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~第2話 紅き薔薇~
コツ、コツ
足音はだんだんジュンのいる部屋に近づいてきた。
そのときジュンはようやく足音の存在に気が付いた。
ジ「もう、来たか!確か僕以外は少女だったな。いったいどんな少女なんだろう?」
銃を構え、ドアが開くのを待つ。

ガチャッ
ドアが開いた。と、同時にジュンは銃を脅しのつもりで一発撃った。
すると、相手も何か小さな紅い物を飛ばしてきた。
ジュンは素早く避け、それを手で掴んだ。
ジ「何だこれ?薔薇の花びら?」
そう、その小さな紅い物は薔薇の花びらであった。
?「あら、避けて手で掴むなんて大した者ね?」
そこには、金髪で青い瞳をした少女が立っていた。
ジ「君もアリスゲームの参加者かい?」
真紅「そうよ、薔薇学園に通う高校2年生で、名前は真紅よ。
あなたもアリスゲームの参加者ね?
なら、話が早いわ!まず、私の特殊能力を説明するわ。
私の特殊能力は薔薇の花びらを自由に使えること。
自分で薔薇の花びらを出してそれを攻撃に使えるのよ。
あなたは手紙に書いてあったアリスゲームで唯一の男子ね」

ジ「あぁ、そうさ。ところでここに何の様だ?僕と戦いに来たのか?」
真「ご名答よ!私は生きたい!脱出したい!だから、戦っているのよ」
突然、真紅は薔薇の花びらを撒き散らして視界を奪ってきた。
ジ「うわっ!?」
真「あなたにも手紙があったでしょ?ちゃんと、手紙を読んだ?
これはアリスゲームよ!サバイバルなのよ!
誰かが生き残るまで戦い続ける!つまり、死ぬまで戦い続けるのよ」
彼女は薔薇の花びらでどんどん攻めて来た。
花びらはまるでナイフのように切れ味が良かった。
ジュンに何枚も飛んで来たが、ジュンはナイフで全て切り刻んだ。
ジ「君は甘いよ。そんなのではアリスゲームに勝てない!」
真「うるさい、あなたには悪いけど死んでもらうわ」
薔薇の花びらがジュンの首元を掻っ切った。
ジ「しまっ…」
真「やった!」
ジュンを倒した。
ガチャリ!
真「!!!」
なんと倒したはずのジュンが銃口を真紅の後頭部に突きつけていた。
ジ「残念だったな。首元を掻っ切られたのはただの残像さ」
そう、確かに首元を掻っ切ったように見えたが、実はそれはただのジュンの残像だったのだ。
真「くっ!撃つなら早く撃ちなさい!どうせ負けたんだから死ぬのは確実なのだわ!」
彼女は半泣き状態で叫んだ。


銃の引き金を引こうとした時、ジュンはなぜか銃を引っ込めた。
真「どうしたの?なぜ引っ込めるの?早く撃ちなさいよぉ!」
ジ「止めた、止めた!馬鹿らしい!
なぜ、僕が君を殺さなければいけないんだ?
そんなことする必要なんかねぇよ!」
ジュンは銃を仕舞い、明らかに戦おうとする様子は無かった。
真「どうして止めたの?ライバルは少ないほうがいいでしょう?あなたは脱出したくないの?」
ジ「あぁ、確かに脱出したいさ!でも、方法が間違ってる!戦う以外に脱出する方法は考えなかったのか?
僕ならこんな馬鹿らしいことを計画させた奴を倒してから脱出するけどなぁ」
真「・・・・」
ジ「なぁ、手を組まないか?」
真「え?」
真紅はポカーンとしていた。
ジ「だから、仲間になって一緒にこんなことを計画させた奴を倒そうぜ?
できれば、アリスゲームに参加している奴ら全員で協力して倒したいけどな」

真「・・・・・」
真紅は少しの間考えたが、
真「分かったわ!仲間になるわ!そして協力し合ってこんなことをさせている奴を倒しましょう」
ジ「よっしゃ!決まりだな!そーいやぁ、まだ紹介がまだだったな!
僕は薔薇学園の高校2年生、桜田ジュンだ!よろしくな、真紅」
真「あら、あなたも薔薇学園の生徒だったの?
まぁ、いいわ。こちらこそ、よろしくねジュン!あとさっそくだけど紅茶を入れて頂戴」
ジ「はい?」
真「仲間になった印として私の下僕になりなさい」
ジ「おい、ちょっwwwwおまっwww」
真「ごちゃごちゃ言わないで、さっさとして頂戴」
ジ「はい…」
こうして真紅が仲間に加わった。只今の時間午後8時。外は大雨である。
アリスゲームは、まだ始まったばかり…

~第3話 銀色の月光~に続くかも?
とりあえず、次は誰が出るかはお楽しみ!
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