ガヤガヤガヤ……
「1r…に…びk…d…い」
声が聞こえる
 ここは天国?それとも地獄?
世界は本当に動いてるのであろうか
それとも世界なんて本当は存在しないのだろうか
ただひたすら自身の認識する世界のなかで続けられる意味の無いカイロス(時間)
「ここk…さk…は…tで」
段々聞こえてくる音の輪郭を捕えてくる。
自身の身体に<気>が満ちてくるような感覚を覚えた。
「押さないで下さい。列になってください」
私の聴覚が声を完全に捕らえた
私の中の感覚
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚
そして第6の感覚が脳を刺激し、全身は考えるよりも早く行動に移せた。
「では入場開始してください」
ドドドドドドド……
凄まじい地響きと共に翔けるハイエナの群れ
私が覚えているのはここまでだった
跡に残ったのは断片的な記憶のみ

でも私は曖昧な世界でたった一つのことを覚えていた

あぁ…ここが私のサンクチュアリ(聖域)なんだ…って

薔薇「(;_q)」クスン…」
巴「どうしたの?」
薔薇「昨日のローゼンメイデンオンリーイベント…失敗しちゃって…狙ってたサークルの買えなかった…」
巴「そっか…じゃあ、はい。これあげるね」
薔薇「これは…私が買なかった本…どうしてあなたが…?」
巴「え~と…昨日友達に貰ったのよ。私の友達も行ったんだって」
巴「じゃあ私は家こっちだから。バイバイまた明日」
薔薇「あ、ちょっと待って…行っちゃった…」
薔薇「そういえば…昨日のイベントで即売会のファンタジスタが来てるって聞いた…」
薔薇「その人は…左頬に泣きボクロのある女…!?」
-私の推理が正しければ巴は隠れオタ
普段はまじめな学級委員も努める優等生で剣道部の主将
成績優秀、スポーツ万能、おまけに容姿も美しい
実際に私がオタですと言って実際にオタク用語を話してもらうのが一番良い
しかしそんなことできるわけが…

薔薇「巴、この前はありがとう」
巴「本のこと?ううん気にしなくていいよ」
薔薇「突然だけど…私はオタです」
巴(!?な、何を言ってるんだこいつはオタがオタだというはずがない変な奴と思っていたがマジでおかしいの?)
巴(ま、まずい動揺しちゃダメもし本当にオタだったら…)
巴「もし、そうなら私の軽蔑する人です」
薔薇「どうも…名乗ったのはお友達になれると思ったからです」

-巴、オタである可能性5%未満しかしあの中では1番何かを感じさせた
お前は完璧すぎる、そしてもしオタであればこれ以上ないプレッシャーだろう

巴「くそ!!やられた」
巴「良いだろう、薔薇水晶お前が友情を求めてくるならお前を信じ込ませ、一人で乙女
ロードに叩き落してやる」

-私の推理が正しければ巴は隠れオタ

普段はまじめな学級委員も努める優等生で剣道部の主将

成績優秀、スポーツ万能、おまけに容姿も美しい

実際に私がオタですと言って実際にオタク用語を話してもらうのが一番良い

しかしそんなことできるわけが…

薔薇「巴、この前はありがとう」

巴「本のこと?ううん気にしなくていいよ」

薔薇「突然だけど…私はオタです」

巴(!?な、何を言ってるんだこいつはオタがオタだというはずがない変な奴と思っていたがマジでおかしいの?)

巴(ま、まずい動揺しちゃダメもし本当にオタだったら…)

巴「もし、そうなら私の軽蔑する人です」

薔薇「どうも…名乗ったのはお友達になれると思ったからです」

-巴、オタである可能性5%未満しかしあの中では1番何かを感じさせた

お前は完璧すぎる、そしてもしオタであればこれ以上ないプレッシャーだろう

巴「くそ!!やられた」

巴「良いだろう、薔薇水晶お前が友情を求めてくるならお前を信じ込ませ、一人で乙女

ロードに叩き落してやる」

薔薇「親睦を深めるために剣道をしましょう」

巴「良いけど私の実力を知ってるの?」

薔薇「安心してください、私は飛天見剣流を使えます」

巴(ここでるろうに剣心?とでも言えばオタだと思われるのだろうか?しかしあれは

パンピーでもしってるはず…まぁいいか)

巴「薔薇水晶はるろうに剣心好き?」

薔薇「DVD全巻持ってます…」

巴「ふ~ん」

薔薇(オタは負けず嫌い)

巴(これは親睦が深まったと確認するための儀式)

巴「メーン」

薔薇(ほら、勝ちに来た)

薔薇「参りました」

巴「こちらこそ苦戦したわ」

薔薇「実は私…巴を隠れオタだと思ってるんです」

巴(………)

巴「はは、私がオタ?」

薔薇「はい…でも疑ってるといっても1%です」

――――――――――――――――

薔薇「学校に白濁系同人誌が置いてある…」

JUN「教師が見つける前に隠そう」

薔薇「いや、これを巴に見せよう。隠れオタは2人いる、もしこのように推理したら巴はオタじゃありません」

巴「私に見てほしいものって?」

薔薇「これです…」

薔薇「どうです…何か分かりました?」

巴(こいつ…!?)

巴「隠れオタは1人じゃないかもしれない」

JUN「どういうことだ!?」

巴「少なくともこいつは今までのオタじゃない第2のオタよ」

JUN「よ、よくやった巴。これでお前はオタじゃない」

――――――――――――――――――――

雪「二人なら薔薇水晶に並べる、二人なら薔薇水晶を越せる」

巴「JUNてめぇ馬鹿やろう!誰を撃ってやがる」

JUN「こいつは許さないうぉぉぉぉぉ!!!」

カチカチ

巴「玉切れ!?」

巴「そ、蒼星石お前がオタになれ」

蒼「やだ、お前はもう神じゃない」

巴「す、翠星石はどうした!?」

雪「翠星石は即売会に行きましたわ」

巴「くそぉくそぉいやだぁぁぁ」

真「終わったのだわ」

雪「ええ、」

―――――――――――――――――――――

巴「そ、そうだラプラスお前がなんとかしろ」

JUN「やめろ!ラプラス」

雪「大丈夫ですわ、ラプラスがそういうことをする兎ならとっくにそうしてますわ」

ラプ「良いだろう」

金「やめるかしら」

バキュンバキュン

ラプ「無駄です、人間に私は殺せない」

巴「ふははは良くやったぞラプラス」

ラプ「いや、ここに書くのあなたですよ巴」

巴「!?」

ラプ「互いに良い暇つぶしになったでしょう」

―――回想―――

ラプ「オタノートを使った奴がまともに暮らせると思わないで下さい」

巴「今のせりふで分かったわ、ラプラス」

巴「ノートを使ったから何か変わるわけじゃないんだ」

ラプ「クククその通りです」

――――――――

ラプ「オタに友達なんかありません。あるのは周りの痛い視線だけ」

ガリガリ…

【かしわばともえ】

巴「い、いやだーーーなりたくないなりたくないーーー」

ドクンッ

巴「ち、ちくしょう…」

――――――――――――――

金「確かに巴はオタだったかしら…けど、JUNあなたは巴が好きだったでしょう」

JUN「世界はまた隠れオタで溢れてしまっている」

JUN「これで良かったのかって思うよ」

金「良いのかしら、じゃないと私達がオタになっていたかしら」

プルルルル

金「おっと電話かしら」

雪「急に申し訳ないですが東京ビッグサイトでイベントがあります。」

JUN「おお、久々に事件か~」

金「JUN、これは遊びじゃないかしら」

そのころ地平線の果てで列を成して歩く集団がいた

謎の腐女子「オタ様…」

オタノート【完】

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2006年07月18日 21:44