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「ねえ,翠星石… 起きてくれないかな…。」
「ん~~…ちょっと待つですぅ…。 蒼星石,こんな時間にどうしたですか?
 まだお日様も寝てるですよ…」
「う~…ちょっと怖い夢見ちゃって…」
「そうですか…それならいつもの所に散歩に行くですか?」
「いいの…?外まだちょっと暗いよ?」
「何を言ってるですか,もっと暗いときにも行った事あるでしょう?」


いつもの所-それは2人の秘密の場所。山の裏側に隠れた,大きな湖の見える橋…
そこからしばらく行くと海にも通じている。
今のように心の痛い時だけでなく,いいコトがあった日にもよく立ち寄っている…
寝付けない日は夜中にこっそり行くこともあるくらいお気に入りの場所なのだ。

「さあ,そうと決まれば話は早いです。蒼星石,手を放すんじゃないですよ~」
「…ごめんね,君に面倒かけちゃって…」
「蒼星石…。面倒だなんて思ったことなんてないです。
 泣いたまんまで放ってなんか置けないです…(ぎゅっ)」
「翠星石…ありがとう…僕だって,君が泣いてるのなんて嫌だよ…(ぎゅっ)」
「また泣いてるです…困った妹です。こうなったら,今日は海まで行くです?」
「うん…ありがとう,嬉しいよ。 ねえ,翠星石。今日は海で朝日を見ようよ?」
「そういえば,こんな夜明け前に来るのは初めてかもです…。」
「翠星石,僕の背中に乗って。…おんぶしてあげる///」
「えっ…蒼せ…///いいんですか?」
「遠慮しないで,翠星石。今度は僕の番だよ…///」
(蒼星石のおんぶ…なんだかちょっと恥ずかしいです///
 そして…優しくて気持ちいい感じがする…)


しばらくして…

「翠星石,着いたよ。さて…これからどうす…あれっ?」
「…蒼星石…ずっと……こうしていたい…ですぅzzz」
「疲れてたんだね,翠星石…こんなトコで寝たら風邪引いちゃうよ。
 ほら…朝日が昇ってきてる」
「ん~…蒼星石~,行っちゃいやですぅ~…(ぎゅっ)」
「……翠星石,僕はここにいるよ。もう離れたりなんかしないから…。」
「約束ですよ~,蒼星石♪ホントに…どこにも行かないですか?」
「もちろんだよ…君が泣いてるのは嫌だって言ったじゃないか,翠星石。
 (あっちゃ~…まさか…寝たふりされてた!!?///)」

「蒼星石のおかげです…こんなスゴイものを見れたのは。ありがとうですぅ///(がばっ)」
「えっ…そんな…///僕はただ…(翠星石…あったかいな)」
「せっかくだから,願い事でもして行く…です。」
「そうだね。今日はきっといい事がある…」

(神様,最高の相棒をプレゼントしてくれてありがとう。{ですぅ}
そのおかげで"独りじゃない"ってはっきりわかる。…安心できる。
肌のぬくもり,心のふれあい,それがいつだって傍にある…
僕{翠星石}達はいつも,幸せです。)

「はぁ~~…。綺麗ですぅ…蒼星石,見てるですか?」
「そうだね,翠星石…またここに朝日を見に来ようね…」
「帰るときは,翠星石がおんぶして帰るですぅ…///」

二人で帰る家までの道には,いっぱいの笑顔が咲いていた。

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