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大体10分後、ロビーにジュンたちはたどり着いた。
皆は雑談していたりしていた、恐らくこうしていられるのも今日が最後だろう。
・・・多分だが。


ス「さて・・・ジュン、巴に変われ。」
J「?何故だ?」
ス「とある物を、出してもらう。」
J「・・・そうか。」


そう言うと、ジュンは巴に変わるべく、精神統一を始めた。
すると、身長は微妙に縮み。
胸は真紅並みになっていく。
髪も短くなり、顔つきが鋭くなる。
そして、巴が現れた。
もう皆は慣れたのか、適当に挨拶を交わしている。


巴「私の名前は、柏葉 巴、以後おみお知りおきを・・・」
翠(随分、堅苦しそうな奴が出てきたです・・・)
雛「・・・カッコイイ・・・」
巴「有難う、雛ちゃん。」


どうやらこの2人は、気が合いそうだ。


銀(・・・真紅よりは・・・)
薔「久しぶり~」
巴「その節はどうも・・・」
雪「相変わらず、元気そうね?」
巴「貴女もね。」
蒼「・・・似てる・・・」
巴「どうかしましたか?」
蒼「いえ、何処か僕と似てると思いまして・・・」
巴「其れもそうですね・・・」
真「・・・貴女とは気が合いそうだわ・・・」
巴「はぁ・・・」
金「じー・・・」
巴「どうにかしました?」
金「何でもないかしら、ちょっと和風だと思っただけかしら。」
巴「よく言われます。」
ス「巴、ずっと前に体内に隠した、あの石を出して欲しいんだが・・・」
巴「あれですか、ではちょっとお待ちを・・・」


そう言うと、巴は指から銀色の浮遊液体を取り出した。
いや、染み出させたと言った方が良いのか?。
流石に之には驚いたのか、皆がその液体を凝視する。
すると巴は、液体を鋭い箸の様にして、体内に付き立てた!
皆は今の行動に、一瞬目を瞑ったが、叫び声もしないので目を開けると。
箸は体内を貫く事無く、体をすり抜けたようになっている。
雪華綺晶とスネーク、アーカード以外は、ただ漠然とこの異様な姿を眺めていた。
暫くすると、巴は自分の体内から、計8つの宝石と1つの鉄を取り出した。


巴「出てきました。」
ス「ご苦労、それでは変わって良い。」
巴「分かりました。」


そう言うと、巴はジュンに姿形を変えた。
ジュンはこの宝石を、久しぶりに見たような顔をしている。


ス「さて・・・この宝石は、有る一握りの中の一握り、の人間にしか扱えない代物だ。」
ス「余りの力故に、とある人間の体内に、隠す事になっていた。」
J「・・・あれ?俺聞いて・・・」
ス「さて、この8つの宝石だが・・・」
J「・・・スルーですか・・・」
ス「色は8つ有る、扱える人間はこの宝石の力を引き出し、扱う事が出来るそうだ。」
ス「其処でだ、好きな色を選べ、好きな色が之を扱える色だ。」
金「それは、何故なのかしら?」
ス「良く分からん、寧ろ知らん。」
金「適当なのかしら・・・」


そう言って、適当に宝石を振り分ける。
色分けはこうだ。


真紅・・・赤色
水銀燈・・・銀色
蒼星石・・・蒼色
翠星石・・・翠色
金糸雀・・・金色
雛苺・・・桃色
薔薇水晶・・・紫色
雪華綺晶・・・白色


ス「行き渡ったな?後は運任せ、何が出るかどうかは、その宝石次第らしい。」
7人「え!?」
ス「good rack!ジュン、後はこの鉄だが、之はレアメタル数種類混ぜて。」
ス「そして、お前の体内から作られる、特殊な鉄を混ぜて作り上げる鉄だ。」
ス「何故かこの鉄は、人の意のままに変形する、持っとけ。」
J「・・・」


不服そうな顔をしつつ、その鉄を受け取る。
ジュンはその鉄を動きやすいように、腕輪に変形させて、両手につけておくことにした。


J「・・・やれやれ・・・」
ス「明日からの行動だが・・・俺とアーカードと笹塚は、此処に属す事になる。」
ス「お前達9人は特殊移動車に乗り、此処を移動し、此処から指令を仰いで。」
ス「敵の本拠地と考える所を、叩き、違ったなら他の所に移動するか、其処で情報を集める。」
J「・・・分かった。」
ス「其れと後一つ、[例の人格]は命令があるまで、絶対に使うな。」
J「・・・言われなくても。」
ス「アレは危険すぎる、どんな陸上兵器でも、アレだけは殺せない。」
J「・・・」
ス「分かったな?それじゃあ、今日は後は自由行動だ、行け。」
J「分かった。」


そう言うと、各自に明日1階8時にロビーに、出かける用意をして。
集合と伝え、後は今日は自由に動けというと、自分の部屋に入っていった。


J「・・・あの[人格]を使うな?馬鹿な、あの[人格]を使うのは、本当のラスト、ほぼBAD ENDの時のみだ。」
J「あの人格なら、此処に居る人間を瞬殺出来よう。」
J「あの人格なら・・・本当の恐怖を知らされる。」
J「アレを使った時、次の日から全てが、如何なるのか・・・」
J「破壊のみ・・・まさにTHE ENDって訳だ・・・」
J「馬鹿な話だ、人間が作ったものが、人間を破壊するとは・・・」
J「つくづく厭になってくる・・・」


そう言うとため息を吐いて、ベットに横になる。
途端に、ドアを叩く音がする。
誰だろう?取り合えず、ドアを開く。


蒼「・・・ジュン君、ちょっと・・・良いかな?」
J「あ、ああ。」


そう言うと、蒼星石を部屋に招き入れる。
部屋に有るのは、日本刀と銃剣。
蒼星石を椅子に座らせる。


蒼「ジュン君・・・話があるんだ・・・」
J「なんだい?」
蒼「ちょっと・・・いざこざを起こしちゃってね・・・」
J「何を?」
蒼「ちょっと・・・ね・・・」


そう言うと、蒼星石が体をジュンに寄せる。
之はよく、女性が助けて欲しい時に、使う精神的合図だとか。


蒼「ジュン君・・・」
J「・・・」


蒼星石は淡々と話を続ける。


蒼「ジュン君・・・死んで?」


そう言うと、蒼星石はナイフを抜き、ジュンに突き刺す。
そして、ジュンの腹を掻っ捌き、腸を抉り出す。
すると、蒼星石は徐々に変形し、新たな人の形になる・・・
其処に居た蒼星石が、変形し終わる頃。
オッサンだろうか?深い皺が有るが、やけに鋭い眼つき、艶やかな黒髪。
屈託の無い、腰遣い、どれをとっても中年には見えない。
すると中年は、立っていたジュンを蹴り飛ばす。


???「之が、ホムンクルス?最高作?最強の人?まるで何とも無い。」
シ「このシュルクに掛かれば、どんな人間の暗殺も楽だな、クククク・・・」
シ「しかし、使い走りのヤクザから、此処まで成長したとは・・・俺も見上げたもんだな。」
シ「念には念を、徹底的に・・・な・・・」


そう言うと、シュルクは腕を変形させて、ハンマーに変え。
ジュンの顔を叩き潰す、そして機械的に叩き潰した。
これで、大抵の人間は生きてられない、そう思い部屋を後にする・・・


シ「さて・・・最初がこんなに楽なら、あいつ等も楽だな。」
J「ほぉ?俺が1度も、蒼星石と呼ばないのに、気が付かないとは・・・とんだアホだな。」
シ「な!お前は!?何故だ!?」
J「さぁ、何ででしょう?」


其処に居るのは、顔が潰れ、腹を裂かれたジュンの死体。
しかし、殊更おかしい事に、ジュンは動いている、何故だ?
こう言ってる間にも、ジュンの体は湯気を上げて。
まるで細胞が一つの生物のように、うねりながら傷が再生していく。
体が再生される時に出る、熱のせいで、水蒸気を発生させているようだ。


J「俺にこんなに苦戦するようなら、今のあの子達には、絶対に勝てないだろうな。」

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