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九章「覚醒」


真紅達が戦っている間にジュン達も奥の部屋につく。
翠「まったくなんであんなにたくさん骸骨がいるですか!?」

つくまでにはかなりの骸骨の群れと戦ったようだ。

ジ「大抵は蒼星石が倒してたけどな。」
翠「ちび人間が役に立たないから蒼星石が苦労するですぅ。」
蒼「いいから行くよ。」

二人を軽くスルーして蒼星石は扉を開ける。
翠「待つです蒼星石。一番乗りは翠星石ですぅ。」
翠星石は蒼星石を押し退け部屋へと入る。
翠「金糸雀!?大丈夫ですか!?」
部屋は黒い羽根が散乱し所々焼け焦げていた。翠星石は磔にされた金糸雀を見つけてすぐに駆け寄る。
蒼「金糸雀がどうしたんだい…!?」
ジ「この部屋滅茶苦茶だな。どうしたんだ?」
蒼星石も金糸雀に気付き駆け寄る。ジュンは二人が壁になって金糸雀に気付かない。
翠「蒼星石この羽根すぐに鋏で斬るですぅ。」

翠星石に言われて蒼星石はすぐに手足の羽根を斬る。
蒼「これは…右手首が完全に折れてる…それに他の手足も骨に亀裂が入ってるかも知れないよ。」

蒼星石は金糸雀を横に寝かし傷を見る。
翠「まったく真紅はいったい何をしていたのですか!?」 金糸雀の異常にやっと気付いたジュンは自分でもよくわからない感情に支配される。

ジ「(なんだこれは…)」
金糸雀を見ていた翠星石がジュンの異変にきづく。

翠「どうしたですかジュン?」
ジ「……」
ジュンは翠星石の問いには答えず金糸雀の前までくる。
蒼「ジュン…君?」

蒼星石もジュンの異変に気付きその場から身を引く。
ジ「……」
ジュンは無言で金糸雀の体のうえに手をかざす。
翠「何をするつもりですか?」
やはりジュンは翠星石の問いには答えず無言で金糸雀に手をかざす。
すると金糸雀の体が光だしその場は光で包まれる。

蒼「眩しいジュン君…なにを?」

光が収束され金糸雀の体がはっきりと見えるようになる。
翠「これはどういうことですか!?」

金糸雀の体の傷は完全に癒えていた。
蒼「ジュン君これは君の?」
ジ「…」
ジュンはやはり無言のまま部屋を歩き窓から出ていく。
翠「なんなんですか!?翠星石達を無視して…それにこれはどうゆうことですか?」
蒼「(あれは本当にジュン君?)それより翠星石、金糸雀をつれてジュン君を追い掛けるよ。」
翠「えっ?わ、わかったですぅ。」

その頃真紅達は
真「水銀燈!?」
水「なによ…これは…」
水銀燈はお腹に突き刺さった剣を見る。その痛みとこれまでのダメージに水銀燈の脳は意識をシャットアウトする。
?「最後まで面白くない子ね。悲鳴くらいあげてくれれば面白くなったのに…」
闇からいや闇そのものが姿を形どる。
黒い瞳、黒い髪、黒い服、すべてが黒からできたような存在。悪魔のような翼を背に彼女はあらわれる。
真「なんなの貴女は何者よ。水銀燈に何をするの!?」
ヌ「初めまして真紅。私の名前はヌイよ。なに?さっきまで殺しあいをしていたのにもう心配になったの?(呪縛がとけたの…まあ今は好都合ね)」
楽しそうにヌイとなのる彼女。しかし目は冷たく真紅を射ぬくように見つめる。
?「九つの属性の一つ闇たる存在だ。人の心の負の部分、憎悪、嫉妬、嫉みなどを増幅させる。」
謎の声は簡単に解説する。その声は心なしか怒気を含んでいるように聞こえる。
真「じゃあ水銀燈があんなことをやったのも彼女のせいで…」
ヌ「なにをいってるの?あなたもよ真紅。ほんっと操りやすかったわバカ正直でね」
真紅はヌイの言葉に真紅は自分がしていたことを思い出す。

?「気にするな。あの状況では仕方なかった。(やはり無理があったか…)」
真「でも私はまた水銀燈に…」
ヌ「アハハあなたは仮にも親友の彼女を殺そうとしたのよ?ひどいわねぇ。」
ヌイは真紅にさらに追い打ちをかける。
真「私は…私は…」

真紅は自分のしたことに心を押し潰されるようになる。
?「これ以上の負荷はまずいな。しかしこれ以上の干渉は…んっ?…この感じまさか…よし賭けてみるか…」
謎の声は近づく人影に気付き消える。
ヌ「さて止めをさして終わりね。じゃあ真紅、水銀燈バイバイ」
ヌイは自分の回りに剣を複数出現させる。そして真紅達にその凶刃を放つ。
ヌ「はぁ簡単すぎて面白くない。まあ楽しめたからいいけど…」
ヌイは真紅達に当たる前に闇へと消えようとする。
しかしいつまでたっても悲鳴も何も聞こえないことに気付き振りかえる。
ヌ「何よこれ…」
振り返った先には光の壁により止められた剣の姿そしてその後ろに立つジュンの姿
真「(ジュン…?なに…この感じは…それにこの光…なんだか…とても…眠い…)」
真紅はジュンの後ろ姿を見ながらいままでの疲労を癒すように眠りにつく。

光に包まれた真紅達は少しづつ傷が治っていく。
ヌ「なによあんた人の邪魔して殺されたいの?」

ヌイは邪魔をされたことに怒りを露にする。
ジ「…」
ジュンは無言のまま敵意むき出しのヌイを虚ろな目で見つめる。
ヌ「(なに?私の嫌いな感じがする。こいつは…)」
ヌイが考えをまとめる前にジュンは剣を振る。剣から光の刄が飛ぶ。

ヌ「!?」

突然の行動にヌイはギリギリで反応し避ける。

ヌ「いきなりなんなのよ。この…!?」
光の刄を見た後またジュンを見るヌイ。しかしそこには先ほど同様の光の刄が五本ほどヌイに向っていく。
ヌ「ぐっ。お前顔を覚えたよ。今度あったら絶対この手で殺してやる!!」

ヌイは避けきれずに左腕すべてを破壊される。そして闇へと消える。

ジ「…」

ジュンは無言のままそれを見送り真紅達のところへと向かう。
そしてすべての傷を癒した後糸が切れたかのように倒れる。
翠「…蒼星石」
蒼「なんだい翠星石?」
ジュン達を見つけた翠星石達
翠「私たちは回収がかりですか?」
蒼「それを言わないでよ翠星石。さあ帰るよ。」
蒼星石達はジュン達をつれて街へと戻る。

気絶したジュンはまた何もない空間に漂っていた。

?「きたか。しかしまあギリギリうまくいったという感じだったな…」

謎の声はジュンに話し掛ける。
ジ「またお前か…一体なんなんだよ?」

?「覚えてないのか?…まあいい今回の一戦はこちらの勝ちだ。」
謎の声はやはりよくわからないことを口にする。
ジ「覚えてないやら勝ちとかまたわけのわからないことを…そうだ金糸雀達は?」
?「…それは自分で起きてから見るんだな。(力を使えたのは一時的な物か…まあこの時点では仕方ないな。)」
謎の声の言葉にジュンのまわりはまた歪んでいく。

ジ「またかよ。お前の名前…いやもういいじゃあな。」
?「ああ。…名前…か」
もう慣れたのかジュンは別れの言葉までいって消える。
?「それで?いつもいつもなぜここにいる?ラプラス」
前回同様なにもない空間より人影があらわれる。
ラ「いやいや今回は敗けましたよ。私の予定では最低でも銀髪の彼女は死ぬ予定でしたが…」
?「毎度ながらむかつく計画だな。」
ラプラスは少し笑いながら返事を返す。

ラ「そうしないと終わってしまうじゃないですか。それは困りますからね。」

?「今回で最後にしてやるさ。」

謎の声は少し怒ったような声でラプラスにそう言った。
ラ「まあ予定通りではつまらないものです。」

予定変更さえもわかっていたという感じでラプラスは話す。

?「ならお前にとってこちらが今回呼んだ彼らはお前にとっては喜ばしいことかな?」
少し挑発気味に謎の声はラプラスに問い掛ける。
ラ「彼らですか…可哀想に何も知らずに物語の新たな役者となりましたか…。」
?「あいつらならジュンの手助けをしてくれるはずだ。」
謎の声は自身をもってそういう。
ラ「新たなイレギュラー。私も計算しなおさないといけないようですね。それでは…」
ラプラスは呟きながら闇へと消える。
?「今回は干渉しすぎた。しばらくは干渉できそうにないな…まあしかたないか…(水銀燈の呪縛も解けたしな…)」

謎の声もつぶやきながら消える。


ジュン達のいる街とは違う街の門の前に二人の男がいた。
?「まったく持って面倒だぜ。」
?「そういうなよベジータ。あいつのためだろ?」

髪を逆立て巨大なハンマーを持った筋肉質の男に小柄な男がそういう。
べ「はっ。そんなんじゃないさ笹塚。ただの力試しさ。」
笹「素直じゃないな。」
二人はそんなことを喋りながら街を出る。





舞台裏
ジュン&笹塚&ベジータ
ジ「これで九章はおわr」
べ「うおおおおぉ。ついにこのベジータ様の登場だぁあああ。」
ジ「ベジータうるさい。」
笹「そういえばジュン。ベジータ宛てに手紙が届いてるぞ」
べ「なんだ?俺様へのラブレターか?」
ジ「なになに?差出人は苺大福、アッガイ……」
笹「誰だか即効でわかるな。」
ジ「内容は…ヒナより先に出て殺されたいの~?と…じわじわとなぶり殺してくれる…だってさ。」

笹「ベジータ命の危機だな。というか薔薇水晶の言葉フリーザの…」
べ「いや照れ隠しにそんなことを書いてるんだぜ。その先にはなにも書いてないのか?」
ジ「あとは殺が続いて最後に夜道には気を付けろだそうだ。」
べ「は…はは…ここからが本当の地獄だ…」

笹「…まあジュンあれはほっといて次はどんな話?」
ジ「水銀燈と真紅の話をまとめて。その後お前らが活躍するとかしないとか…」
笹「そうかそれはいい話だな。」
ジ「いやそれが今活躍したら翠星石の逆鱗に触れそうなんだよね。僕もさっき思いっきり殴られた。」
笹「それは…怖いな。」
ジ「だからほどほどにな。」
笹「了解。まあ出ないかもしれないけどな。」

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