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21

巴「くやしいな…」
J「でも感じちゃう?」
巴「…のっけから変なツッコミを入れないで…」
J「そ、そっちからふっておいて…」
巴「…あれだけのセリフでそっちにもっていくのもどうかと思うけど。そうじゃなくて、17の話を覚えてる?」
J「あれか…お前から出るのは唾液だけとかいう…」
巴「そう、それ。あのあとどうせなら涙の方が、言われたけど、確かにそっちの方がかっこいいなと…」 
J「まだ気にしてたのかよ。でもあのときは一応食べ物の話をしてたんだし…」
巴「そうなんだけど、気付けなかったのが少し悔しいかなって」
J「ふぅん…そういえば、柏葉も泣いたりするのか?」
巴「…それ、ひどくない?」
J「ご、ごめん…」
巴「ふふ…いいよ、確かに私が泣いてる姿って、あまり想像つかないかもね」
J「別にそんなこと…」
巴「でも、泣きぼくろなんてあるんだけど」
J「あんまり関係ないような…ってかその泣きぼくろ、人相学的には、息子に泣かされるって意味があるとか…」
巴「え…さ、桜田くん…」
J「まぁ別に気にするようなことでもないけどさ」
巴「桜田くん…気が早いよ…子供だなんて…」
J「…は?」
巴「そっか…じゃあ娘を生まないとね…でもこればかりはわからないから…」
J「お前は何を言ってるんだ」
巴「…でもやっぱり男の子もほしいな、一姫二太郎が理想ね…泣きぼくろ、とったほうがいいかな?」
J「その勢いで一人称を僕にしてみてくれないか?」
巴「絶対とらない」

 



22

巴「パソコンばかりしてたら、ダメ人間になるよ?」
J「うるさいな、保守してるんだからほっといてよ」
巴「せっかく来たのにそんなことばっかりして…」
J「いつもいるじゃんか」
巴「なにみてるの?」
J「なんでもいいだろ?」
巴「言えないようなものなんだ」
J「な…そ、そんなんじゃないぞ!見たければ勝手に見ろよな!」
巴「…見えない」
J「その身長じゃ見えないか」
巴「桜田くん…抱っこしてちょうだきゃっ!」
J「か、柏葉!?どうした!?」
紅「ちょっと巴、いい加減にしなさい。人のセリフを真似しないで」
J「真紅!?」
紅「ジュン、あなたもよ。この真紅の下僕であることを忘れたの?」
巴「ついに来たのね…でも残念だけど、人形でもないあなたは桜田くんの眼中にもないわ」
紅「それはどうかしら?ジュンが赤くなる相手は私くらいなのだわ」
巴「その自信はどこからくるの?あなたは桜田くんのアリスの条件
  (より性格薔薇水晶で容姿蒼星石)にも入ってない…」
紅「人は自分のことほどわからないもの…それを教えてあげるわ」
J「お、おい…喧嘩ならよそでやってくれよ…」
紅「黙りなさい!このヒキコモリの変態マゾヒスト!」
J「痛っ…!なな、なにするんだよ…」
巴「真紅…?」
J「痛いって!や、やめろよ…ん…」
巴「あ…!桜田くんが…ちょっと嬉しそう…!」
紅「これが相性というものよ」

 



23

巴「こ、この変態チビ!」
J「な!?か、柏葉…?」
巴「…あんまり嬉しそうじゃないね、桜田くん…」
J「あ、当たり前じゃないか!何考えてるんだよ…」
巴「だって前回、真紅に罵られて嬉しそうだったから…」
J「誤解だって!それにその…柏葉に言われるとマジで傷つくっていうか…」
巴「どうして?真紅だと嬉しいのに?」
J「べ、別に嬉しくは…っていうか普段悪口言わないやつに悪口言われると『絆よ』は?」
紅「絆の力よ」
巴「真紅!」
J「いつのまに…っていうか適当なこと言うな!お前は常日頃からめちゃくちゃいうからだろーが!」
紅「そう、それが絆」
J「はぁ?だからわけのわからないことを……柏葉さん?」
巴「じゃあ…この根性入魂棒を毎日桜田くんに打ち込めば…私と桜田くんにも強い絆が!」
J「ちょ…な、なにを…いた、痛っ…真紅、助け…」
紅「ふふ、反省しなさい。アリスにもっとも近いのはこの私…」
J「そん…な…いた…やめ…かしわば…いたい…!」
紅「これに懲りたらもう下手なことは言わないことね。…そ、それに…最近二人とも仲が良すぎないかしら…
  いくら巴がドールだからって、元は人間なんだから…契約なんてバカなこと…って聞いてる?ジュン…」
巴「えい!えい!保守!えい!えい!」
J「あ…いたいけど…あ…うん…あ…!」
紅「…まさか、もう開眼したの!?」

 



24

巴「なにしてるの?」
J「見たらわかるだろ、ネットだよ」
巴「いつも見てるけど、どこ見てるの?」
J「どこだっていいじゃんか」
巴「…人には言えないようなところなんだ」
J「ち、違うよ!通販サイトだとか…そういうところだよ」
巴「あんまりいい趣味じゃないよね」
J「ほっとけ。わかったらさっさとどっか行ってよ。気が散るから」
巴「そんなに集中してるんだ」
J「…疑ってるな柏葉…そんなに言うなら見てみろよ。ほら、なんでもないだろ?保守してるだけだよ」
巴「うん…そうだね」
J「…なんだよその目は」
巴「履歴見ていい?」
J「見たら呪うぞ永遠に」

 



25

巴「桜田くん」
J「zzz…」
巴「…寝てる…せっかく来たのに。…パソコンつけっぱなし。保守でもしとこうかな」
J「zzz…」
巴「…寝てるよね。うんしょ。保守…と。ついでだし、ちょっとだけ中身を見てもいいよね…って、こ、これは!?」
J「んー…ふにゃ…うるさいなぁ…って、か、柏葉!?何してるんだよ、お前!」
巴「桜田くん…それよりこれはいったい何?」
J「か、勝手に見…あ、そ、それは…」
巴「答えてよ。これは何?この『昼下がりの犯され熟女~性欲をもてあます~』とかいう動画は」
J「違うんだ、柏葉!P2Pでネタで落として見てみたもので…ほ、本当に僕にそんな趣味はないぞ!
  あるはずないだろ!?信じてくれ、柏葉…」
巴「こんなのって…桜田くんがロリコンでもピグマリオンでも制服マニアでも受け容れられたけど、これは…」
J「違う、本当に違うんだ…」
巴「まさか、桜田くんが…」
J「柏葉…」
巴「桜田くんがみっちゃん狙いだったなんて!」
J「今お前死亡フラグたったぞ」

 



26

巴「ついに長編投下…パチパチ」
J「よかったなパチパチパチ…ん?誰かきたぞ」
金「薔薇乙女の頭脳派、策士金糸雀が楽してズルしていただきかしら~!」
J「とりあえず保守」
金「む、無視しないでほしいかしら!あ、巴、長編投下おめでとうかしら!雰囲気のいいとっても素敵なお話だったかしら」
巴「ありがとう。これからもお互い頑張ろうね」
J「…っていうかなにしにきたんだこいつ」
金「はっ…!そ、そうよ、今日はカナこそアリスに相応しいってことを見せに来たのかしら!」
J「いやいや、そんなことしなくても、金糸雀こそアリスだと思うね、うん、アリスアリス」
金「なんだかすっごくなげやりかしら!?」
巴「ほら、金糸雀、卵あげる。これで今日のところは…ね?」
金「!…こ、この策士金糸雀が卵くらいで…卵くらい…卵…」
J「柏葉…なんでそんなものを…っていうか卵だけもらっても仕方ないんじゃないか?」
巴「…それもそうね。じゃあご飯があるんだけど、卵かけご飯なんてどうかな」
金「…!そ、そうね、今日のところはそれで許してあげちゃおうかしら!」
J「なんでご飯が…っていうかそれでいいのか…」
金「卵を割ってかき混ぜて、ご飯にかけるかしら~」
J「あ…おい、かける前に窪みを作らないと…」
金「ひっ!?た、卵の白身があふれたかしら!?」
J「…遅かった」
金「あ、あー…すくってもすくっても白身がこぼれるかしらー…!」
巴「そうなったらもうダメよ。拭き取らないと…ほら、泣かないで」
金「た…卵が…もうだめかしら。こんなカナがアリスになれるわけないかしら…」
巴「げ、元気出して…」
J「こういう些細なミスすると軽く死にたくなるよな…」

 



27

巴「ドッペルゲンガー、襲来」
J「蒼星石か」
蒼「ドッペルゲンガーって…」
巴「私の方が先に出たんだから、私が蒼星石に似てるんじゃなくて、蒼星石が私に似てるというべきだと思うな」
蒼「な、なにそれ…いやそうじゃなく、今日は保守と…」
巴「自分がいかにアリスに近いかを見せにきたの?」
蒼「そんな大それたことは考えてないよ…。ただ、ジュンくん、君は僕の姿がアリスに近いと…」
J「あ…。それはその…べ、別に深い意味はないというか、その場のノリというか…」
蒼「…いいんだ、ジュンくん…それより…やっぱり、僕の性格はダメ、なのかな…」
J「は、はぁ!?ななんでそんなこと…」
蒼「そうだよね、『もう片方も切り落としては?その方が美しいよ』とか言っちゃう僕の性格でアリスなんて…」
J「そそそういう意味で言ったわけじゃ…お、おい…」
巴「なんか桜田くんやりづらそうだね…」
J「くそ、そんな目の前でこれみよがしに落ち込まれたって…どうしたらいいのか…」
巴「…仕方ないわね。…蒼星石。あなたは誤解してるわ。桜田くんのことをわかってない。これを見て」
蒼「…?…こ、これは…!」
J「なにを…って!これは僕の秘蔵のSMもの女王様の遊戯じゃないか!いったいどこから…」
巴「わかった?優しいあなたでは桜田くんを満足させることができないのよ」
J「か、柏葉、変なこと吹き込むなよ!」
巴「桜田くんを喜ばせるにはこう!えいっ!根性入魂棒!」
J「あ、いたっ!…んっ…!」
蒼「じゅ、ジュンくん…」
J「あ、そ、蒼星石…違うんだ…これは…『えいっ!』あ…うん…っ!」
蒼「…ニコッ」
J「…蒼星石?」
蒼「そのいきりたった真ん中の足も切り落としては?その方が美しいよ」

 



28

巴「桜田くん、雛苺がきたわ」
J「雛苺か…やっぱりアリスのことで怒ってるのか?」
雛「うゅ?ヒナはそんなことで怒らないのよ、ヒナはジュンやトモエと保守して遊んでいられるだけでいいの!」
巴「雛苺…」
J「柏葉…大丈夫か、目がやばいぞ」
雛「というわけでジュン登りなの~」
J「ばっ…!なにがというわけでだ!ひ、ひっぱるなー!」
巴「ひ、雛苺…そ、そんなことしちゃだめよ…」
雛「うゅ?トモエも登りたいの?」
巴「え…そういうわけじゃ…」
雛「(ヒソヒソ)翠星石が言ってたの、トモエはジュンが好きに違いないって。だからヒナが応援してあげるのよ!」
巴「そ、そんな…私は…」
雛「とりあえずお互いを下の名前で呼ぶのよ、苗字ってなんだかよそよそしいの~」
巴「し、下の名前!?そんなの…無理だよ…」
J「…おい、二人して何話してるんだよ?」
雛「うぃ?なんでもないのよ~、ジュン!…ほら、トモエ、とっても簡単なのよ?」
巴「う…えっと…じゅ…じゅ…」
J「柏葉?」
雛「もう一息なの!」
巴「じゅげむじゅげむごこうのすりきれかいじゃりすいぎょのすいぎょうまつうんらいまつふうらいまつ
  くうねるところにすむところやぶらこうじのぶらこうじぱいぽぱいぽぱいぽのしゅーりんがん
  しゅーりんがんのぐーりんだいぐーりんだいのぽんぽこぴーのぽんぽこなーのちょうきゅうめいのちょうすけ」
J「お前ほんとに大丈夫か」

 



29

巴「じ…じ…」
J「…?なに?」
巴「別になんでもないわ」
J「そうか…?」
巴「うん…ただ…じ…じ…」
J「…やっぱりおかしいぞお前。保守のしすぎじゃないか?」
巴「……それより桜田くん、『長門萌え』って言ってみて」
J「…なんで?」
巴「お願い」
J「…長門萌え。これでいいのか?」
巴「…次、『恋単と萌え単』って言ってみて」
J「懐かしい…っていうか意図がまったくわからないんだけど…」
巴「気にしないで」
J「……恋単と萌え単」
巴「…ありがとう」
J「…どういたしまして」
巴「…じゃあ私、帰る」
J「あ、そう…」
巴「おじゃましました。スタスタ」
J「……なんだったんだ……」

巴「…とりあえず、名前で呼ばれてみたけど、あんまり嬉しくなかったな…」
雛「トモエ、やり方がなんだか暗すぎるのよ…」

 



30

巴「桜田く…ってあれ?いない?」
蒼「ああ、ジュンくんは今留守だよ。保守してる」
巴「そうなんだ」
蒼「うん」
巴「……」
蒼「……」
巴「……」
蒼「……あ、飛行機雲」
巴「え?あ、ほんとだ…飛行機雲」
蒼「……」
巴「……」
蒼「……」
巴「……」
蒼「………ごめん、ちょっと携帯が…もしもし、翠星石?え、うん、わかった、今いく。……じゃあ、翠星石に呼ばれたから」
巴「そう、それじゃあね」
蒼「うん、じゃあまた」

J「ただいま…あ、柏葉か。あれ、蒼星石いなかった?もう帰ったのかな」
巴「今日ほど桜田くんを恋しいと思ったことはなかったわ」

 



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