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遂にこの時が来てしまった、結婚式まで逃げきれると思っていた、しかし忘れてはくれないんだね。それは水銀燈の一言で始まった
「そういえばジュンからのプロポーズを受けてないわねぇ」
「ギクッ!」
「言われてみれば1ヶ月ほど視察やら海外やらで忙しくて忘れてたですぅ」
「い……いや……あの……」
「是非とも聞かせて頂きたいですわ」
「いや、味噌汁じゃ駄目?」
「ダメに決まっているわ」
「ジュン…時間…あげるから…」
「考えてくるかしら〜!」
「覚えてやがれよ……」
悪態をついて僕は寝室に引っ込む、そして悩むこと数十分………
「思いっきりクサいぞ」
「十分だよ」
「話のネタにもなるね」
「じゃあいくぞ」
姉妹+巴が一列に並ぶ
「じゃあ水銀燈から」


「全員承諾ね」
そしてフランス一日目は幕を閉じた、ちなみに相部屋は雛苺だった
今日は二日目、親に会いに行く予定だ、遂にこの眼の秘密もわかるな、お忘れの読者はep14を参照<してほしいbr> 「じゃあローゼンさんやうちの家族に合ってすぐドイツに行くか」
「へ?何でですか」
「教会の問題だよ」
「なる程ねぇ、日本の生活がながくて忘れてたわぁ」
「どういう問題かまだわからないんだけど」
「カナが説明するかしら、ローゼン家はもともとドイツが起源、ドイツの主な宗教はプロテスタントかしら、一方フランスはカトリック、カトリックは厳しいから他の宗教の人の挙式はできないのかしら」
「僕はローゼン家と関わりが深いからプロテスタントだけど巴は確か神道だろ?だから何日か教会で教えを受けたんだ」
「プロテスタントは寛容だからある程度の教えを受ければ式が上げられるの」
「じゃあ日本人の教会での挙式の大半はプロテスタントってこと?」
「そうだね」
さて荷造りが始まった、と言っても一日しか泊まってないので大した荷物は無い、僕はふとテーブルの上にあった飴をいただいた、するとそれは雛苺のだったらしい、雛苺が愚図りだした
「ブワーン!ジュンがヒナの飴を食べたのぉ!」
「ゴメン、今返すよ」
「うよ?」
そうすると僕は雛苺に口移しで飴を返す、途中に雛苺の舌と僕の舌が触れた、その快感に酔いしれたのか雛苺は僕の舌を求めていく、やがて最高潮に達した時やっと解放された、僕らの口からは甘い香りのする糸が垂れる
「ヒナにも好きの糸ができたの…」
「ヒナ…」
その時、背後のドアが開いた
「ジュン、雛苺、準備は出来ましたか?……ジュン、その口のはなんですの?」
「い…いや…きらきー?」
「一番、とられてませんわよね?」
「は…はい…」
「雛苺、ジュンの一番は私が予約してますから横取りなんかしたら食べますわよ」
本当に雪華綺晶が雛苺を食べそうで怖い
「は…はいなの…ところで一番って何?」
「いや…それは…」

そして僕らは実姉ののり姉ちゃんと義兄のジャンさんに会いにいくために私有のガレージに向かった
「しかし何故お父様はフランスに来させたんだろう?そのままドイツに行けばいいものを」
「思いつきですぅ」
「それもあるけどやっぱりこれだね」
僕はガレージを開く、そこには五人乗りのファミリーカー2台とスポーツカー一台があった
「ジュン君これムルシエラゴじゃない!いいな、乗りたいな!助手席に乗せて!」
「蒼星石、抜け駆けは駄目なのだわ。それにこの二台で足りるでしょう」
「あっでも姉ちゃんと義兄さん乗せるから足りないし」
「悪いけど私はジュンのに乗らないわぁ、ランボルギーニでしょうそれ?」
「ランボルギーニ?……翠星石もゴメンですぅ!」
「思い出したかしら…ムルシエラゴはカナもゴメンかしら」
「ていうか…見たまんま…あれだよね?」 「あれですわね……私とばらしーちゃんもパスですわ」
「な…何でなの?」
「真紅さん…ランボルギーニを知らないんですか?」
「あっ!ヒナ知ってるの、カウンタックの会社なの」
「真紅、これ300km/hくらいでるよ?」
「そんなのが楽しいのはスポーツカー好きの僕や蒼星石くらいだよ」
「やっぱり私も遠慮するわ」
「やった!助手席もらい!」 「じゃあこのランスって街で合流ね」
そして僕はムルシエラゴのエンジンをかける、スーパーカー独特の唸りの後ムルシエラゴはパリの街を爆走した……
それからいくらたっただろうか?ランスで残りのみんなと合流した後にのり姉ちゃんと出会った
「のり姉ちゃん、ジャン義兄さん久しぶり」
「ジュン君、私たちの帰国以来だから2ヶ月ぶりね、いい子にしてた?」
「また大きくなったな」 「もう、子供じゃないから」
「お久しぶりです」
「久しぶりなの〜!」
「ご無沙汰ですぅ!」
「お元気そうで何よりです」
「久しぶりね」
「みんな大きくなって、お姉ちゃん嬉しいわ」
「再会の会話はいいから早く教会に行かない?」
「それもそうねぇ」
「お!ムルシエラゴか、前はフェラーリF40だったよな?」
「ジュン君、僕もフェラーリみたいなぁ」
「あぁ、ムルシエラゴもフェラーリも日本に持ち帰るから見れるよ」
「なんか僕は幸せだよ」
さらに東へ、そして遂に式場にたどり着いたのだった、そして親父との再会、たっぷり聞かせて貰おうか、僕のこの眼と血の秘密をね
to be continue.
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