新妻蒼ちゃん
あっ、ジュン君おかえりなさい♪今日もお仕事お疲れ様♪
え?高校時代の呼び方するなって?ふふっ…ジュン君は照れてるのかな~?
あぁっ、冗談だから拗ねないでよ~…
ほらほらっ、いつまでも拗ねてないでご飯にしよ?今日はジュン君の好きな肉じゃが作ったんだよ♪ねっ?
うんっ♪じゃぁカバン貸して?その間に着替えてきてね♪あ、そのまえに……//
んもうっ!わかってるくせにぃ……//
うー……ただいまのちゅー…して?//
えへへっ♪ありがと♪すぐご飯にするねっ♪
JUM視点
ただいま~…今日も疲れたよ…
…なんで高校時代の呼び名で呼ぶんだ?恥ずかしいからやめろって…
なっ!?てっ、照れてなんかないっ!//ふんっ//
いーや。僕は怒ってるんだっ!
にっ、肉じゃがっ!?うっ……あー…しかたないな、もう怒ってないからメシにするか。
んー?どうしたのかなー?
なんのことだ?僕にわかるようにどうしてほしいのか言ってもらわないとな~♪
ふふっ…はいはい…
ちゅっ
ほら、お姫様はこれで満足か?
幸せってこういうことを言うんだろうなぁ…
ふぁ…もう朝か…
ジュン君起きてー?朝だよー?
むー…ジュン君っ!休みの日だからってお寝坊さんはいけないんだよっ!起きなさいっ!
もぉっ…毎日仕事で疲れてるのはわかるけどさぁ…休みの日くらい僕にかまってよぉ…
うー……や、やっぱり眠りの森の王子さまを起こすにはお姫様のキスしかないのかなぁ…?
でもそんなの…//
じゅ、ジュン君が起きないのが悪いんだからねっ!//
ん……
ちゅっ
お、おはようジュン君っ!僕もさっき起きたとこなんだっ!すっ、すぐ朝ごはん作るねっ!
え?顔が赤いっ?気のせいだよ気のせい!//
ひゃぁっ!?
ねぇジュン君…もうリングなんて見るのやめようよぉ…
うー…怖いとかじゃなくてー…なんか見てたら気分が悪くなるっていうか…
だ…だから怖いんじゃないんだってばっ!
む…まだ言うのっ!?もうジュン君なんか知らないっ!
いーや、許さない!もう一緒に寝てあげないしキスもしてあげない!膝枕もぎゅーもしてあげないもんっ!
………反省した?
ううん…僕こそごめんね?
うん…ねぇジュン君…その…ぎゅってして?
えへへ…あったかーい…♪
あ、ジュン君おかえりなさい♪玄関まで出迎え行けなくてごめんね…
え?あぁ、掃除をしてたら学生時代のアルバムを見つけたから見てたんだよ。ジュン君も一緒に見よっ?
みんな若いなぁ~。でももう5年も前のことなんだよねぇ~…時がたつのは早いなぁ…
むっ…あのころと変わってないって?それは僕がまだ子供だって言いたいのっ!?
ぷっ…くくく…冗談だよ~wそんなことで怒るわけ…きゃっ!?ちょっとジュン君…//
ん…いきなり押し倒してキスなんて…ジュン君のばかぁ…//
ねぇジュン君…ジュン君はね、僕の初恋の人なんだよ?僕が最初で最後の恋をした相手…それがジュン君なんだよ//
ジュン君…僕は今すごい幸せだよ。僕は君を心から愛している…
ふふふ…ありがとう優しい旦那さまっ♪
さて、それじゃご飯作るから…どいてくれる?
えっ?ちょっとジュン君……ご飯遅くなっちゃう…やんっ…//
あ、おかえりなさいジュン君。今日もお疲れ様♪
どうしたの?なんだかしんどそうだけど……
あらら…営業で走り回って筋肉痛になっちゃったの?最近運動サボってたからねぇ……
あははは。ごめんごめん♪じゃぁ僕がマッサージしてあげるよっ♪
うんっ♪じゃぁうつぶせに寝転んでー?
んしょっ…んしょっ…うわー…もう筋肉パンパンだねー…
んっ…んっ…ジュン君どうかな…?
ジュン君の背中ってさ、おっきいよね…
ううん。そんな物理的な意味じゃなくて……
この背中が…僕を守ってくれてるんだよね…
ふふっ…毎日ありがとうね、ジュン君…♪
はい、マッサージおしまーい。じゃぁご飯にしよっか♪