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鬼教師ミセス真紅

蒼星石は東京帝都大学の進学を目指す優等生。成績はオール10だった。
しかし、ミセス真紅の世界史の課題(紅茶と帝国主義に関するレポート)で
まさかの大失敗をし、9になってしまいそうだった。

教室にて
蒼「なんとか10にしてもらう方法はないかなあ」
翠「こうなったらお願いするしかないです。10にしてくださいって」
蒼「そんなの絶対無理だよ…だってあの鬼教師だよ」
そこへ卒業も危ないJUMがやってくる。
J「よう、お前ら。何の話だ?」
翠「かくかくしかじか、ですぅ」
J「そいつは無理だな。あっ」
JUMは何かを蒼星石のカバンに隠した。
真「あなたたち、何の相談してるのかしら」
蒼「あ、真紅先生!」
真「あら蒼星石さん、あなたの成績だけど」
蒼「……はい、分かってます」
真「ん、それはなにかしら」
蒼星石のカバンを開ける。
真「これは、次のテストの問題用紙じゃない。ああなんてことを!」
蒼「え?え?僕知りませんよ」
真「大問題ね。場合によっては卒業も……」

J「悪い、あれは俺が」
翠「大変なことになったです。どうしてくれるですか!」
蒼「いいよ翠星石。しかしどうしよう……」
J「あの鬼教師の家に行って交渉するんだ。それしかない」
翠「大丈夫ですかねえ」
蒼「やるしかない、か」

その夜、真紅の家
J「よし、行くぞ」ピンポーン
真「こんな時間に誰よ、ああ、あなたたち」
J「お邪魔します」
翠「蒼星石、もたもたするなです」
蒼「あ、うん」
真「一体何の用かし…」
JUMは巴に借りた木刀、いや真剣をかまえている。
J「カンニングの件は黙っていてもらいますよ」
真「桜田JUM、こんなことして許されると思っているのかしら」
J「ダメか。二人とも、この鬼教師を縛ってくれ」
蒼「え、ええ?」
翠「ほいきた、です。蒼星石!」
蒼「う、うん」
真「な、なにをするの!おやめなさい!!」
J「カンニングの件の黙認と、蒼星石の成績、認めてくれるまでこのままです」
真「小僧の分際で……」

朝になった。
J「翠星石、見張りは頼んだぞ」
蒼「僕たちは学校に行くから」
翠「任せとけですぅ」

Jと蒼で登校中
J「なあ、なんで東京帝都大学にこだわるんだ?」
蒼「それはその、べジータ君が行くから……」
J「そ、そうか。(べジータの野郎め)」

そのころ
真「ねえあなた、JUMのことが好きなんでしょう?」
翠「喋るなです。口を塞がれてぇのですか」
真「でもJUMは蒼星石が好きみたいね」
翠「う、うるせーです……」
真「私とあなたで蒼星石とJUMを引き離すのはどうかしら」
翠「……」

J「翠星石、大丈夫だったか」
翠「あ、JUM、蒼星石」
J「それで真紅、考えは変わったか?」
真「そんなわけないでしょう。まったくくだらない」
J「じゃあもう少しそうしててもらいますよ」
バンバン!扉を叩く音がする。蒼星石がのぞき穴を見ると
蒼「ベ、ベジータ君だ……真紅先生、彼とどういう」
真「彼とはそういう関係よ」
蒼「……くっ」
J(ベジータを呼んで正解だったな。しかし真紅は何を考えてんだ)

次の日。見張りはJUMだ。
J「真紅、昨日ベジータが来たが、あの時……」
真「全て分かっているわ。どうして彼が来たのか」
J「俺に貸しを作ったつもりか?」
真「そうよ。この先も協力してあげなくもないわ」
J「……それで?」
真「蒼星石の気を引くために、翠星石といちゃいちゃしなさい」
J「それで貸しはなしだぞ」
真「ふふ、そうね」

放課後
J「翠星石の料理はうまいな」
翠「あ、ありがたく食えです」
J「いい嫁さんになれるぞ、ははは」
翠「余計なお世話ですぅ」
蒼「二人は仲がいいんだね」
J「そうか?」
翠「そそそんなわけないですよ。何いってるですか~」

次の日。見張りはまた翠星石だ。蒼星石は成績など、もうどうでもよかった。
しかし二人はせっかくだからと言って学校に行かせた。
真「JUMと仲良くなれたようね」
翠「昨日のはまさか先生が……?」
真「彼女になりたければ、私に協力しなさい」
翠「そ、そんなこと……」
真「いいのかしら、せっかくのチャンスなのに」

その夜
J「なんだ蒼星石、起きてたのか」
蒼「眠れないんだ」
J「あ、あのさ蒼星石。お前はベジータが好きなのか?」
蒼「この前のことで改めて考えたんだけど、その……いや、なんでもない。」
J「気になるじゃないか」
蒼「別に大したことじゃないよ」
J「じゃあ言ってくれ」
蒼「言わない」
J「なら俺が言うよ。好きだ蒼星石」
蒼「そ、そんな、急に困るよ」
J「答えは後でいい。待ってるよ」
蒼「う、うん……」

翠「……」
真「私にいい考えがあるわ」
翠「う、うるさいです」
真「明日ならまだ間に合うのだわ」
翠「……分かったです」

次の日。JUMは成績が危ういから見張りはまた翠星石だ。
その放課後
J「翠星石、遅くなって悪い、って何だ!」
そこには真紅が立っていた。逆に翠星石が縛られている。
蒼「翠星石!先生、いったいなにをするおつもりですか」
真「あなたたちは罪を犯したのよ。牢屋に入、いや私のこの手で」
J「危ない、蒼星石!!」
真紅はJUMの持ってきた真剣で襲い掛かってきた。
J「くっ!」
JUMの肩から血が出る。
蒼「先生すいません!」ドウッ!
蒼星石の拳が決まった。
J「大丈夫か翠星石」
翠「は、はい……」
J「いてて」
蒼「あ、JUM君、怪我してる。今手当てするよ」
J「どうしてこんなことになったんだ?」
翠「あいつは鬼です悪魔ですぅ。かくかくしかじか」
蒼「ごめん、君の気持ちは知ってたのに」
翠「それ以上に蒼星石の気持ちは知ってたです。こっちこそごめんです」
J「あとは真紅を警察に引き渡せば終わりだな」
蒼「それとJUM君も病院に行かなきゃね」

JUMは入院した。
蒼「あの時の答えだけど、今ならはっきり言える気がするんだ」
J「聞かせてくれ」
終わり。

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