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とある防波堤にて

釣り人A「お…おい、あの女の人また釣ったぞ。」
釣り人B「マジかよ!?もう8匹目だぜ?」
釣り人C「俺らどころか周りはまだ一匹も釣れてないってのに…」
その女性は長い黒髪を後ろで結わえ、メガネとそばかすを称え…そして何故か仕事帰りのようなリクルートスーツを着ていた

釣り人A「俺…ちょっとなんか秘訣があるのか聞いてくるよ…」
釣り人C「あぁ、頼む…」


釣り人A「す…すみません、先程から好調のようですが何かコツでもあるんですか?」
釣り人の1人がその女性に聞いた時、女性はにっこり笑ってただ一言だけ答えた
「生活が懸かってますから。」
と…





ジ「さてと…ニュースでも見るか。」ピッ

リポーター「今日は桃種市に新しくできた激安スーパーを生中継したいと思います。」
ジ「お、なんだ結構近くじゃないか。」
リポーター「え~…間もなく一斉にタイムサービスが始まるともあって店内は騒然としております……あぁっと!遂に始まった模様です!ご覧ください!すごい人が一斉に…」
ジ「うわぁ…すごい勢いだなぁ……ん?」
その時ジュンはその人だかりの中に見覚えのある人影を見つけた…
『えぇい!離しなさい!!この卵はカナのために絶対に渡さないんだから!!』ゲシゲシ
『いぃよっしゃあ!!牛肉ゲーット!!』
『もやし…捕ったどーっ!!』
ブラウン管に写るポニーテールで眼鏡をかけた女性は並み居るおばさん集団を掻き分け次々に激安食材をゲットしていった
ジ「(゜Д゜)」
やがてタイムサービスが終わると会計を済ませた客たちはぞろぞろと店の外へと歩いて行った
リポーター「す…凄い人がいましたね…ちょっとお話を伺ってみます……すみませーん!!あの…凄い勢いでしたね?」
「ふっ…ここは戦場よ?情けや隙を見せる者は生き残れないわ…」
彼女は歴戦の勇士のように小さく笑うと満杯の買い物袋を携えて戦場を後にした…
ピッ
『ーーブツン』
ジ「……なんなんだろう?このやるせなさは…」






み「ウォール街の新星を目指すのよ!!うまくいけばサラリーマンが一生かけて稼ぐ金の何倍もの金が数日で…
  やるしかないわ、前へ進むのよ!!」
金「ああ、みっちゃん正気にもどってかしらー!!」

―1ヵ月後
み「乳酸菌関係、苺大福関係、紅茶関係の株の値段がうなぎのぼり!!ざっと300億は稼げたわね。」
金「すごいかしらー」

雛「みんな、うにゅーの商標登録をしたから権利金がざくざく入ってくるのー、
  だから好きなもの買いまくっていいのー!!」
銀「さすがねぇ。くんくん、ヤクルト…買い占めるのよぉ!!」
紅「よくやったわ!!紅茶紅茶紅茶!!!くんくんくんくんくんくん!!」
雛「うにゅーうにゅーうにゅー!!!!」

ニュースキャスター「世界中の紅茶、乳酸菌飲料、苺大福、某犬人形が
          一般市場から姿を消しました!!」

金「かしらー…」





み「はい、カナできたわよ。」
金「うわーい、今夜は鳥の丸焼きかしら。ご馳走かしら♪」
み「ふふふ、さぁ温かいうちに食べましょうか。」
金「はーい。いっただっきまーすかしら~♪」モグモグ
み「お味は…どう?」
金「うん!グーかしら~♪すっっごく美味しいのかしら~♪」
み「そう、よかったぁ。さ、いっぱい捕ってきたからどんどん食べ…ハッ!」
金「ん?今何て言ったかしら?」
み「な…何でもないよ。いっぱい食べてねって言ったのよ。あはははははは……」
金「?…変なみっちゃんかしら。」


翌日…
ジ「あれ?ここの公園のハト…なんか随分減ったような…」





とある公園にて…

み「ふんふ~ん♪……あら?」
お散歩中のみっちゃんはある光景を目にしてふと歩みを止めた
少年A「やーい、弱虫女~♪」
少年B「悔しかったら何とか言ってみろよ~♪」
少女「ひぐ…ぐすっ…うぅ…」
少年C「おめー泣き虫なくせに生意気なんだよ、もう幼稚園来んなよ。」
それは幼い男の子たちが1人の女の子をよってたかっていじめている光景であった
み「コラー!あなたたち、弱い者いじめはやめなさーい!!」
少年C「はぁ?あんた誰?」
少年A「関係ないヤツが口出しすんなよな。」
み(か…可愛くな~い!!でも大人の私が怒ったらいけないわよね…落ち着くのよみつ…時代はBecoolよ…)
み「お…男の子が女の子をいじめるなんてお姉さんダメだと思うんだけどな~…(ニコッ)」
少年B「はぁ?何言ってんの?おばさん。」
み「おばっ……∑( ̄口 ̄)
それ…もしかして私のこと?」
少年B「あんた以外に誰がいるんだよ?」
少年A「そうだよ、おばさんには関係ねーだろ!?」
少年C「おばさんは引っ込んで…」
『ドガァ!!』
少年達「「「!?」」」
み「………殺すぞ糞餓鬼……」
みっちゃんは横にあったコンクリートの壁を力いっぱい殴りつけ少年達を見据えた
その凄まじい形相はまさに夜叉般若そのものであった…


少年達「「「び…びええええええええぇぇん!!鬼婆ぁ~!!」」」
少年達はそのあまりの迫力に泣きながら走り去ってしまった
み「んだとぉ!?捕って喰うぞゴルァアアッ!!」
その時であった…
『ヒソヒソヒソ…ヒソヒソ…やだわぁ…』
み「へ?」
ふとみっちゃんが周りを見渡せば周囲の大人たちがこちらを見ながらヒソヒソと何かを話していた
主婦A「いい大人があんな小さい子供を泣かせて恥ずかしくないのかしらねぇ…」
主婦B「まったくですねぇ…親の顔が見たいですわよ…」
『ヒソヒソ…』
み「え…あ…ち、違うんです…これは…」
少女「びええええええええん!!このおばちゃん怖いよ~!!」
み「ちょっ…!!」
『ヒソヒソヒソヒソ…やっぱり…』
自分が庇おうとした女の子にまで泣き出されみっちゃんは四面楚歌に陥った
警官「すみません…ちょっとお話を伺えますかね?」
そしてそこにトドメとばかりに通報を受けた警官が職務質問にやって来たのであった
み「な…なんでこうなるのよぅ!?もう嫌あああああああああああああぁぁぁ~!!」


数時間後…
み「ただいま…」
金「あ、お帰りなさいかしら、みっちゃん。随分長いお散歩だったわね?」
み「うん…ちょっとね……ぐすん。」





金「みっちゃんはSかしら?Mかしら?」

み「えぇ!?いや…あの~…どっちかっていうと……リードするよりかはされるほうが理想というか……って何聞いてるのよもう!?」

金「みっちゃんこそ何言ってるかしら?カナはポテトのサイズを聞いてるのかしら。」

み「え!?あ…その…Mで…(///)」




保守




み「はい、カナ、ご飯できたよ♪」

み「あら?カナ、ここほつれてるわよ。縫ってあげるね。」

み「ここのデザインはもうちょっと大胆でもいいかも…妥協した作品は駄目よ?」
後輩「はい、やっぱり草笛先輩は頼れるなぁ。」

金「みっちゃん今日もキレイかしら~♪」
み「ふふ、ありがとう♪カナ。」

草笛みつ2X歳、家事万能、器量よし、容姿端麗の働く女性!
み「花嫁修行もバッチリよ♪」





しかし相手は未だにおらず……

み「放っといてよ……」





みっちゃんが会社の飲み会に参加しています

み「じゃあ私張り切って一気飲みしちゃいま~っす♪」
後輩「草笛先輩待ってました!!」
上司「やっぱり草笛君がいると場が盛り上がっていいなぁ。」
み「いや~、そんなこと…///」
同僚「みっちゃんはムードメーカーだからね。じゃ、コールは任せて♪」
み「ではでは…」
一同『みっちゃんが飲む~ぞみっちゃんが飲む~ぞみっちゃんが飲む~~ぞ~♪』
み「草笛みつ、いっきま~す♪」
『グビッ…グビッ…』
一同『ハイッ♪いっきおっくれ!いっきおっくれ!!』
み「…」
一同『♪うっれのっこり、うっれのっこり!!』
み「………プハァッ!!」
一同『わー!!』パチパチパチ
み「………」




数時間後…
金「みっちゃん今日は遅いかしら…」
『プルルルル…』
金「あ、電話かしら。
はい、もしもし……あぁ、みっちゃんの同僚さん……えぇ!?みっちゃんがヤケ酒起こして急性アルコール中毒に!?今病院に運ばれたって……一体みっちゃんに何があったのかしら!?」





み「ふんふ~ん♪」
金「あれ?どうしたのかしら、みっちゃん。」
み「えへへ♪これこれ。」
金「これ…ワインかしら?」
み「うん、今日部長がくれたんだ。」
金「どれどれ…わぁ、30年前のワインかしら!!」
み「私ワインにはちょっとうるさくってさ、たまにはこういういいヤツを飲んでみたいな~って話たら今日持ってきてくれたの♪」
金「よかったじゃないみっちゃん♪」
み「うん♪じゃあ今夜は早速いただくとしよっか♪」
『トクトクトク…』
み「うん、いい香り…ではでは…」
『コクっ…』
み「…スッキリてしていながらも渋さと甘味のバランスが素晴らしいわ……やっぱり普段飲んでるのとは別物ね。」
金「うーん、カナにはよくわかんないのかしら…」
み「ふふ、カナにはまだちょっと早いかな?ワインは熟成させただけ美味しくなるの。若いものではまだ深い味わいも出ないし風味も乏しい…
それは人生も同じことなのよ?」
金「へぇ~、まるでみっちゃんみたいかしら♪」
み「………」
金「みっちゃんもワインみたく熟成されたから今みたいに味わい深くなって……ってみっちゃん!?何高いワインをラッパ飲みしてるかしら!?勿体無いかしら!!」

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