水銀燈と金糸雀は吸血鬼のようです

「やぁっぱりコタツはいいわねぇ~♪」
「かしらー♪」
「去年は結局人間共の血はあまり吸えなかったわねぇ……あ、金糸雀蜜柑とってぇ♪」
「はいかしらー」
「ん…さんきゅ。(もきゅもきゅ)う~ん♪やっぱり蜜柑は美味しいわぁ♪」
「そんなに美味しいかしらー?」
「えぇ♪コタツで食べる蜜柑は最高よぉ♪あんたは相変わらず玉子焼きみたいだけどねぇ…」
「うんっ!カナ特性の甘い玉子焼きはとっても美味しいのかしらー♪大好きなのかしらー♪」
「ふぅん…じゃぁ人間の血とどっちが好きぃ?」
「玉g………ち、血に決まってるかしらー!」

「……ふぅん…?」
「あ、あははははー……かしらー…あ!ぎ、銀ちゃんこそヤクルトと血とどっちがいいのかしらー!?」
「………ばかねぇ、血に決まってるじゃなぁい」
「い、今の間はなんなのかしらー!?」
「そ、そんなこと気にするもんじゃないわぁ……」
「むー…」
「と、とりあえずぅ…今年もよろしくね?金糸雀♪」
「こっちこそよろしくかしらー♪」


「今年はあなたたちの血を吸いに行くかもよぉ?」
「かしらー♪」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2007年01月01日 02:03