはめずらしいな。
ちなみに今は薔薇水晶達の家の前で真紅、翠星石、蒼星石、雛苺、金糸雀と玄関が開くのを待っているっという状況だ。

白「こんにちはみなさん。」
玄関が開き顔を見せたのはこの家の執事である白崎さんだ。

槐「よく来たね。」

薔薇水晶達の父親である槐さんだ。握手を求めてきたが…この人の性格だ…たぶん

ジ「どうもこんにちは槐さん。」

痛い痛いよ。どんだけ強く握ってるんだこの人は…

槐「君はこの家にハーレムでも作る気なの…かい!」
ボソッとそれでいて嫌味ったらしく囁いてきたこのバカ親。最後にさらに力こめやがった。

ジ「僕だって好きで来たんじゃないんです…よ!」

もう自分に出せるすべての力を使ってバカ親の手を握り返してやった。 

白「はいはいジュン君も槐もそこまで。」

そろそろ腕がやばくなってきた頃白崎さんがバカ親と僕を引き離してくれた。

執事なのになぜ主人であるバカ親(槐)を呼び捨てなのか疑問に思う人もいるだろう。

簡単に説明するともともと二人は知り合いで白崎さんは好きでここの執事をやっているから。だそうだ。
まあ白崎さん以外にこの家の執事をできる人はいないだろうな…たぶん…いや絶対に

槐「ちっ。娘達に手を出してみろ。君の人形を作って心臓辺りに釘を打ち付けるからな。」

どんだけ悪趣味なんだよ!
人を呪うな。しかも手なんか出さない。

白「それではみなさん。お嬢様達の部屋に案内するのでついてきてください。」

この家はかなり広い。
白崎さんを見失ったら迷子になったと思ったほうがいい…それほど広いのだ。(あのバカ親が何でそんなに金持ってるかも疑問だが…)

前来たときも雛苺や金糸雀や翠星石が迷っていた。
蒼星石と真紅は覚えたらしい。
水銀燈は…言うまでもないな。この家に一番来てるのは水銀燈のはずだから。

白「ここですみなさん。」

白崎さんが止まったのは薔薇の装飾が左右についている扉の前だ。 

ちなみに薔薇の装飾は左右で少し違う。
右が雪華綺晶がしている眼帯と同じ形の物。
左が薔薇水晶がしている眼帯と同じ形の物。
さらに言えばここは二人の部屋ではなく二人が友達を呼ぶための部屋らしい。
二人の部屋の扉はそれぞれの眼帯と同じ物の装飾がついてある。

雪「あらみなさん。おはようございます。」

待っていたのは雪華綺晶。
水銀燈と薔薇水晶はソファーで寝ている。
朝早いのが苦手なら集合時間をこんなに早くしなくてもいいのに…

真「水銀燈!!薔薇水晶!!起きなさい。まったくこっちは眠いって言うのに寝ているだなんて…」

水「……うるさいわねぇ。真紅ぅ。そんな怒鳴ってると小皺が増えるわよぉ。ただでさえ貧乳なんだからぁ顔ぐらい整えておかなきゃねぇ。」

きつい一言だ…。まあたしかに真紅は貧乳だが…

真「水~銀~燈?それは死にたいってことでいいのかしら?」

あ~あ真紅が本気モードだ。
僕は知らないぞ。断じて知らないぞ。
しかしこんな状況でも寝てる薔薇水晶は強者だな。

雪「まったく仲が良いですわね。」
雛「本当なの~。」
翠「おめぇらあれは喧嘩するほど仲が良いとは少し違うですよ…。」 

翠星石に一票だ。確実に違うな。

水「ジュ~ン。貧紅がいじめるぅ。助けてぇ~」
ジ「うわ。こらやめろ。僕の後ろに隠れるな。」

貧紅って…。しかも僕の後ろに隠れたら真紅が…

真「ジュンどきなさい。今日という今日は水銀燈に御灸を据えてやるのだわ。」

退けって言われてもぴったりひっついてるから水銀燈が退かなきゃ無理だよ。
背中に水銀燈の豊満な胸が当たってるのは意識の隅に置いておこう。

翠「でいつまでやるんですか?この二人は?」
金「とりあえずこちらに被害が無いからいいかしら~。」
蒼「雪華綺晶お茶あるかな?」
雪「ありますわ。そちらでお汲みください。」

被害が無いからって呑気に構えてないで止めてくれよ。真紅に殺されそうだ…。
真「私の下僕の分際で水銀燈に加担するのね。いいわまとめてくらいなさい。」

真紅がなんか言いながら薔薇水晶を担いでますよ。
まさか…

真「いきなさい。薔薇水晶!」

いきなさいじゃねぇよ。どこにそんな力が…
迫る薔薇水晶。避け切れず鈍い音とともに床にぶつかる僕
しかも上から薔薇水晶が振ってきてダメージは二倍…
水銀燈はさっさと逃げてるし…。 

薔「…う~ん。おはよう…ジュン」

この状況でおはようってどういう神経してんだ薔薇水晶…

真「いつまでそうしてるつもり?ジュン!」

いまの僕の状況は薔薇水晶に押し倒されたような感じだ。
僕は被害者だ。いくら薔薇水晶の胸が押し当てられてるからって僕のせいじゃない。
しかし真紅にそんなこと言っても聞かないのはわかる。

ジ「薔薇水晶?そろそろ退いてもらえる?」
薔「…もうちょい…このままがいい…」

そんな男としてはうれしいけどね。今はそんなこといってる場合じゃないの。
マジで退いてくれ。頼むから。

真「本気で死にたいようねジュン?雪華綺晶なにか武器はない?」
雪「たしかばらしぃちゃんが趣味で買った真剣がそこに飾ってあったと思いますわ。」

何いってるの?真剣?死んじゃうよ?僕はここに何しに来た?ゲームじゃね?
いやゲームだよね?死にに来たわけじゃないよね?

真「それでいいのだわ。覚悟しなさい。ジュン」

真紅が真剣を抜いてますが…僕の人生ここで終わり?
真剣が僕の頭めがけて来てます来てます来てま… 

雪「まさか本当に振るとは思いませんでしたわ。」
水「最低ねぇ。胸と一緒で。」
真「う、うるさいわね。偽物だなんて見てすぐに分かったのだわ。」
翠「どうですかねぇ。」

なんか聞こえてます。頭ズキズキする。なんだろう。
たしか水銀燈が真紅怒らせて薔薇水晶が飛んできて真剣が頭に振ってきて…

ジ「ってこらー。人を何だと思ってるんだ。」
蒼「目が覚めた?ジュン君?」

うっ。叫んだ後普通に対応されると少し困る。…というか待て蒼星石と金糸雀以外みんなゲームしてるよ。本当にこいつらどんな神経してんだよ。

金「あれが本物のじゃなくてよかったかしら。」

つまりあれは偽物だったのか…。命拾いした。
しかしここまでされたら黙っちゃいられない。

ジ「今回のこの集まりはゲームのためだったよな?」
蒼「そうだよ。」
ジ「なら…」
僕は殴られてズキズキする頭をフルに使って考える。復讐の妙案を…
しかし起きても謝りに来ないなんてなんて神経してるんだ真紅のやつ。

ジ「ちょっと甘いけどこれでいいか…」
蒼「何が甘いの?」
ジ「いやちょっとね。」

さっき言った通りこの仕打ちに対して甘いが仕返しを思いついたぞ。さっそく実行だ。 

ジ「真紅。」
真「なによジュン?」
ジ「今から僕は帰るぞ。」

翠星石がなにか言ってるがとりあえず無視だ。

真「約束を守らないつもり?」
ジ「うるさい!真剣だと思ってた武器を顔に思いっきり当てたやつとの約束なんて守るわけないだろ!!」

今の僕は多分鬼気迫る感じだろう。真紅が押し買っている。
真「…くっ。たしかにそうね。でも帰るのは許さないわよ。」
ジ「やっぱりか…なら僕が出すノルマをクリアしろよ。そしたら帰らないから。」

真紅はこちらが1%も悪く無い場合でも自分の意見を曲げないだろう。ならどうするか?
簡単だ。あれだけ呼び付けたんだ。帰らない。と条件を出せばできる範囲で何でもやるはずだ。
今はこちらに分があるわけだしな。

真「……わかったのだわ。何をすればいいの?」
ジ「集会場星5の【絶対強者】を今日中にクリアすること。水銀燈と協力して…だ。」
水「えっ?な、なんで私も入ってるのよぉ?」

実際二人でやるのは簡単だ。しかしこの二人だからな。

ジ「お前等が喧嘩したからこうなったんだろ。仲直りのつもりで協力しろ。」

実際のところこれくらいで許すなんて甘すぎるが…。この二人にはいい薬になるだろう。
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