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七章「潜入」

水銀燈が去ったあと翠星石は急いで真紅達に金糸雀がさらわれたことを伝えにいく。
翠「真紅、ジュン大変ですぅ。」
真紅「騒々しいわね。どうしたというの?」
真紅はジュンに紅茶の入れ方を教えていた。
翠「それが水銀燈とか言う奴にいきなり襲われて金糸雀が…金糸雀がさらわれたですぅ。」
その言葉に一気に真紅の顔が歪む。
真「水…銀燈?それは本当なの?本当に水銀燈と?」
翠「金糸雀も言ってたから間違いないですぅ。それより蒼星石はどこですか?」
ジ「水銀燈だれだ?蒼星石ならさっき帰ってきて部屋に戻ったけど…」

翠星石は急いで蒼星石を呼びにいく。
蒼「つまり真紅の幼なじみある水銀燈が金糸雀をさらったの?」

翠星石は全員に一部始終を説明する。
翠「そうですぅ。ジャンクがどうとか言ってたですぅ。」
真「水銀燈…そこまで…そこまであなたわ…」

翠「とにかく街の北の廃墟までさっさといくですぅ。」
ジ「真紅ほらいくぞ。」

真紅は椅子に座ったまま落ち込んでいた。
真「そ、そうね…。まずは行って見ないとなにも始まらないわね。」
ジュンに対しての強がりなのか真紅はそういって一番先にドアに向っていく。

街をでて北に行った洋館の廃墟。ジュン達はそこに入っていく。
翠「な、なんですか?ここは悪趣味も良いところですぅ。」
洋館は壁はボロボロ、鏡は割れ、鼠や虫がそこら中に這っていた。
蒼「本当にそうだね。それで金糸雀はどこに?」

ジ「とりあえず一部屋ずつ探してみよう。」
ジュンがそういうと真紅以外は散らばり部屋を開けていく。
真「……こういう時は…早くしないと…」
そういうと真紅は洋館の奥へと進む。
ジ「…」

ジュンは無言で真紅の後を追う。
翠「どこにもいないですねぇ。蒼星石~いたですかぁ?」
蒼「いやいなかったよ。」
少し探して蒼星石と合流する翠星石。蒼星石の方も収穫は無しだったようだ。

翠「真紅達はどこですか?」
蒼「まだ探してるんじゃない?僕達も探さないと…」
話している翠星石達の前に黒い影があらわれる。

蒼「まったくいるとは思ったけどこんな時に…」
翠「…骸骨ですか。てっきりゾンビだと思ってましたが…ちゃっちゃっと片付けていくですよ。」
蒼「そうだね。レンピカ」
蒼星石がそういうとレンピカは鋏となる。

骸骨の数はざっと見ただけで二十はいる。武器はボロボロではあるが刀や槍である。
蒼「翠星石ここでスィドリームを使える?」

翠「う~んやれるですがここまで壁がボロボロですと壊れる可能性があるですぅ。いったん外に出たほうがいいですね。」

そういって翠星石は出口辺りを見る。そこには骸骨の数体が道を塞いでいた。

蒼「じゃあここは僕にまかせて…」
そういうと蒼星石は鋏をかざし骸骨に突っ込んでいく。多いとはいえやはり骸骨。素早い蒼星石の動きについていけず次々と破壊されていく。
ものの数分で大半を破壊する蒼星石。そのとき

翠「離すですぅ。汚い手でさわるなですぅ。」

蒼「翠星石!?」

まだ残っていた骸骨に翠星石は捕まる。
蒼星石に対して人質とばかりに顎をカタカタいわせながら翠星石に剣を向ける。それに蒼星石は鋏をおろす。
翠「やめるですぅ。この骸骨野郎さっさと離すですぅ。」
残る骸骨が蒼星石に近づいていく。そして蒼星石に剣を振り下ろす。しかしその瞬間翠星石を人質にしている骸骨を含め骸骨はすべて一掃される。
そしていつのまにか蒼星石は翠星石の隣に移動していた。

蒼「……」
一瞬の間に骸骨を倒し翠星石のもとに行った蒼星石冷徹な顔を浮かべながら崩れる骸骨を見つめる。

翠「(スイッチ入っちゃってるですぅ。前のケルベロスもこれであんなことに…)」
なにやら昨日のことを思い出し複雑な表情を浮かべる翠星石
蒼「さぁ金糸雀を探そう翠星石」
翠「わ、わかったですぅ。」
少し動揺しつつ翠星石は蒼星石についていく。

その頃真紅は…

真「まったくこんな時に…」
七匹ほどの骸骨に包囲されていた。翠星石達程ではないが一人で相手にするには多い数だ。
真「しかたないわ。ホーリエ」
ホーリエによって剣に炎をまとわせ骸骨の固まりに撃つ。
四匹の骸骨葬る。しかし残りの骸骨の一匹が真紅に向っていく。
ジ「危ない。」

真紅を追い掛けてきたジュンがそれに気付き急いで止めに入る。
真「ジュン…どうして?」
ジ「僕はお前の下僕なんだろ?それより先に行けよこれくらい自分でなんとかするから」
真「ジュン……ありがとう」

真紅はジュンの気遣いに感謝し先を急ぐ。
ジ「かっこ付けたけど大丈夫かな?」

剣をかざしながら不安そうにジュンは骸骨と向かい合う。

ジュンはスライムの時同様骸骨一匹縦に粉砕する。
ジ「なんだあんまり強くないな?」
しかしそれは骸骨達の戦法。バラバラになった骸骨はジュンに普通より多くの死角を作る。残った二匹は一斉に槍でつく。
?「後ろに飛べ」

ジ「!?」
聞き覚えのある声。ジュンは即座に後ろに飛ぶ。
ジュンがいなくなり狙いを外した槍は空を突く。

?「槍をもつ骸骨なら近づきすぐにけりを付けろ。」
ジ「またか…でもまあいまはありがたい…かな」

謎の声の言葉に従いジュンは先にあたらないように近づく。
骸骨は目標を失った槍の先を戻すのが遅れジュンを簡単に近づかせる。
?「骸骨の弱点は頭だ。」
ジ「それくらいわかってるよ。」
そういってジュンは一匹の骸骨の頭を縦に一線して砕く。
その後すぐにもう一匹に体を向け剣を振る。
頭を砕かれた骸骨は糸の切れた操り人形のように崩れ落ちる。
?「まったく骸骨ごときに時間が掛かりすぎだ。」

ジ「うるさい。大体なんでお前の声がまた聞こえるんだよ!?」
謎の声にジュンは聞く。
?「前にこの接触が大事だといっただろ?つまりこうゆうことだ。」

ジ「これいつもなのか?」

?「いつもではない。そこまでの干渉はできない。それよりこの先何があっても気をしっかり持て…(そうすれば…)」
ジ「どういうことだ?何か起きるのか?」
そういう謎の声にジュンは質問する。
?「さあな。未来は一刻々々かわっていく。未来を知ることは誰にもできないさ。」
ジ「たしかにそうだけど…。そうだ。お前は誰なんだ。」
?「そのうちわかるさ。呼びたければ…んっ」
謎の声とジュンが話していると翠星石達が追い付いてくる。
翠「どうしたですかジュン一人でしゃべって?宇宙から電波でも届いたのですか?」
?「じゃあ頼むぞ。」
翠星石達がジュンの近くにくる前に謎の声は消える。
ジ「おい。まったく…」

翠「…ほぉ~無視とはいい度胸ですねち・び・人・間」
無視されたことに怒り翠星石はジュンに蹴りを入れる。
蒼「翠星石まったく君は…。それよりジュン君真紅は?」
翠星石の蹴りをうけて悶絶するジュンに蒼星石が尋ねる。
ジ「痛~なにするんだ翠星石…そうだ忘れてた早く追い掛けないと…」
そういってジュンは真紅の通った道を急いで進む。

翠「待つです。ちび人間」
翠星石達もジュンの後を追う。

屋敷の一番奥の部屋そこに水銀燈と金糸雀はいた。

金「水銀燈離すかしら。これ以上ふざけると本気で怒るかしら。」
金糸雀は黒い羽で両手両足を壁に張りつけられながら水銀燈に意見する。
水「あらぁ~あなたが怒っても怖くも何とも無いわぁ。」
金「なっ!?そ、それよりなんでこんなでするかしら?」
それをきいた水銀燈はうれしそうに答える。
水「あの真紅をぉジャンクにするためよぉ。」
金「なぜそんなことするかしら。あなた達は幼なじみで親友で…」
水「うるさい!!」

金糸雀がいい終える前水銀燈が叫ぶ。
水「やめなさい。聞きたくないわ。友情?優しさ?反吐が出るわ。」

金「なにをいうかしら真紅は貴女のために…。痛」
金糸雀がめげずに説得しようとするが手足を縛る羽の締め付けが強くなり最後まで喋れない。
水「うるさい子はお仕置きしなきゃねぇ。知ってるぅ?同じ場所に同じ力を掛け続けるとぉはじめは堪えれてもその内堪えれなくなって壊れちゃうんだってぇ。あははははは」

それを聞いた金糸雀の顔から血の気が引いていく。
金「や、やめるかしら痛いかしら。」

水「やめてほしいのぉ?そうねぇじゃああなたの精霊を渡しなさぁい。」

金「ピチ…カートを?なんで…かしら?」

繰り返す痛み耐えながら質問する金糸雀に水銀燈は笑いながら答える。
水「あなたが渡せば能力は使えなくても操ることくらいできるのよぉ。」

金「それを…何に…何に…使う…かしら?」
水「だからさっきから言ってるじゃなぁい。真紅をジャンクにするために使うのよぉ。」
それを聞いて金糸雀は決意する。
金「なら…なら…絶対…渡さない…かしら。」

水「はぁ?いま何ていったの金糸雀」

金糸雀の返答に水銀燈は少しイラつきながら質問する。
金「渡さないかしら。絶対に!!」
涙目になりながらしかし力強く答える金糸雀
水「そう。ならいいわ。あなたもジャンクになりなさい。」
水銀燈の一声で黒い羽の締め付けがさらに強くなる。
金「やめ…」

その時限界をこえた金糸雀の右腕が嫌な音をたて折れ曲がる。その痛みに金糸雀は悲鳴をあげる。
水「やりすぎちゃったかしらぁ?まあいいわぁ。どうせ真紅を呼ぶための餌なんだからぁ。」
そういって水銀燈は金糸雀の拘束を少しだけ緩める。




舞台裏
ジュン&金糸雀&水銀燈
ジ「え~と七章終わったけど……なぁ。」
金「なんかカナの扱いがひどいかしら~。」
水「まったく私だって何よあれ冷徹すぎるわ。」

ジ「突っ込みどころは大量にあるな。ただ……僕の出番が少ない。」
金・水「そんなこと聞いてない/かしら~。/わぁ。」
ジ「まああれくらいないとな。」
金「で次はどうなるかしら?というかカナの腕はどうなるかしら!?」
水「私だって真紅とどうなるのよぉ。」
ジ「知らん。」
金「じゃあこれの意味はなにかしら!?」
ジ「それも知らん。」
水「ぐだくだねぇ。いまさらどういうわけでもないけど…」
ジ「まあしかたないだろ。しかし金糸雀結構いい役もらってると思うけど気のせいかな?」

金「ど、どこがかしら!?それならジュンだって…」
ジ「そうか?」
水「私よりはいい役だったとおもうわぁ。」
ジ「まあそれはおいといて今回一番強そうに見えたのはやっぱり蒼星石だよな。」
金「たしかにあの蒼星石はやばいかしら。」
水「メチャクチャ強く見えたわぁ。あの蒼星石は…」
ジ「絶対怒らせないほうがいいな。」
水・金「それは絶対/ねぇ。/かしら~。」
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