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蒼「あれ?JUM君ボタンが取れかけてる。」
J「あ、ほんとだ。どこかで引っ掛けたのか。」
JUMは制服を脱いで裁縫道具を取り出そうとするが・・・
翠「待つです。ここは翠星石に任せるです。」
J「ん?おまえ裁縫できんのか?」
翠「しっつれーな。翠星石の腕前は神技級ですぅ。」
翠「チビがすこーしできる方とはいえ所詮は男、翠星石にはかなやしねぇですぅ。」
蒼「まぁ確かに裁縫は姉さんの担当だけどね。」
J「そこまで言うならやってもらおうか。お手並み拝見だな。」
翠「ふ、ふんっ。あとで吠え面掻いても知らねーですよ。(作戦成功ですぅ)」
蒼「じゃあ直してる間JUM君には花壇の剪定を手伝ってもらおうかな。」
J「わかった。ちゃんと直してくれよ。」
蒼(姉さん、頑張って!)


蒼星石にうまくJUMを連れ出してもらったところで準備に取り掛かる。
翠「翠星石が直してやればJUMもメロメロのベタ惚れフォーリンラブ間違いなしですぅ。」
ボタンを直そうと手元に引き寄せたが、翠星石はそのまま制服を抱きしめた。
翠「JUMの制服、JUMの匂い・・・。」
翠「はっ悶えてる場合じゃねぇです。早く直さないと・・・。」


ひと針ひと針 想いを込めて
私の気持ちが あの人に届くよう 私の想いが あの人に伝わるよう


(続く)


J「おーい蒼星石、こっちは終わったぞ。」
蒼「ありがとうJUM君。・・・そろそろ裁縫終わってるんじゃないかな?」
蒼「後片付けは僕がしておくから行ってきなよ。」
J「そうだな。見に行ってみるか。」

J「おーい、できたかー?」
翠「・・・すぅ。・・・すぅ。」
J「何だ寝てるのか・・・制服は無事だなw」
たたんであった制服に袖を通しながらその出来を確認する。
大言を吐くだけあって修繕の出来は素直に感心できるほどだった。
J(普段は生意気だけどちゃんと女の子なんだな。)


翠「・・・JUM?」
J「あ、目が覚めたか?翠星石。」
翠「い,いつからそこに?あっ制服・・・。」
J「ちゃんと直してくれたんだな。」
翠「・・・JUM。」
翠「ど、どうです翠星石の腕前は。思い知ったかですぅ。」
翠(あーもうっこんな時くらい素直になりやがれですぅ)
軽口を叩きながらも自分の性格を呪う。
またこのままけんかになってしまうと。
J「ああ、すごいよ翠星石。本当にありがとう。」
翠「うっ・・・JUMーっ」
J「うわっ?」
JUMの反応に翠星石は決心してその胸に飛び込んだ。
翠「(今なら言える)翠星石は、JUMのことが好きです。」
J「・・・ありがとう。僕も翠星石のことが好きだ。」
翠「ほんとはずっとずっと前から言いたかったです。
  でもいつもそんな雰囲気にできなくて。でも今日はJUMが・・・。」
J「ごめんな。もっと早くこうなれたら良かったな。」
翠「ほんとにしゃーねぇ奴です。にぶにぶの朴念仁ですぅ。」
J「言ったな。でもほんとにそうだ。告白までさせて。」
翠「そーです。まぁ翠星石も人のことは言えねぇです。」


2人は淡い微笑みを浮かべて頷きあった。    


終わり


おまけ(1項目ラストから続き)


数十分後

J「なんじゃこりゃー!」
JUMの叫び声が校舎にこだまする。
J「すーいーせーいーせきー!」
蒼「どうしたのJUM君?・・・(あちゃー姉さん)」
蒼星石の前に姿をあらわしたのは制服姿のJUM。
開け放たれた制服に煌くボタン、その数およそ30。
J「翠星石はどこじゃー!」
蒼「・・・姉さんは制服の材料を取りにカシミール地方に行くってさ。」



翠「てへっ、ちょっと想いを込めすぎちまったですぅ。」

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