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あれから、薔薇水晶さんから頻繁にメールが来るようになった
無視するのは悪いので返信を返す律儀な僕
まぁ、今回の話には関係ないけど

えと、ここからが今回のお話

…最近、困ったことがある。
正直、あの時の二の舞は勘弁だ
だけど、人と話すのが楽しいと思えてきた。
そんなことを俯いて考えていると、急に人影ができた。
誰だろうと思い顔をあげる 翠星石さんだ

翠「JUN…あの……えと、その………ですね」

……知り合いになってから、いや、クラスメートだったのだから前から知り合いだが…まぁ、翠星石さんと話すようになってからわかったことがある。
M字曰わく、翠星石さんは、口が悪い。もし、翠星石さんが可愛くなかったら友達がいなかっただろうなと言ってた
だけど、僕が思うには、翠星石さんは、素直に自分の気持ちを言えないだけなんだと思う
だから、遠まわしに言う。悪口を混ぜながら
あと、翠星石さんは意外に人見知りと言うか恥ずかしがり屋というか…まぁ、こうしてどもってるときは大抵お願いがあるときだ

J「翠星石さん? どうしたの?」

翠「えと…アドレスを……『翠星石ぃ 古典の教科書返してよ』

翠星石さんの言葉を遮って誰かが近寄ってくる


翠星石さんの言葉を遮って近寄ってきた人は、ジャージ姿だった。これから体育なのか、終わったのか ショートカットに中性的な顔立ち、一瞬、男の子と見間違いそうな容姿だ

翠「蒼星石ぃ まったく、何の用ですかっ! 良いところだったのに邪魔をしてぇ」

蒼「だから、僕の教科書返してよ」

僕…?女の子だよね?
J「えと、翠星石さんの友達?」

僕がそう言うと、蒼星石さんは僕のことをまじまじと見始め…

蒼「あぁ、君がJUN君だね?噂はよく聞いてます 僕は蒼星石 翠星石の双子の…『弟ですっ!!』(これ以上ライバルは増やせねぇです)

今度は、翠星石さんが、蒼星石さんの言葉を遮った
J「えと、聞いてるなら知ってるだろうけど、僕は桜田JUN」
……ちょっと待て
弟?
J「妹の間違いじゃ?」


一瞬、間があく
すると、蒼星石さんが嬉しそうな顔で

蒼「妹って言った!?ねぇ、妹って言った?」

J「…うん 違った?」

蒼「ううん!当たってる!」

少し興奮気味に話す蒼星石さん
自分のことを初対面で妹とわかる人は少ないらしく、嬉しかったそうだ
喋り終わると、嬉しそうに帰っていく。教科書も返してもらわずに…

蒼「JUN君か…///」


なんだったんだ…?溜め息をつく僕

翠「大丈夫ですか?普段は、あんな奴じゃねぇですよ 真面目で良い妹ですぅ」
J「あぁ、うん…そうなんだ そういえば、翠星石さんの用事は?」

翠「えっ? あぁ………」
言うか言うまいか迷っているようだ
ハァ… こういう時は、いつもの翠星石さんのとは別人のようだ
大きく息を吸い込む翠星石さん
深呼吸?
決心がついたようだ

翠「J…JUNは、友達がいねぇですから、もちろんメールする相手もいねぇです だから、優しい翠星石がしゃぁねぇからメールの相手をしてやるです」

そう言うと顔が赤くなる翠星石さん
思わず笑ってしまう僕

翠「なっ!何笑ってやがるです!! いいから、さっさと携帯だしやがれ!です」

J「ハイハイ」

そう言って携帯を取り出す僕
前の僕なら、断った。
僕は変わってきたんだな…


~美人8姉妹宅リビング~

薔「……カチカチカチ」

銀「あ~ら、薔薇水晶 もしかして、また、JUNとメールかなのしらぁ?」

薔「……うん」

銀「なっ!聞いたぁ?翠星石 また、してる……って、翠星石誰とメールしてるのだわぁ?」

翠「JUNです」

銀「なっ!?」
二階から蒼星石が降りてくる。その手には携帯が

蒼「JUN君って、良い人だよね翠星石」

銀「……蒼星石?まさかとは思うけどぉ、メールの相手は…」

蒼「ん?JUN君だよ」

翠・銀「なっ!?」
翠「いつの間にですぅ」
蒼「放課後にちょっとね」
銀「………私だけぇ」
そんな1日

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