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第2話「迷い」


刀を折られたジュンに止めの一撃をさそうとしたその時・・・

「だめー!!!!お兄ちゃんをいじめるなー!!!」
翠「?!」

突然目の前にあらわれた子供
勢いのある突き攻撃は勢いを止めず
子供に突っ込む・・・

ジ「やめろおおおおお!!!!!!!!!!」

ドスッ!!!!!!!!!

それから何時間たったのだろう・・・
私は孤児院の中にあるベッドの上で目をさました・・・

翠「・・・痛っ!」

お腹の辺りに痛みを感じる・・・

翠「私は・・・」
あの時子供に刺さる寸前までいってた剣の先がとまった・・・
そう・・・あの時・・・

ジ「はあああああ!!!!!!」
翠「?!」

ドスッ!!!!!!!!!!!!

翠「か・・・はぁ・・・・」

突然ターゲットが鞘をもって
ものすごいスピードで
私の腹に一撃をくらわした・・・


痛い・・・
いままで攻撃を受けたことがないからわからなかった・・・
鞘の打撃だけでこんなにも痛いなんて・・・
私に斬られたり刺されたりして殺される人間は
もっと痛いのだろう・・・

ガチャッ

ジ「・・・起きたか?」
翠「・・・・」
ジ「・・・まあ、いい・・・おかゆここに置いとくからな」

翠「・・・ですぅ」
ジ「?」
翠「・・・なんで私を殺さないんですぅ?」
ジ「殺す意味がないから・・・」
翠「は?意味がわからないですぅ!私はお前を殺そうとしたんですよ?!」
ジ「そうだな・・・」
翠「だったらなぜ?・・・」
ジ「嫌だからかな・・・人を殺すのが・・・」
翠「え・・・」
ジ「僕はこの荒れ狂う世界の中で人が殺されるところをたくさんみてきた
  その中で悲しみとたくさんの涙を見た・・・だから、殺したくないんだ」
翠「・・・」
ジ「例え敵だろうと・・・仇だろうと・・・人が死ぬのをみたくないんだ・・・」
翠「・・・(私は・・・)」
ジ「戦ってておもったんだが・・・お前、本当は人を殺すのがが嫌なんだろ?」
翠「・・・」
ジ「いいたくなければそれでもいい・・・もう少し休んでいけ・・・」

そういってターゲット・・・いや、ジュンはそういって
部屋を出て行った・・・・・

翠「・・・・すこし休んでから帰るとするかです」

そういって私は眠った・・・


夢を見た・・・・
誰もいない闇の中・・・
暗く寒い闇の中・・・
私は一人泣いている・・・
そこに一筋の光がこぼれる・・・
そして私を暗い闇の中から救い出してくれる・・・
そんな・・・夢を・・・私は見た・・・

チチュンチチュン・・・

翠「ん・・・朝?・・・」

気づいたらもう朝になっていた・・・
かなり眠っていたのだろう・・・

「ワーワー」
「ガヤガヤ」

外からは笑い声が聞こえる・・・
窓の外をみるとたのしそうに遊ぶ子供達の姿・・・

ガチャッ

ジ「あ、おきてたのか」
翠「・・・私はずっと寝てたんですか?」
ジ「ああ、かなりうなされてたみたいだな・・・・」
翠「そうですか・・・」


ジ「・・・朝飯くっていくか?」
翠「・・・いや、いいですぅ」
ジ「そうか・・・」
翠「もう・・・いくですぅ・・・」
ジ「ああ」
翠「・・・次会うときも敵かもしれないのに逃がしていいんですか?」
ジ「ぷっ」
翠「!な、なにがおかしいですぅ?!」
ジ「たぶん・・・それはないとおもうんだ」
翠「なぜ、そんなことがわかるですぅ?・・・」
ジ「なんとなく・・・かな・・・」
翠「・・・」

タタタタタタタ・・・

気づいたら私は走っていった・・・
すこし・・・やすらかな気持ちで・・・
ちょっとだけ笑みをこぼしながら・・・

-Rose Knight本部-

翠「ただいまですぅ」
蒼「翠星石!おそかったじゃないか!心配してたんだよ?」
水「そうよぉ、翠星石」
金「心配したかしらー」
雛「雛も心配したのー」
紅「心配したのだわ、それで?任務のほうはどうしたのかしら?」
薔「・・・(コクリ)」

雪「そうですわね、私も聞きたいですわ」
ロ「私もだ」
翠「それは・・・」

ここで倒せなかったといえば
私のかわりに誰かがジュンの元へいってしまう・・・
ジュンを殺しに・・・
・・・いかせたくない

翠「え、えと、ちゃんとやったですぅ」
ロ「そうか、よくやったNo.3」
翠「あ、ありがとうございます。No.0」
蒼「それにしてもめずらしく翠星石が任務にてこずるなんてね」
翠「て、てこずってなんかねーですぅ!」
紅「・・・・(あやしいのだわ)」


次回第3話「やすらぐ場所」に続く
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