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プロローグ?

私の名は金糸雀…通称カナ
けど皆正しく名前を呼んでくれない
私は今とある狭い場所に閉じこもっているかしら…それはどこかというと

ケーキの中…かなり大きいので十分隠れられるかしら
なぜ私がケーキの中にいるか…それはJUMのある助言から始まった…
一週間前
J「ちょっといいか?相談があるんだけど…」
金「なにかしら?」
J「実は…来週薔薇水晶が誕生日を迎えるらしいんだ…そこで一つ趣向をこらして
  楽しい誕生日にして祝ってあげるのが友人としてのつとめだと思うんだ…」
金「…で私にできることがあるのかしら?」
J「 あ る しかもこれは画期的な方法なんだよ!薔薇水晶の誕生日を盛り上げると同時に
  お前の存在を強く皆にアピールできるんだ!!」
金「な…なんと!私の存在をアピールできる!?それはつまり――
   皆が私の名前を覚えてくれるということかしら!?」
J「その通りだよ!」
金「ついに…ついに皆が私を正しく呼んでくれる日がきたかしら…
  よし…JUM、貴方とこの学校一の策士金糸雀で早速アイデアを練るかしら…」
J「わかったよカ…カナ…金森」
金「い…いま言ったばかりかしらー!!」


そしてその方法が…
①まずバースデーケーキの中に入って隠れる
②薔薇水晶がローソクの火を消す瞬間飛び出す
③そこでハッピーバースデーと高らかに叫び、プレゼントを渡す
④薔薇水晶感涙

この作戦を思いついた時自分の余りの聡明さに笑いが止まらなかったかしら…
でも良く考えると高いお金出して買ったケーキが無駄になるのと同時に
皆ケーキを食べられなくなっていじめられちゃうかもしれないかしら…おまけにみっちゃんにもらった服も汚れちゃうかしら
でも何かを得るには何かを捨てなければならない…犠牲も時には必要なものよピチカート

この作戦はタイミングが重要…一歩間違えれば取り返しのつかない寒い状況になるかしら…

オヒサマキョウモゴッキゲンカシラ♪ヒガサモバッチリー♪(携帯の着うた)
J「ん?…もしもし」
金「金糸雀かしら…ケーキの中から電話してるのだけど…
  当初の作戦では「薔薇水晶がローソクを消す瞬間に飛び出す」ということだったけど…
  あんまりこだわらなくてもいいと思うかしら…」
J「なるほど…オイシイ時があれば臨機応変に出ればいいということか…
  それは僕も賛成だけど…今は出ない方がいい」
金「なっなぜかしら?」
J「それは…皆がくんくんを見てるからだ 僕の言ってる意味わかるか?」
金「ええ…わかるかしら…今出たら確実に真紅と水銀燈に消されてしまうかしら…
  ていうか何で誕生日パーティをくんくん鑑賞会にするかしら」
J「ほら、薔薇水晶って内気だし、他ならぬ水銀燈の頼みだから嫌とは言えなかったんじゃないかな…
  まあ本人も僕の隣で面白そうに見てるし」
金「そう…でも『JUMの隣』ってどういうことかしら」
J「あ…薔薇水晶が腕にしがみついてきた…じゃいったん電話を切るぞ」


これは想定の範囲外かしら…しかもなんだかJUMもやる気なさそうに聞こえたかしら…
と考えにふけっていると――

金「!!」

オヒサマ(ry
J「…なんだよ今くんくんの謎解きタイムなのに…どうしたカナール?」
金「カ・ナ・リ・アかしら!…今大きな問題が発生したかしら…」
J「え…なんだ?」
金「…ケーキの方を見てみるかしら
  ――雪華綺晶がケーキを食べ始めたかしら…」

雪「もぐもぐもぐもぐ」

J「う?!予想外だ…」
金「まずい…かなりのハイペースで食べてるかしら…穴が開いて外から光が差してきた!」
J「まさかこんな形で光が見えてくるとは…おまけに光が(でこに)反射して中にお前がいるのがバレバレだ…」
金「う?!今雪華綺晶と目があったかしら!!」
雪「ジーッ……もぐもぐもぐもぐ」
J「今僕が何とかしておびき寄せたいところだが薔薇水晶の拘束から逃れられそうにない…
  幸い皆くんくんに集中してるからまだ大丈夫だ!終わるまでもう少しだから何とか持ちこたえてくれ」


――くんくん視聴終了――

蒼「さあそろそろプレゼントを渡そうか!
まずは真紅からくんくんのティータイムセットとぬいぐるみとストラップと(ry」
紅「ありがたく受け取りなさい――これでくんくんは常に貴方のそばにいるわ」
薔「……あ…りがとう…(ボソリ」
蒼「次に翠星石から園芸セットと薔薇の種のプレゼント」
翠「お…お前の家の庭があまりに貧相だから庭師としてほっとけないだけです!
…ちゃんと育てて綺麗な花を咲かせるですよ?」
薔「…ありがとう……(ボソリ」
蒼「僕からは帽子のプレゼント、雛苺からは苺大福一年分のプr(ry 水銀燈からはヤクルト一年b(ry 」
薔「……皆…ありがとう…(ボソリ」

紅「さあ、そろそろお開きにしましょう」
J「ちょっと待って、誰か…いや何かお忘れじゃないですか皆さん?」
薔「……」ギュ(JUMの手を握る)
J「え…」
薔「……うん…まだJUMからのプレゼント……もらってない…」
J「あ…ああ…ほらこれ…僕が編んだセーター…あったかいぞ?」
薔「……ぅ…ぐすっ」
J「?お、おい何で泣くんだよ」
薔「……JUMにプレゼントもらったし…皆も……すっごく…やさしくて…グスン」
J「ば…薔薇水晶…」


銀「あらあら湿っぽくなっちゃってぇ…ねえこれから皆でボウリングにでも行かなぁい?パーッと皆で楽しみましょお?」
蒼「二次会か、いいねそれも」
雛「ヒナは大賛成なの~!薔薇水晶はいいの?」
薔「……(コクン」
翠「よ~し、そうと決まればさっさと行くです!あ、料金は全部チビ持ちですよ」
J「なんでだよ!」

ガチャン(玄関のドアを開ける

薔「……JUMは…私と組む…・(///」
J「え!?(///」
紅「うっ?!……でも今日は貴方の日だものね…いいわ、特別に許してあげるのだわ」
銀「あぁ~ら、真紅も大人になったのねぇ~…まだ胸の方はお子様以下のようだけど」
紅「なっ!わ、私は昔から分別あるレディーよ!それに胸に話を持っていかないで頂戴!関係ないでしょ!」
雛「真紅、顔も服と同じでまっかっかなの~」

アハハ…アハハ…

バタン(玄関のドアが閉まる

金「……終始出られなかったかしら…皆私がいないことに気づかないし…
  おまけにJUMも私のこと忘れてるかしら…」
雪「……ケプッ(ケーキを食べ終えた)」

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