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「金糸雀さんおはよう♪」
「かっ、金糸雀先輩っ…お、お、お、おはようございますっ!」
「おぉー、金糸雀ちゃんおはよう!」
「みんなおはよう。今日もいい天気ね。朝から気持いいわね♪」
「あぁっ…金糸雀お姉さまぁ…(バタン)」

彼女の名は金糸雀。
全国模試1ケタに入る頭脳の持ち主、バイオリンの腕はプロ級、運動神経抜群、そしてこの人望…まさに完璧超人。
そんな彼女は僕の幼なじみ兼恋人なんだけど……

「えー…今日はこの前のテストを返す。実は100点が一人だけいる…金糸雀だ。」


「わ、私ですか!?」
「おぉー!さすが金糸雀さん!」
「すっげぇ…確かあの人この前の模試、全国で2位だったよな…」
「しかもバイオリンでは全国大会最優秀賞だろ?」
「それで運動もできるんだから…まさに才色兼備よね…」
「みんな大袈裟よ…でもありがとう。とても嬉しいわ♪」
「それに比べて…」

「桜田ぁ…お前こんな点ばっかりとってたら留年するぞ?期末相当頑張らないと…」
「はい、わかってます…トホホ…」

「あれで金糸雀さんの彼氏ってんだから…」
「世の中わからんよな…」
「金糸雀さんも桜田くんなんかのどこがいいのかな…」


こんな感じで学校ではまさに『完璧』な彼女なんだけど……

「ジュン~…ごめんなさいかしらぁ…お砂糖と塩間違っちゃったかしら~…」
「はうあっ!また転んじゃったかしら…」
「あっ!水かけちゃったかしら…ごめんかしら~…」
とまぁ…家の中では完全に「ドジっ子」なのだ。それはもう『完璧』な…
しかも…
「えへへ~…ジュン大好きかしらぁ♪(すりすり)」
かなりの甘えん坊さんなのだ。僕の腕にスッポリ入って、胸に顔をすりすりしている姿はとても普段からは想像できない。
クラスのヤツらが見たら卒倒するだろうな…

「まぁこんな可愛い金糸雀をクラスのヤツらなんかには見せたくないけどな…」
「ジュン~?なにか言ったのかしら~?」
「な、なんでもないよっ//」
「むー…ジュンとカナの間に隠し事なんて『めっ!』なのかしら!」
そう言ってほっぺたをふくらましながら人差し指だけを立てる仕草はとても可愛らしくて……
ちゅっ♪
思わずキスしちゃいました。
「ふにゃっ//不意打ちとは卑怯なのかしらー!//」
「ふふっ♪ねぇ金糸雀?」
「な、なにかしらー?//」
「愛してるよ♪」
「ふえっ…//か、カナもジュンのこと…あ、あ、愛してるかしらー//」


そうゆう風に恥ずかしがってるところもまた可愛い…
「ずっと一緒にいような?」
「はいなのかしらっ♪」
そう言って見せた笑顔はとても輝いている。
この笑顔は僕だけの特権。他の誰にも渡さないよ?
もちろん…君にもね♪

fin

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