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『言葉』遊び Kapitel11
Ein letzt Kapitel

「大丈夫、さっき発信機をワゴンにくっつけたから」
ラプラスの問いに答える薔薇水晶。

そのまま携帯でどこかへ連絡を取っている
「こちら薔薇水晶。プランB発動、開始はヒトハチゴオマル。場所はまた連絡する」
「レーダーによると北方面ですね」
いつもはうっとおしく思える変態兎がこのときは悔しいほどにかっこいい。
車はピコーンというレーダーのさす一点を手がかりに北へ北へと移動していた。

ラプラスの運転する車(7人乗りできるセダンタイプ)は
運転手にラプラス、横の助手席でラプラスのナビや連絡を取っている薔薇水晶
真ん中の列は僕と、真紅と金糸雀が座っている。

真紅と金糸雀は二人抱き合い、ただ震えている。
後ろでは「ぐずっ」と半泣き状態の翠星石と彼女に肩を貸している蒼星石
蒼星石は少しうつむいているが、泣いているのかも知れない

あ~何なんだ、「鰐淵機関」遊びをしていたつもりが、いつの間にか
僕達が何かの事件に巻き込まれて、しゃべる猫が出てきたり、友達が
大怪我をおったり、雛苺と雪華綺晶がさらわれたり・・・
ありえねーよ・・・わけわかんねぇよ・・・



・・・
どうやら北の町外れにある廃工場の集落へ来たようだ。
レーダーのレンジを絞り込み、場所の特定を行う薔薇水晶
「ラプラス、あの建物」

指差した建物は、一部が崩れており、いかにもという雰囲気が漂っていた。

敷地内に入ると、さっきのワゴンらしき車が一台止まっている。
中に人の気配は無い。

「さっきつけた発信機がついてるから間違いない・・・それに足跡・・・」

多少ぬかるんだ地面になっているため、足跡がついている。
明らかにはっきりとした足跡複数人分

「みんな、降りて。行くよ・・・」
薔薇水晶に促されるまま車を降りる僕達


建物の入り口に目をやると・・・例の猫達がちょこんと座っている。
「こっちだよ・・・」猫が建物の中へ消えていった

「さ、行きましょう」薔薇水晶が進んでいく、ラプラスは・・・あれ?いない・・・
「薔薇水晶・・・ラプラスがいないけど・・・」
「大丈夫、ラプラスがいなくても問題ない」

建物の中は見えるところに明かりはない、窓らしきものは無く5mほどの
距離をもって猫達が先導するのがかろうじて見えるだけ

・・・たどり着いた先には、大きな扉があった。というか扉の感触だけがある。
「ここから先は君達で確かめるんだ・・・」そういい残し猫達は再び暗闇へと消えてしまう

「開けるよ・・・」
すぅーっと音も無く扉の開く感覚、開いた先も真っ暗で、何かあるかわからない。
おそるおそる中へ進んでいくと、バタンという音。扉が閉まったようだ。


「おい、みんなどこだ」
「ここにいるのだわ」
「ここよぉ」
「ここだよ」
「ここですぅ」
「こ、ここかしら・・・」

一人返事が無い。

「薔薇水晶・・・」
返事が返ってこない

突然カッという音とともに上から何箇所もサーチライトが僕達を照らし出す。
やはり薔薇水晶はいない。

「まさかとは思うけど、ひょっとして・・・」
真紅がつぶやく。心なしか顔が引きつっている


その刹那、激しい音が鳴り響く。そう、あの小太鼓の連打の音
サーチライトの半分がひらひらと地面をあちこちと照らしながら、一点へと収束する・・・

雛苺と、雪華綺晶がそこにいた。二人でドレス(原作どおり)を着ており、
手にはくす玉につながっているヒモ・・・二人がそれひくと・・・

真紅が「や、やられたのだわ」と引きつった笑い顔をしたまま座り込む
翠星石と蒼星石、金糸雀に水銀燈は・・・(゚д゚)ポカーン状態
翠星石!水銀燈!鼻水でてるっ!

「さて、皆さん今までの出来事を思い出して欲しい」
心の中のJUMが彼の頭の中だけで話しかけている・・・聴衆はやはりJUM

「『言葉』遊びをしていたつもりが、いつの間にか僕達が何かの事件に巻き込まれていく。
しゃべる猫が出てきたり、友達が大怪我をおったり、雛苺と雪華綺晶がさらわれたり・・・
そして、それを都合よく追跡して建物の中に入って言ったり・・・

特に最後のほうは『不自然』の塊でした、違和感だらけでした・・・
しかし、私はそれに気づく事ができませんでした。
さりとて、もう少し冷静になっていれば気づくことは容易だったのでしょうか?・・・
『気づく間』を与えぬ展開・・・それにまんまとひっかかってしまったようです・・・」


降りてきた垂れ幕には『 釣 り で し た 』と書いていた。


「うふふ、みんなどうだった?」
部屋の明かりがすべてつき、一番奥のステージの上からゴンドラに乗って
降りてくる薔薇水晶。
いつの間にかきれいなドレス(アニメ参照)を着ている。

「今日はね・・・これ・・・」

薔薇水晶が指差した先の横断幕には「薔薇水晶・雪華綺晶のお誕生日を祝う会」と書かれていた
「うふふ、ドレスは用意したから、みんな着替えてね♪」


・・・
「私としたことが今日が貴方達の誕生日ということをすっかり忘れていたのだわ」
「えへへ、JUMの計画に乗ったときにこっちにも巻き込んでしまえと思ったの♪」
「おととしはお稽古の帰りのバス、去年は塾の帰りの電車ごと会場に引き込まれたのだわ」
「どうだった?今年のドッキリ企画♪」
「今年のは心臓に悪いのだわ、以後遠慮するのだわ」
「(´・ω・`)ショボーン」

・・・
「ハァ------´д`-----ァン めぐぅ、見てよ見て♪ヤクルトにヨーグルトにキムチに・・・まさに天国よぉ」
「ハァ------´д`-----ァン 水銀燈~私は貴方の胸を揉めればどこでも天国よ♪ モミモミ」
「「ハァ------´д`-----ァン」」

「蒼星石、あそこで盛ってるバカは見ちゃぁ駄目ですぅ・・・」
「そうだね、でも翠星石、そんなに指と指の間が開いていたら
手で目を覆っても隠せてないよ・・・ってか見えてるよね」


・・・
(みんなのドレスきれいなだぁ・・・でもなんで俺だけ制服なんだ?・・・あれ?笹塚じゃないか)
「あれ?笹塚?お前全身バキバキなんじゃ」
「いやぁ、怪我したといっても、左の指折れただけなんだよ・・・こないだの事故を目撃したときに
びっくりした拍子に尻餅ついたんだけど、その際に手を自分の尻と地面の下敷きにしてポキッとね・・・
病院にいったら薔薇水晶が来て一芝居打ってくれって言うから」
「で、包帯グルグルのまま一晩泊まったってワケか・・・」
「そういうことになるね」

・・・
「かしらー♪玉子焼きがいっぱいかしらー、まさに玉子焼天国かしらー」
「金糸雀さん、いかがですか?」
「やっぱり玉子焼きは最高かしらー」
「うゆ、きらきーが食べてるから揚げとーってもおいしいの~これは何のお肉なの~?」
「うふふ、これはですね『ワニ』のから揚げなんですのよ♪」
「うゆ?『ワニ』のから揚げなの~ワニ?」
「そうですわ『ワニ』ですわ♪」
「((((゚д゚))))ガクブル いやーワニこわいのー」
「落ち着いて雛苺さん、こっちのから揚げなら大丈夫ですわ、こっちはラプ・・・じゃなくて兎のから揚げですから♪」
「ヽ(´д`)ノ」
そして夜は更けていく・・・

(END)


(おまけ)
あれ?何かおかしい?何か忘れてる・・・
ん~何だろう、ベジータなら今日も梅岡に掘らr(ry
あ、そうだ、うちの検索ページだ・・・そして猫・・・

「薔薇水晶・・・うちの検索ページの結果もあれも薔薇水晶か?」
「ん?なにそれ?それより、JUM後ろ・・・」
「ん?後ろ?・・・って誰だよお前達 うわなにするやm」

黒服の男達に囲まれたJUM、だんだんと抵抗する声も聞こえなくなる
聞こえてくるのは「○♀※△☆♂・・・」という中にいる男の発する呪文のようなもの


「薔薇水晶ちゃん、ご協力感謝ですわ」
後ろに黒服の女性が立っていた。

薔薇水晶より少し年上であろうその女性はふちのない大きな眼鏡をかけている。
彼女は別段驚くことも無く

「お疲れ様、お仕事大変だね。そういえば今度のはどうだった?」
「ん~あの猫型ロボットなかなかいいわね♪」
「うふふ、真紅のときに私達で立証済みですもの。また何かあったら父に申し付けてくださいね
・・・後、室長さんによろしくと」
「鰐淵室長に伝えておくわ。・・・さて、みなさん帰りますよ、いつまでもうちの弟で
遊んでたらめっめよぉ」

女が男達を従えて去ってゆく、そしてパーティ会場の喧騒が戻ってくる
先ほどと何も変わらず乙女達が晩餐に浸っているパーティ会場。

ただ、先ほどより黒服の男が一人増えていると言う点と眼帯をしていない方の目が
妖しく光っている薔薇水晶を除いては・・・
「うふふ・・・」



おしまい!ノシ
あれ?だれあんた達うわなにするやめr

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