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ピッ…
ブウゥゥゥゥゥゥゥン…

<交流チャットコミュニティ【薔薇の楽園】>

カタカタカタ…



J坊>今日はじめてクンクンを見た、そっちが言うほどじゃないけど暇つぶしにはなるよ
ホーリエ>クンクンの面白さを分からないあなたはまだ子供ね
J坊>あんなのに夢中になれるほど僕はもう子供じゃないんだ
ホーリエ>そういう台詞はクンクンのビデオを全て見てから言いなさい。
今日はもう落ちるわ、明日は当番で学校が早いの
J坊>分かった、僕も色々忙しいんだ
ホーリエ>おやすみなさい
J坊>おやすみ

<退出する>

ピッ…

JUN「ふぅ…学校か…」

<学校>

梅「やあ、みんなおはよう では出欠をとるぞ呼ばれたものは返事をしろー」

先生があいうえお順に出席をとっていく
いつものことだが桜田という苗字で一旦止まる
そして何事もなかったかのように次の人の名前が呼ばれる
私もこんな光景にすっかり慣れてしまった

翠「ねえ、真紅」
真「どうしたのかしら?」
翠「JUNの奴今日も休みのようですね」
真「そうね…きっとまだ悩んでいるのよ、今はそっとしておきましょう」
翠「そうですね…」

私は真紅
私立薔薇学園の中学2年生
昼間はあまり目立たない普通の生徒といったところだろう
ちなみに今話しかけてきたのは中学生になってからの友達だ
JUNは私が小学生になる前からの知り合い、いわゆる幼馴染である

梅「ええと、真紅 後で職員室に来てくれ」
真「?はい、分かりました」

何だろう?頼みごとかな

銀「あらぁ真紅ったら、たとえあなたでもいなくなるのは悲しいわねぇ」
真「いなくなる?」
銀「だぁってぇ先生からの呼び出しよぉ、きっと小学生から戻されるに違いないわぁ」
真「あら?私はあなたのような不良生徒と違って何も悪さはしてないわ 言いがかりはやめて頂戴」
銀「だってぇあなたのその胸は小学生からやり直したほうが良いわぁ バストがBカップになるまで小学生で授業を受けてなさぁい」
真「な、なななんですってぇ!!!」
銀「きゃあ、こわーい」

ここで私にちょっかいを出してくるのは小学生からの幼馴染である水銀燈
こう見えて意外と人付き合いが苦手だ
私や他のこころを許したごく一部の人間にしかなつかない
人見知りのように見えてすぐに人になつく翠星石とは逆である

結局先生の頼みはJUNにプリントを届けろのことだった
家が近いせいかこういう頼みはすぐに私に来る

ピンポーン…

ガチャ…

のり「あら、真紅ちゃん どうしたの?」
真「今日はプリントを届けに来たのだわ」
のり「あらあら、どうもありがとうね JUN君お部屋の中にいるんだけど、少しだけ
お話してあげてくれるかな?」

JUNの姉であり両親が海外にいるので保護者でもあるのりがお願いのポーズをする
無論私もそのつもりだ
JUNとはここ最近でも何度か話はする
けど、姿はもうずっと見ていない

コンコン…
私はJUNの家の前で軽くノックをする
少しだけ深呼吸をして声を出す

真「JUN、聞こえる? 今日はプリントを持ってきたのだわ」

少しだけ間が空いて返事が返ってきた

JUN「分かった、のりに渡しといてくれ 適当にお茶でも飲んだらもう帰って良いから」

抑揚のない声
昔の彼からは考えられないような口調だ

真「ねぇ聞いて、今日また学校で水銀燈とケンカしちゃったのよ まったくどうして
あの娘は昔から成長しないのかしらね」
JUN「………」

返事がない
けど、私は話を続ける

真「それからね翠星石がJUNの事気にしていたのだわ、あの娘ったら本当に素直じゃないわね JUNの前だと悪口ばかりいっていたのに、こういうのなんて言ったかしら?
ええと、ツンデレっていうのかしらね?まったくそんなのだからあの娘は学校でもオタクの人たちから人気があっt「うっさいよ!」」

ビクッ…

JUN「………」
真「…ごめんなさい、こんな話興味なかったわね」
JUN「………」
真「今日はもう帰るわ、また今度お話しましょう…JUN」

玄関の所でのりにお茶でもどうか、と呼びかけられた
けど私は顔を見せないようにして丁重に断った
私の泣き顔を見れば何があったかはすぐに分かる
昔から私にとって良き姉のような存在であるのりを悲しませたくない
だから私は走って家に帰った
途中知らないおじいさんに泣き顔を見られたのが悲しかった

ピッ…
ブウゥゥゥゥゥゥゥン…

<交流チャットコミュニティ【薔薇の楽園】>

薔薇の楽園とは今人気の大型チャットサイトだ
このチャットの良いところは気に入った相手の登録や
チャットルームを自分で作り地域や年齢などの入室制限をかけられるとこだ
私もよくホーリエとしてここに顔を出す
最近知り合ったJ坊という人と他愛のない話をしたりするのが日課となっている

ホーリエ>こんばんは、今日は少し嫌なことがあったわ
J坊>どうした?
ホーリエ>人間関係で少しトラブルがあってね、ちょっと落ち込んでいるの
J坊>友達とケンカでもしたか?
ホーリエ>そんなんじゃないわ、ケンカでもなくてお互いの心が離れてしまっている、
そんな気分よ
J坊>そうか、そんなときは信頼できる友達に頼ってみるのも良いかもな
相手だって悩んでるかもしれないだろう
ホーリエ>そうね、ありがとうちょっと気分が良くなったわ
J坊>そうか、それは良かった
ホーリエ>ごめんなさい、今日は他の子と用事があるの だから一度部屋を出るわ
J坊>分かった、またな

<退出する>

ピッ…

コンコン…

のり「JUN君、あのね 真紅ちゃんが持ってきたプリント…」
JUN「そんなもん捨てとけよ」
のり「で、でも…せっかく届けに来てくれたのに… それにこのプリントね色々な
学校行事が書いてあるのよ これ見たらきっとJUN君も
学校にいきたくなるt「捨てとけよ!」」

のり「きゃんッ あぅ…うんごめんねJUN君、下に置いておくから興味があったら見てね」



<入室>

ピッ…

スイドリーム>やっと来たですか
ホーリエ>ごめんなさい、別の人とお話していたの
スイドリーム>最近学校が退屈だからついついここへ来ちゃうです
ホーリエ>そうなの?学校生活は楽しまなければ人生の損よ
スイドリーム>退屈というかなんていうか…パズルの最後のピースが見つからない
     そんな気持で日々パズルを解き進めているような、そんな気分です
ホーリエ>そう…でもね最後のピースがはまるまでパズルを解き進めるのも大切よ
     最後の一つがすんなりはまるように日々努力するのも悪くないわ
スイドリーム>そうですよね、ありがとう。少し気分が晴れたです
ホーリエ>それは良かったわ、それじゃ私はここで落ちるわ
スイドリーム>乙です

<退出する>

ピッ…

真「私も…最後のピース(JUN)のために頑張ろう…」


基本的にチャットはあくまでもチャット
どんなに安全性が高く信頼があっても個人の情報は年齢や性別など大まかなこと
以外は相手に教えてはいけない
嘘の情報を相手に与え信頼させてから相手の重大情報を言葉巧みに手に入れようとする
輩も少なくはないからだ

スイドリームは女の子ということくらいしか知らない
学校という話が良く出るので学生というのは分かるが小中高大のどれかは分からない
私の話を親身になって聞いてくれるし、向こうもこちらに相談事を持ちかけてくる
良き話し相手だ
今度年齢くらいは聞いてみようかな


【コンピュータの電源を切る】
スタンバイ(S) 電源を切る(U) 再起動(R)

ピッ…

電源を切る(U)← 

カチ…

プツン……………………………

To be continued.
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