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今、僕は薔薇水晶の家に向かっている。
時刻は夜の11:30分

今日は大晦日、と言っても後30分で新年だが。

こんな深夜に薔薇水晶の家に向かっているのは、つまり一緒に初詣に行くからだ・・・。

そして到着する。
相変わらずでかい家だ……

ピンポーン

「……はい」

「あ、薔薇水晶?今着いたよ」

「…わかった、今行くね。」


3分ぐらいたってからだろうか……薔薇水晶が来た。

…それと、もう一人。

「……雪華綺晶」


この間のクリスマスパーティー、唯一の欠席者。

そして、薔薇水晶の姉。


「JUM様、こんばんわ」

「こんばんわー」


二人とも着物姿だ……
すごく、綺麗だ……

なんていうか・・・恥ずかしいが見惚れてしまった。

雪華綺晶は白を基調とした薔薇の柄が映える着物。

薔薇水晶は紫を基調とした、同じく薔薇柄の着物。

…なぜか薔薇水晶はニーソックスを履いてるが………


「二人とも着物なんだ」

「えぇ、お正月になりますし」

「ねぇ、JUM…姉妹揃って同じ柄ってなんか萌え要素じゃない?」

「僕にはわからないな……それに、なんで着物なのにニーソックス履いてるんだ?」

「萌える?JUMが萌えるかと思って履いてきt」

「いや、別に」

「JUMひどい…まだ全部言ってないのに……………JUMはわかってないなぁ…」

「じゃ、早く行こっか?」

「……無視された」

「わかりましたわ」

「人の話を無視したうえにスタコラ歩いてっちゃうJUMなんかおみくじで中吉引いちゃえー!この寒さで風邪引いちゃえーそして長引けー、さらに小型犬に噛まれろー」

「中吉って中途半端で一番リアクションとりづらいんだよな……にしてもいちいち規模が小さいな……で、おいてくぞ?」

「え?あ、はわわ、待ってーお姉ちゃんー、JUMーおいてかないでよぉー・・・あぅっ」

あ、こけた

「おいおい、大丈夫かよ?」


「あらあら・・・クス」

「うー…、痛い……お姉ちゃん、笑わないで……。JUM、責任とっておんぶして。」


う・・・涙目か・・・その顔はずるいぞ薔薇水晶・・・

うーん、確かに少しは僕に非があるな・・・

「わかったよ……ほら」

「…え?え、いや、やっぱり歩けるからいいよぅ…それに……」

「涙目になってるやつが言う言葉じゃないな……それになんだよ?」

「……恥ずかしい(////)」

「いいから、乗れよ。」

「う…うー、わかった……(////)」


お、軽いな。


「ほらほら、愛を育んでないで早くいきましょう(ばらしーちゃんばかり……ずるいですわ)」

雪華綺晶に冷やかされ、照れながら僕らは歩きだした。


「うわー、人いっぱーい」

「本当ですわね……」

「うへー、多いな…帰りたくなってきた」

「よし、行くか」


にしてもさっきから人にばかり見られる……
さっきはああ言ったけど、やっぱりおんぶは恥ずかしいな・・・一つ勉強になった。


「あ、林檎飴ですわ」

「わたがし・・・」

「後でな、後で」

「「はーい」」


そんな保護者みたいなことをしてるうちにもう長い階段も後数段。


「はうぅ~長いですわぁ~」

雪華綺晶もくたびれてきたか……

「ふう、確かに疲れたな……こっちは送料込の荷物付きだし……」

「荷物……ショボーン」

「はは、軽いけどな」

「クーリングオフはしないでね……」

「はいはい」

「…JUM……落ちる」

「ん?そうか……よっ『ひゃっ!?』」

「ん?どうした?」

「JUMのえっち……」

「へ?なんでだよ!?」

「お尻……触った」


不可抗力だ……いや、断じてわざとじゃ……

ん?てことは今も……いやいやいやいや、もうすぐ新年を迎えるのにこんなやましい感情を……消えろ、僕の108つの煩悩よ!

「なっ!?ふ、不可抗力だって!?しょうがないだろ!?」

「JUMのむっつり、エロス、歩く性欲」

「……クーリングオフするぞ」

「ごめんなさい」

「やけに素直だな」

「こんなとこから落とされたら大変」

「知らんがな」

「・・・(#雪ω^)(またばらしーちゃんばかり・・・)」


「さ、着いたぞ」

チャリーン パンパン

「・・・」

「・・・」 「・・・」


薔薇水晶と雪華綺晶は何を願ったんだろう?


「終わった?」

「はい。」

「うん」


「新年、明けましておめでとう。…今年もよろしくな」

「こちらこそよろしくお願いしますわ」

「今年もやらしく」

「おい……」

「ごめん、よろしくお願いします」

「ところで、どんなお願いしたんだ?」

「……秘密」

「私も秘密ですわ」

「じゃあ僕も秘密ー」

「えへへ」

「クスクス」

「ははは」


新年早々……いい笑顔だなぁ……今年もこの笑顔が見れるのか…

今年も、よろしくな…。




おまけ JUM
「てか、林檎飴やらわたがし食べ過ぎだろ……」

「あの二人のお願いってなんだったんだろーな………」

僕は・・・
今年も薔薇水晶の笑顔が見れますようにって……ついでに言うとみんなが仲良く笑ってられますように……薔薇水晶のお願い、叶うといいな……

「さぁー寝るか…」




おまけ 雪華綺晶

「JUM様のお願い……気になりますわ……」

私は・・・

今年はもう少しJUM様に近付けるようになりたい……

「JUM様ったらばらしーちゃんばっかりずるいですわ……大体JUM様は……あ!林檎飴!ばらしーちゃーん、JUM様ー林檎飴売ってますわよー」




おまけ 薔薇水晶

「うーん……JUMのお願い…気になる」

私は・・・
JUMが傍にいてくれれば……後はいつもみたく…みんなと楽しくいられれば…今年も満足だな……

JUMのお願いも叶えばいいなぁ……

「あ…わたがし……お姉ちゃーん、JUMーわたがし食べたい」


  


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