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《ラッキーアイテムは生卵》
『メロンを選んだあなた…』
テレビの前に正座して宣託の時を今か今かと待ち望む。
『今日はサイッコーの一日よ、ラッキーアイテムは生卵!』
金「やったかしら。」

見事当たりを引き当てた金糸雀は立ち上がり拳を高く掲げた。
余韻に浸る間もなくキッチンに駆けていく。

金「みっちゃん、今日の朝ご飯は卵掛け御飯にするかしら。」
み「え、もうフレンチトーストできたわよ?」
金「かしらー!」

卵掛け御飯をさらさらと流し込み、デザート代わりにフレンチトーストを頬張る。
金糸雀はどちらかといえば少食なのだが卵料理だけは別腹、1日10個分くらいは余裕なのだ。

金「みっちゃん、生卵あるかしら?今日、学校に持っていくかしら。」
み「今日は調理実習なの?」
金「違うかしら。今日のカナのラッキーアイテムなのかしら。」
み「そうなの?じゃあ割らない様に気をつけなくちゃね。」
金「大丈夫、頭脳派のカナに抜かりはないかしら。」

みっちゃんから生卵を受け取り学校に向かう金糸雀。
玄関開けて2分で転倒、無残にも割れる卵。

金「あーん、割れてるかしら。でもビニールに入れておいて正解かしら。」
み「はい、替わりの卵よ、気をつけてね。」

果たして金糸雀は卵を守って学校にたどり着くことができるのであろうか?
終わる








薔「…ボケ担当という意見が出てますが?金糸雀さん。」
金「そんな事無いかしら!カナは聡明な策士かしら!決してボケ担当なんかじゃ無いかしら!」
薔「…との事ですが、…皆さんどうでしょう?」

銀「ありえないわぁ。」
翠「ありえねーですぅ。」
蒼「…あはは。どうだろうね?」
紅「ありえないわね。」
雛「寝言は寝て言えなの。この凸すけー。」
雪「ありえませんわ。」
J 「ねーよ。」

薔「…おめでとう。満場一致でボケ担当です。」
金「チクショォォォォォォォォォォォォォォォ!」



べ「それ俺の台詞じゃね?」









金糸雀が自室でシューティングゲームをプレイしているようです

金「何十回ものゲームオーバーの末、やっとラスボスまで辿り着いたかしら!でも残機があと1しかない…ここからが本当のじg」
み「カナー、卵焼き作ったんだけど中に入っていい?」
金「み、みっちゃん!?」

(ま、まずいかしら!今みっちゃんにまさちゅーせっちゅされたら間違いなくゲームオーバーかしら……!!)

み「ねぇ、入っていいのぉ?」
金「い、今は駄目かしらみっちゃん!!」
ガタンッ

          金   |    み
          ○   |    ○
■        「| ̄   |   /|\
П\___□/.>   .|   ./\
        ↑
       蹴ってる

テレビ『ヴーーーーーー』←バグってる

金「かしらーーーーーーーーー!?」

 ・
 ・
 ・

ジ「おい金糸雀、開けろよ!僕でよかったら相談に乗るからさ、な?」
真「ジュン、金糸雀はまだ部屋に閉じこもったままなの?」
ジ「ああ…『もう自分が信じられない』とか言ってて、僕にも何が何だか…」








《金糸雀120%》
J「なあ、金糸雀。お前仕事やめちゃってよかったのか?」
金「いいかしら。もう決めてたことだし・・・。」
J「共働きだってできるし僕は構わないのに。」
金「家庭に入るからには専念しないといけないかしら。
  それに火事の心配もあるから、家にいる時間を確保したいかしら。」
J「確かに火事は多かったけどな。偶然だよ偶然。」

金糸雀は運が悪い。これまでに火事に遭遇すること5回。
だが、いずれも無事脱出し生還を遂げている。

 金糸雀4歳、ローゼン幼稚園に入園するも給食室から火災発生。
卵焼きを楽しみにしていた金糸雀は一人教室に残っていた。
小さいながらもなんとか逃げのび、屋上からヘリで救出された。
 金糸雀6歳、ローゼン小学校に入学するも焚き火が原因で火災発生。
サツマイモを取りに行ってた金糸雀は一人校舎に残されたが
なんとか逃げのび屋上からヘリで救出された。
 金糸雀12歳、ローゼン中学校に入学するも調理実習で卵を焦がして火災発生。
なんとか逃げのび屋上からヘリで(ry
 金糸雀15歳、ローゼン高校に入学するも化学の実験に卵を投入して火災発生。
なんとか逃げのび屋上から(ry
 金糸雀18歳、アイドル歌手デビューするも料理番組で卵が爆発して火災発生。
何とか逃げのび(ry

金「金糸雀20歳、今日の晴れ舞台だけは何にも起きないでほしいかしら。」
「「「「「「「金糸雀、結 婚 お め で と う ! ! ! 」」」」」」」

薔薇乙女たちからの祝福を受ける金糸雀。
しかし彼女等に渦巻く嫉妬の黒い炎までは気付かなかった。
(終わり)







人気野球チーム「ローゼンメイデンズ」カナリア選手現役引退記者会見

金「今日、ここに引退を宣言します」
ワァー(歓声
金「私の野球人生に悔いはないかしら…」

真「カナリア…」
銀「……」
雛「うぅ…」
翠「後は私達に任せるですぅ…」
蒼「自分の、信じる道を進んでね…」
雪「けど、道は違えど…」
薔「私達は…いつまでも仲間だよ…!」
ジ「カナリア、最後に一言を…」
金「…うんかしら!」

金「………我がローゼンメイデンズは…」

シーン

金「永遠に"破滅"かしら!」



ジ「アッー!」真「アッー!」銀「アッー!」雛「アッー!」翠「アッー!」蒼「アッー!」雪「アッー!」薔「アッー!」め「アッー!」の「アッー!」巴「アッー!」槐「アッー!」白「アッー!」梅「アッー!」じ「アッー!」オ「アッー!」

金「かしら?」










人気野球チームローゼンメイデンズ試合中
み「バッター、2番、カナリア選手」
白「さあ9回裏同点、三塁には蒼星石選手、これで一点入ればローゼンメイデンズ念願の優勝です」

金「…………」
槐「………ふっ!」
白「ピッチャー槐、振りかぶって…投げた!」
金「…!」

金(思いだすかしら…あの初めて野球をやった日を…あの敗北の日を…そしてあの訓練の日々を!私は…勝つかしら!)



カキーン!
白「うったぁー!打球はそのまま伸びる!伸びる!おおっと、これは!」
金(やった!やったかしらぁ!)







梅「ファール」

     ヽ(・ω・)/   ズコー
    \(.\ ノ ←カナリア
  、ハ,,、  ̄

《卵は1日何個まで?》
金「そんな馬鹿な・・・今まで騙されてたかしら!」

雑誌の記事を見て金糸雀は臍を噛んだ。
『卵を食べ過ぎると体に悪い・1日2個までがベスト』
いままで常識とされていたこの考えが検証の結果否定されていたからだ。

金「大体カナは健康優良児だからこんな制限関係ないかしら。」

1日2個までという制限は高脂血症体質や高コレステロール症の方向けの目安で
正常な人はいくら摂取しても影響はないという。
金糸雀は通説を真に受けて1日3個までで我慢していた。

金「そうと分かれば今日から卵三昧よ。夕食は豪華にいくかしら。」

オムレツ、卯巻、芙蓉蟹、茶碗蒸し、スコッチエッグ、卵サラダ、エッグタルト…
思いつくままに卵料理をこさえて食卓にはべらせた。

金「まるで『卵の満漢全席』かしら~♪」

体の小さな金糸雀でも卵料理とあればもちろん別腹。
あっという間に平らげると明日のおやつのビスコッティにまで手を出してしまった。
今日は満足したがすぐに明日が待ち遠しくなった金糸雀は
冷蔵庫の在庫を確認して献立を考え始める。

金「朝はフレンチトーストにミモザサラダ、ミルクセーキにするかしら。
  お昼はタマゴサンドにミートローフ。うーん、まさに完璧かしら!」

しかし金糸雀は卵が優秀な栄養食品であることと卵料理のカロリーの多さを忘れていた。
肉糸雀誕生まであと13日。


《オムライス》

J「今日のお昼はなんだ?」
翠「今日は金糸雀のヤツが当番ですぅ。」
雛「金糸雀は結構料理が上手なのー。」
J「卵料理限定だけどな。ってことはやっぱり・・・。」
金「オムライス作ったかしら。」
翠「ですぅ。」
J「でもまあこれならいいか。」
雛「金糸雀、ケチャップで『うにゅー』描いてほしいの。」
金「任せるかしら。」

雛苺の目の前に置かれた金色のキャンバスに
金糸雀はケチャップの赤で『うにゅー』を描いた。

雛「わーい、ありあと。」
翠「どうせ食べるんだから凝ったってしゃーねーですぅ。
  金糸雀、飴細工の網掛けみたいにしてほしいです。」

翠星石のオムライスに赤い網がかぶせられた。
卵の縁につけた流れるような赤い模様が目を楽しませる。

翠「きれいで美味そうですぅ、それじゃ早速食べるデスよ。」
J「うーん、何にしよう・・・」

模様を決めかねていると隣に立っていた金糸雀がサラサラと描き出した。
ひらがな5文字をハートで囲んでいくのをJUMはあっけにとられて見つめていた。

金「それでは召し上がれ、かしら。」
翠「JUMは何にしたですか?」

危険を察知したJUMは翠星石が覗き込むよりも早く匙を使ってごまかした。(了)


《秋山オリジナル芙蓉蟹『春節淡雪』》

J「今日の晩御飯は何だ?」
金「『芙蓉蟹』かしら。」
J「『カニ玉』か。金糸雀、グリーンピース無しにしてくれ。」
金「え、JUM嫌いだったかしら?」
J「いや、嫌いという訳ではないよ。」
金「なら別に問題ないかしら。」
J「知ってるか?グリーンピースて毒なんだぞ?」
金「そんなはずないかしら。やっぱり嫌いなだけかしら。」
J「とにかく、僕のには入れないでくれ。」

特に入れるつもりもなかったが頑なに拒まれると入れてみたくなるのも人情。
金糸雀は漫画で読んだグリーンピースカニ玉を作ることにした。
卵白と生クリームを混ぜ、薄切り・千切りにした具材と調味料を加えて火にかける。
油を吸って膨らんだ芙蓉蟹にゆでたグリーンピースを裏ごしして混ぜ込めば完成だ。

金「『春節淡雪』できあがりかしら。」

卵白の白とグリーンピースの緑が色鮮やかな芙蓉蟹がJUMの前に運ばれる。
JUMはまず緑の粒が入っていないか探した。

J「白いカニ玉なんて珍しいな。・・・この緑はなんだ?」
金「野菜を裏ごししたものかしら。」
J「粒なし確認。これなら大丈夫だな。」
金「どう?おいしい?」
J「う、旨い、美味いけど…やっぱりグリーンピースだ('A`) ニオイガ。」
金「まだそんなこと言ってるかしら。おかわりもするかしら~。」
J「ちょ、もう無理、盛るのはやめれー。」
金「カカカー、ちゃんと残さず食べるかしら~♪」



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