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この世に嫌われている女、あの世に嫌われている男の続き



「柿崎おいす~」

おいす~じゃないわよ

「なんでぇ、見舞いに来てやったってのに」

病人においす~なんて言わないわよ

「そうか、じゃあお見舞いに持ってきたこの大きなプレゼントは廃棄処分だな」

勝手になさい

「へいへい、じゃあ水銀燈、廃棄処分だって」

ちょ、水銀燈て…

水銀燈「めぐに言われたんじゃあしょうがないわn(ry」

有り難く頂きますから水銀燈を解放してあげなさい。
このままじゃ窒息するわよ


「へいへい」

しかし何で水銀燈をプレゼントにしようとしたの

「え~…たまたま居たから袋に押し込んだ」

それって拉致って言うのよ

水銀燈「全くぅ、私の身になりなさぁい」

「やだ」



水銀燈「(´・ω・`)」

水銀燈「じゃあ私は帰るわぁ」

ずいぶん早いお帰りね

水銀燈「これ以上居るとジュンとの待ち合わせに間に合わないわぁ」

「大変だな」

誰のせいで此処に来ることになったんだか…

水銀燈「じゃあねぇ」


…本当に行っちゃった…

「あ、そうそう忘れてた」

?

「柿崎の手術の日取りが決まったから」

え~

「え~じゃない、今回の執刀医はブラックジャックだぜ」

腕が良い先生って聞いてるけど…

「大丈夫」

ま、今回は君の顔を立ててあげる

「ありがたいねぇ」

治ったら…ちょっと行きたいところあるなぁ…

「治ったらじゃない、治すんだろ」

どっちでも良いわ。とりあえず治ったら私…みんなとどこかへ遊びに行きたい

「へへ…じゃあ絶対治さないとな」


「さて、じゃあ帰るとしますか」

いつでも遊びに来なさい

「そうさせて貰うよ」


全く…って、前回はこの後に車にはねられて大惨事になったけど今回は大丈夫かな…


-2時間後

「ったく…」

あちゃー…本当に当たっちゃったわ…

「また事故か…何だか新記録を立てそうだぜ」

私は病室に強制連行される入院患者を初めて見たわ

「ったく…ひかれたってったっても普通に歩けるのに…」

いや、それって何かあるんだよ。うん


先生「やあ、君が入院してる理由を今から教えようか」

「はい、というより今すぐ教えろ」

先生「君、前回の事故の後遺症が出始めてるよ。特に運動機能の低下」

「何でそんなのが分かるんすか」

先生「今回診察室に運んだときにした問診」

「ああはい」

先生「この後遺症は手術で治せるからね。君にはそれまで入院して貰うことにしたんだよ」

「そうっすか」


で、理由は何だったの?

「前回の事故の後遺症」


それは大変ね

「このままにしておけば、一生寝たきりになるかもしれないんだと」

それを笑顔で言える君が凄いと思うよ

「ま、とりあえず手術まで入院。執刀医はブラックジャック先生だと」

あれま奇遇

「ブラックジャック曰わく『手術をするのに一人増えたくらいじゃ変わらない』そうだ」

凄い自信ね

「ま、治ったらまた運動出来るらしいけどね」

じゃあラグビーをまたするの?

「今のところはね」



今度はどんな怪我をするのか、楽しみだなぁ…

「おいwwwwwwwwwwwwwwww」

じゃ、私はもう寝るね

「そうだな、俺も寝ることにするわ」







くだらない話ばっかりする私だけど、いつかきっと…君とどこかへ行きたい…
だから私…絶対に治すよ

あの世に嫌われた方々・完

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