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それはいつもの帰り道…
ジ「くしゅん!!うぅ…寒っ…」
雪「ジュン様…大丈夫ですか?」
ジ「あぁ、しかし流石に12月だなぁ…冷え込みが半端じゃないよ…」
雪「あら、ジュン様は冬がお嫌いですか?」
ジ「嫌いって程じゃないけど…やっぱ寒いのは苦手だなぁ。」
雪「そうですか…でも私は冬が好きですわ。」
ジ「へぇ、どうしてだ?」
雪「だってお鍋が美味しいじゃありませんか♪」
ジ「ははは、そこかよ…」
雪「ですが…一番の理由はやはり雪のせいでしょうね。」
ジ「雪かぁ…そうだな、寒いのは苦手でもやっぱ雪って何かいいもんだよな。」
雪「えぇ、一面に降り積もった真っ白な雪も好きですが、一粒一粒の結晶が花のようで綺麗です…」
ジ「…あ、そっか!」
雪「ジュン様?」
ジ「きっと『雪華綺晶』って名前はそこから付けられたんだな。雪の華のような綺麗な結晶…ほんとお前にぴったりだよ。」
雪「改めてジュン様に言われると恥ずかしいですわね…(///)」
ジ「はは…僕のキャラじゃないかな?」
雪「いえ、ジュン様にそう言って頂けて光栄ですわ…ですが…」
ジ「どうした?」
雪「私は本物の雪とは違うところがありますわよ?」


ジ「違うところ?」
雪「ええ、それはこれです。」
『ギュッ…』
ジ「うわっ…いきなり抱きついてどうしたんだよ?(///)」
雪「雪の結晶は温もりに触れるとすぐに溶けて消えてしまいますわ…ですが私はジュン様の温もりに触れていられる…溶けて消えることなく感じていられる…」
ジ「雪華綺晶…あぁ、そうだな…」
『ギュッ…』
雪「あ…ふふ、やっぱりジュン様は温かいですわ…」
ジ「そっか、なぁ…できるなら春がきて、夏がきても溶けない雪でいてくれないか?」
雪「えぇ…私は貴方の前から消えたりはしません…私は貴方の温もりがなくてはならない雪ですから…」
ジ「ありがとう、雪華綺晶…あっ!」
雪「…どうかしましたか?」
ジ「上、見てみなよ…」
雪「上?…まぁ♪雪ですわ。」
ジ「今年の初雪だな…今日は冷え込んだからなぁ。」
雪「綺麗ですわ…」
ジ「あぁ…さてと、早く帰らないと本当に風邪引いちまうな。」
雪「でしたら…家に着くまで手を握ってもよろしいですか?」
ジ「もちろん…さ、行こっか。」キュッ…
雪「あっ…はい♪(///)」

そして雪が降り続く凍てついた道を2人は互いの温もりを確かめ合うように歩いて行った…

終わり

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