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「護りたい者がいる」

第1話「護りたい者」

僕の名前は桜田ジュン17歳
僕には妹がいる薔薇水晶16歳
血はつながっていない
僕が8歳のときに養子として
家の家族になったからだ
けれど、普通の兄妹より
絆は強い・・・


そう、それは幼き頃・・・
ある日父と母が女の子をつれてきた・・・

母「ジュン、今日からこの子はあなたの妹よ」
父「お前はお兄ちゃんになるんだから妹を護るんだぞ」
ジ「うん、わかった。よろしくね薔薇水晶ちゃん」
薔「・・・・・」

薔薇水晶は親が働いてる外国の
孤児院にいたのをひきとったらしい
母がいうには薔薇水晶は眼帯と
銀髪のせいでひきとられなかったらしい
けれど、僕にとっては眼帯はかっこよく、
髪はとてもきれいな銀髪で
とてもかわいくて愛しい妹になった・・・

けれど、薔薇水晶のその髪や眼帯を
お化けなど、いじめるものがいた・・・
でも・・・・

子A「やーい、眼帯女!」
子B「白髪ババァ」
薔「・・・グスン・・・ヒック」
子B「なんとかいえよ眼帯女」
ジ「こらあああああ!!!!薔薇水晶をいじめるな!」
子A「わっ!」
バコ!ボコ!
子A「わーん、ママーいたいよー」
子B「いたいよーエーン」
ジ「また薔薇水晶をいじめたら容赦しないからな!」
薔「ヒック・・・お兄ちゃん・・・ありがとう・・・・」
ジ「わかったから泣くなよ、泣いてる顔はお兄ちゃん嫌いだよ?」
薔「うん・・・わかった(ゴシゴシ)」
ジ「いい子だ薔薇水晶(ナデナデ)」
薔「お兄ちゃん大好き・・・」
ジ「僕もだよ。さ、帰ろう」

こうやっていつも僕は
薔薇水晶を護ってきた・・・
いつからだろう・・・
薔薇水晶を妹とみれなくなってきたのは・・・
そうだ、高校に入ってから薔薇水晶が
もっときれいになってかわいくなってからだ・・・
元々好きだったけど・・・
この好きは兄妹としてじゃなくて・・・
一人の女の子としてみてしまう・・・
そんな自分が怖い・・・
薔薇水晶をこれからも妹として
みていけるのだろうか・・・

ジリリリリリ・・・・
目覚ましが鳴り響く・・・
両親はほとんど外国で
仕事してるため家にかえってくることが
すくない、姉がいたが姉も一人暮らしを
はじめていたため家には僕と薔薇水晶
しかいないため家事などは交代で
している・・・・

ジ「うーん・・・・」

なので二人とも6時にはおきている

ジ「朝か今日は薔薇水晶の番だったな・・・」

そういってジュンは着替えて
下におりていった・・・
そして、あのまぶしいくらいの笑顔・・・

薔「おはようお兄ちゃん・・・」
ジ「おはよう薔薇水晶・・・」
薔「すぐ、ご飯つくるから・・・」
ジ「ああ、わかった・・・」

あの笑顔をみるのが最近つらい・・・
自分は兄、妹を護らなければならないのに・・・

ジ「ご馳走様」
薔「お粗末様」
ジ「おいしかったよ」
薔「ありがとお兄ちゃん」

みてはならないとおもっても
みてしまう・・・つらいけど
あの笑顔をみると癒される・・・・

ジ・薔「いってきまーす」

誰もいないけど
いってきます・・・

僕はおもった・・・
一人暮らしをしようと・・・
これ以上ここにいると・・・
妹に手をだしてしまいそうな自分が怖い・・・
けれど・・・・・・


次回第2話「愛しい者」

第2話「愛しい者」


学校
昼休み・・・
僕はいつものように屋上へいった・・・
そこにはあの笑顔があった・・・

薔「おそいよお兄ちゃん」
ジ「ああ、悪い・・・」
薔「?、どうしたの?お兄ちゃん様子がへんだけど・・・」
ジ「ん、大丈夫だよ。それより僕より友達とたべたらどうだ?」
薔「どうして?・・・」

「いや、友達くらいいるんだろ?僕とべったりくっついてると
ブラコンっていわれるぞ」
薔「はは、そうだね。でも、そんな妹にいつも付き合ってるのはどこのだれかな?」
ジ「はいはい、参りましたよ」
薔「それよりお弁当どう?」
ジ「ああ、おいしいよ・・・」
薔「よかった・・・」

そういってまたあの笑顔をみせる・・・

ジ「そうだ、明日から友達と食べろよ」
薔「えっ?・・・」
ジ「それと、話したいことがあるから今日は買い物しないで家に帰っててくれ」
薔「え?あ、うん・・・わかった・・・」

そう、今日話そう・・・

そして家・・・

ジ「ただいま・・・」
薔「おかえり、で、話ってなあに?お兄ちゃん」
ジ「一人暮らしをしたいとおもうんだ」
薔「(えっ?!・・・)な、なんで?・・・」
ジ「遠くにいってみたいんだ」
薔「どうして?!なんで?!」
ジ「僕だって男だし一人暮らししてみたいし・・・」
薔「やだ!お兄ちゃんと離れるのはやだ・・・」
ジ「薔薇水晶?・・・」
薔「お兄ちゃん・・・私が嫌い?・・・ヒック」
ジ「そんなことない!」
薔「・・・私を一人にしないで・・・グスン」
ジ「薔薇水晶・・・」
薔「お兄ちゃんが側にいてくれなきゃいやだ・・・・」


ジ「・・・・・」
薔「・・・嫌いだよね・・・私なんか・・・グスン」
ジ「ああ、嫌いだよ・・・・泣いてる薔薇水晶は」
薔「・・・・ヒック」
ジ「僕は・・・自分が怖いんだ・・・」
薔「どうして?・・・」
ジ「最近お前を妹としてみれないんだ・・・」
薔「えっ?・・・」
ジ「一人の女の子として好きになってきてる自分が怖い・・・」
薔「・・・・・」
ジ「お前が好きだ、兄妹としてじゃなくて一人の女の子として・・・」
薔「お兄ちゃん・・・・」
ジ「好きだから怖いんだ・・・お前に手をだしてしまうかもしれない自分が・・・」
薔「・・・・うん」
ジ「だから、お前の側にいれない・・・僕はお前を護るって決めたのに情けないよな・・・」
薔「そんなことないよ・・・」
ジ「お前のあの笑顔をみると癒される反面つらいんだ・・・」
薔「・・・・お兄ちゃん」
ぎゅっ・・・
薔薇水晶はそっとジュンを
抱きしめた・・・
ジ「薔薇水晶?・・・・」
薔「そんな辛そうな顔しないでお兄ちゃん」

ジ「でも・・・僕は・・・」
薔「私も・・・同じだったの・・・」
ジ「え?・・・」
薔「私もお兄ちゃんのことが兄妹じゃなくて普通の男の子として好きなの・・・」
ジ「・・・・・」
薔「お昼に友達と食べないのもお兄ちゃんの側にすこしでもいたいから・・・」
ジ「薔薇水晶・・・」
薔「私はお兄ちゃんが大好きだよ・・・だから・・・だから・・・」
ジ「こんな僕でいいのか?・・・」
薔「うん・・・これからも護るって約束してくれたら・・・」
ジ「わかった・・・」
そういってジュンは薔薇水晶にキスをした・・・
ちゅ
重なり合う唇・・・
薔「ん・・・大好き」
ジ「僕も大好きだ薔薇水晶、お前は僕が護るから・・・」
薔「うん・・・やっとつたわった・・・ずっといいたかった・・・」
ジ「僕もだよ・・・・」
薔「だから・・・すごくうれしい・・・・ヒック」
ジ「泣くなよ・・・泣いてる顔は嫌いだぞ?」
薔「わかってるけど・・・とまらないの・・・」
ジ「そうか・・・」

そういってジュンは薔薇水晶を強く抱きしめた
そして二人は結婚して幸せにくらしましたとさ・・・
めでたしめでたし・・・

「護りたい者がいる」-完-
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