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「突然ですがクイズです。
今日の解答者は町を歩いていた桜田ジュンさんと水銀燈さんのお二人」

「拉致しておいて随分と平和な紹介だな。通報するぞ」
「とりあえず縄ほどいてほしいわぁ」

「やる気まんまんのようなので早速説明にはいります」
「「……」」


「ルールはいたって簡単、問題に先に正解すれば勝ちです」
「説明でもなんでもないわねぇ」
「ただし問題は一問しか用意されていません」
「二人とも間違えたらどうするんだよ」
「間違えないでください」
「……もうクイズでもなんでもないな」

「正解者には名誉ある薔薇水賞と、記念品としてこの純金メダルがおくられるので頑張ってください」
「……それダンボールに金の折り紙張りつけただけじゃなぁい」
「それと副賞としてジュンにあんなことやこんなことをする権利も手に入ります」
「ちょっと待て」
「やる気でてきたわぁ」
「なお、敗者には罰ゲームも用意してあるのでお忘れなく……」




「では問題です。おっとこの問題はヤクルトに関する問題、水銀燈さんに有利ですね」
「ほんとぉ!?」
「作為的な匂いがプンプンするな」
「やあねぇ、偶然よぉ。それでどんな問題?」


ヤクルトは一日に〇〇の国と地域で、およそ2500万人に飲まれています。


「〇〇に入る数字をお答えください」
「な、なによこれぇ!」
「これ数字合ってんのか?」
「たぶん。うろ覚えだけど気にしない」
「……気にしてくれよ」

「では水銀燈さん、あと3秒で答えをどうぞ」
「え? え? 」
「ぶー、時間切れです。銀ちゃん罰ゲーム決定」
「罰ゲームってなんだ?」
「罰ゲームは二つのうちから選ぶことができます。
一つめはアイアンメイデンに入る罰ゲームです」
「アイアンメイデン? なんなのそれぇ」
「お仕置きマシーンです。
棺桶に釘が生えまくってると考えてください、そこにいれてふたをしめます。勿論ふたにも釘生えてます」「そ、そんなの入ったら死んじゃうじゃない!」
「罰ゲームどころかただの罰だな」




「二つめはあんなことやこんなことをされる罰ゲームです。こちらは罰ゲームとは言えませんね、まさに性か死か、ということです」
「むごいな」
「い、いやあああああぁ……」



「それでは残された桜田さん、答えをどうぞ」
「……(考えるんだ。薔薇水晶のことだから意味のない数字は使わない筈、ヤクルト、ヤクルト……)」


「残り時間3秒です。3、2、1、ゼ」
「答えは27だ!」
「……」
「……」
「……ちっ、正解」
「た、助かった」
「どうしてわかったの?」
「勘みたいなもんだな。
27はスワローズ監督の古田の背番号だ。他に思い浮かばなかったからこれにしてみた」
「流石ジュン。じゃあ賞品持って帰っていいよ、今日は」
(……二度と来たくない)



家に帰ると、水銀燈からメッセージが入っていた。
彼女は涙ながらに「私がろくでもないレズビアンになっても嫌いにならないでね」と言っていた。

僕はそのメッセージを消去すると、今日あったことを忘れるために眠りに落ちた。
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