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最終話~さらば薔薇屋敷~
翠「ちび人間!どうするですか!」
ジ「と、とりあえず、翠星石はみんなの傷を治してくれ!」
翠「分かったですぅ」
翠星石は如雨露を使ってみんなの傷を治していた。
ジ「どうすればいいんだ?」
梅「くっくっく、ムダだ!あと5分でこの屋敷は木っ端微塵になる!」
ジ「くっ、ふざけるな!」
ジュンが梅岡のむなぐらを掴みながら叫んだ。
ジ「お前は人の命をなんだと思ってやがる!?」
梅「命?人はいずれ死ぬ。俺はその死ぬ時期を短くしただけだ。
  人間はいずれ死ぬのだからいつ死んでも変わりないだろ?」
ジ「ふ、ふざけやがって!」
ジュンが梅岡を殴りかかろうとした時、真紅が叫んだ。
真「ジュン、そんなことしている場合じゃ無いわ!早くここから脱出するのだわ!」
ジ「そ、そうだったな…」
ジュンは梅岡を離した。
ジ「しかし一体、どうすれば?」
真「ジュン落ち着きなさい!ここは2階よ?窓を突き破ればいいのだわ!」
言われてみれば確かにその通りだった。
ジ「そうだな!よぅし!」
ジュンは窓に向かって銃を撃った。
しかし窓はひび1つ入らなかった。


梅「ムダだ。ここの窓は全て強力な防弾ガラスでできている。
  お前たちの力ではどうすることもできまい!ハッハッハッ!」
水「こいつは本当に最低ねぇ…」
ジ「黙らせてやる…」
ジュンは梅岡の顔面を殴ると、梅岡はすぐに静まった。
水「ジュン、どうするのぉ?」
雛「うにゅ~、まだ死にたくないのぉ!」
金「あ~あ、『策士金糸雀最終回、さらば永遠の天才策士、金糸雀よ!』って感じかしら」
ジ「縁起でもないこと言うなよ。まだ助かるかもしれない…」
ドカァーーーン!
ジ「うわぁ!」
一同「キャァッ!」
その時、爆弾が1個爆発した。
と、同時にジュンたちのいる部屋の中に煙が入ってきた。
薔「ヤバい…煙が…」
雪「ゲホッ、ゴホッ」
どうやら爆弾は1階にあったようだ。
続いて2個、3個と爆発していった。
屋敷全体が炎に包まれた。
ジ「うぅ、みんな大丈夫か?」
ジュンが呼んだ時にはみんな煙を吸って気を失っていた。
そして、ジュンたちがいる部屋にも炎が燃え始めていた。
ジ「くっ!…みんなを死なせるわけにはいかない…必ず僕が…」
ジュンはみんなを部屋に端っこに寄せ、炎から守るように覆いかぶさった。
しかし、ジュンも煙で気絶してしまった。
そのときどこからか聞いたことのある声が聞こえた。
兎「おやおや、これは本当にピンチですね」
なんと煙の中にあの紳士のような兎が立っていた。
兎「本当はほっといても良いのですが、約束したのですから貴方がたをお助けしましょう」


兎はジュンたちを空間の切れ目に入れた。
そして兎は気を失っている梅岡を見て呟いた。
兎「・・・・マイマスター、梅岡。これは私からの復讐といたしましょう…」
兎は薔薇屋敷に1人梅岡を残して姿を消した。
梅岡が残っている部屋は、炎で燃えていた。
こうして薔薇屋敷全体が全焼し、その日は消防車の音が絶えなかったという…
(2日後)
ジ「あれっ?ここは?」
ジュンは病院のベッドに横たわっていた。
蒼「病院だよ、ジュン君」
見ると、蒼星石が座っていた。
ジ「なんで、病院にいるんだ?それより、みんなは?」
蒼「みんなは今、病院の売店に行ってるよ。みんなは軽い火傷ですんだから元気なんだ。
  それに病院まで運んでくれたのはジュン君じゃないのかい?」
ジ「えっ?なんで?」
蒼「話によるとジュン君が薔薇屋敷の外でみんなを守るように覆いかぶさって倒れていたらいよ」
ジ(確かにみんなを守ったけど…それにあの時、兎の声を聞いたような…)
蒼「ジュン君がみんなを守ってくれたんでしょ?ありがとうね!」
ジ「あ、あぁ、どういたしまして…」
蒼「ジュン君は優しいんだね。あの屋敷でも僕の怪我を…キスで…(///」
ジ「えっ?なんだって?よく聞こえなかったけど?」


ガチャッ!
その時、皆が扉を開けて入ってきた。
真「ジュン、怪我は治ったの?全く、主人に心配をかけるなんてダメな下僕ね!」
水「乳酸菌摂ってるぅ?元気になりたかったら乳酸菌でも摂りなさぁい!」
翠「ちび人間、怪我は治ったですか?べ、別に翠星石は心配なんかしてねーです!」
雛「ジュンもうにゅーで元気になるのー」
金「元気になったかしら?」
薔「ジュンが死んじゃうと私…生きていけない…」
雪「ジュン君はみんなのヒーローですものね!」
ジ「はぁ~、いっきにうるさくなった…」
しかし、ジュンは内心ホッとしていた。
みんなの元気な姿を見ることができたからだ。
兎「これは運命…君はとっても幸せな運命の持ち主だよ桜田ジュン君…」
どこかで兎の声が聞こえた気がするが誰も気づいていなかった。


おまけ(エピローグ)
結局、みんな身内や肉親などを無くした為、孤独になってしまった。
そして、水銀燈の意見により、なぜかみんな僕の家に暮らすことになった。
学校を退学し、みんながバイトなどをして働きながら、共同生活することにした。
朝はいつものように騒々しい。そして今日も…
水「ジュン、早く起きなさぁい!でないと黒い羽が飛んでくるわよぉ」
ジ「も、もう起きているよ!」
朝は早く起きないとこのように本当に黒い羽が飛んでくるので恐ろしい。
そして居間に行けば、
薔「ジュン、痛い…包丁で切っちゃった…キスで治して…」
ジ「それぐらいの傷は翠星石に治してもらえよ」
翠「ち、ちび人間は吸血鬼だから血がいるですよね?
  だ、だから翠星石の血を少し分けてやるですぅ!か、感謝しやがれです!」
ジ「いや、別にいらない」
確かにジュンは吸血鬼になったが、純粋ではない。
だから、血も吸わなくても、普通に生きていけるのである。
真「ジュン、紅茶を入れて頂戴!」
雛「ジュン登りなのー」
金「玉子焼きはまだかしら?」
蒼「ジュン君、朝食の準備するの手伝ってよ!」
薔「ジュン…痛い…早くして…///」
雪「ジュン君今日は私と映画に行く約束ですよね?」
水「なに言ってんのぉ?ジュンは私と一緒に映画に行くわよねぇ?」
翠「違うです!ちび人間は翠星石と行く約束です!」
ジ「だぁー、朝からうるせぇ!」
今日も騒がしく平凡な日々が続くのであった。
THE END!

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