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出発から約30分、運転はスネーク助士席にはアーカード。
残りは中の広めの車内で、寝るなり遊ぶなりしていた。
その中で、ジュンと雛苺の大声が響く。


雛「だ か ら!メグって言う、黒髪の人は見なかったの?」
J「さ、さぁ?誰の事かなぁ?」
雛「うー、ジュンなんか怪しいの!」
J「ははは・・・えっ!ち、ちょっと待て!」
J「え!?だから出てくんな!」
雛「うー!」


何故か、目を反らして大きく独り言を言うジュンと、さっき会ったメグについて聞く雛苺。
事の発端はこうだ、ジュンが、あ?メグ?今は出てくんなよ?俺が困るから。と言うのを。
雛苺が聞いたところから始まる、最近どうにもジュンは異性運が宜しくない様だ。


J「だーっ!お前は!」
銀「さっきから五月蝿いわね?何か隠し事でもあるのぉ?」
J「え!?いや・・・何でもな」
薔「酷い・・・抱いたのに隠し事なんて・・・」
J「うっ・・・」
翠「チビ人間!さっさと白状するです!」
真「朕がなってないのね・・・さっさと言いなさい。」
雪(ニヤニヤ)
J(雪華綺晶!裏切ったなぁ!)
金「さっさと白状した方が良いかしら!」
蒼「・・・隠し事は良くないよ?・・・そ、それにか、体の関係も持ったんだから・・・」
J「・・・負けだ・・・終わった・・・わあった!さっさと白状するよ!」


そう言うと、ジュンは服を着替えにトイレに篭った。
何故か白い服を持って、トイレの中からは、もう嫌だ・・・死にたい・・・と言う悲痛な呻き声が聞こえる。
そして待つ事数分、ジュンは眼鏡を取り白い、女性物の服を薄い服を着ている。
それは男性が着る物としては、余りに滑稽だった。
ジュンは、泣きそうな顔をしていた。
だが、妙に似合っていた。
しかし、今までと辻褄が遭わない、今までのはジュンの発狂だったのだろうか?
雛苺が文句を言おうとした瞬間。


J「・・・用意は出来た・・・もう本当に死にたい・・・つーか殺せ!殺してくれ!」
真「哀れね・・・」
J「待っててくれ・・・メグ?あー・・・用意が出来た・・・出て来い・・・」


ジュンが俯くと、見る見るうちにジュンの顔は変形し。
身体は徐々に小柄になって行き、太目の腕は細めの腕に。
ぼさぼさの髪は、艶やかなストレートになり。
段々と華奢な体つきになっていく。
大体数分経っただろうか、皆は唖然としたまま、一人の少年が少女に変わった。
昆虫で言う所の変態を、ジュンがたった今成し遂げた。


メ「ふぅ、やっぱりこの変身は慣れないわね・・・うっぷ・・・ゲロが出そう。」
雛「・・・メグ?メグなの?」
メ「あら?雛ちゃんじゃない?」
雛「メグはジュンだったの?」
メ「うーん、大雑把に言えばそうなるのかな?めんどくさいから、考えた事無いや。」


そう言うと、周囲を無視したまま朗らかに微笑んでいた。


メ「えーっと?皆さん紹介はまだでしたっけ?」
銀「・・・ジュンがメグで?・・・頭痛くなってきた・・・」
メ「紹介しなきゃならないそうね。」
メ「私は姉崎メグ、一応ジュンの人格の一つでぇす。」
真「・・・訳が判らないわ・・・」
メ「そうねぇ・・・判りやすく、言いましょうか。」
メ「私はジュンの人格の一つで、ジュンは人格と共に、体が数パターンに変形するのよ。」
メ「そのパターンは様々で、今此処で言うとこんがらがるから言わないけど、私のほかにも数人居るのよ?」
メ「例えば・・・ジュンの女の子バージョンとか・・・」


瞬時に皆思っただろう、見てぇ!と。
しかし、今すぐにメグに引っ込んで貰うのも、何なので後で見せてもらう事に。
雛苺はちゃっかり、メグの膝の上に座っていた。


メ「さて・・・皆楽しそうねぇ?」
真「紹介は良いの?」
メ「名前と顔は今ジュンに教えてもらったから、必要ないわね。」
真「そう・・・」
メ「そうね・・・水銀燈?貴女って、コレできるかしら?」
銀「どれぇ?」


そう言って、何気ない女子同士の会話が弾んでいく。
メグ自体はある意味、異色な存在であった。
男であり女である、そんな人間早々居ないだろう。


ア「ハックショイ!」
ス「ん?吸血鬼様も風邪か?」
ア「何処かの馬鹿が、噂でもしてるんだろ。」
ス「何て噂してるんだろうな・・・」
ア「・・・・・・」


走る事数分、キメラは此方にきずくものの、今のところ追いかけてくる奴は居ない。
大型車なので、ハイウエイで飛ばしているが、相手もそろそろコレを予想して、出てくる奴があるだろう。


ア「・・・ん?来たか。」
ス「どんなのだ?」
ア「・・・最悪の組み合わせだな。」
ア「恐竜型と機械型だ。」
ス「・・・もう伝わってるな、遅くしよう。」


メグには外から何か、音が聞こえた。


メ「・・・何か来た!」
銀「メグぅ?」
メ「真紅!と翠星石!と金糸雀ちゃん来て!」
真「ちょっと?」


そう言うと、雛苺を床に下ろし、車の屋根の上に天井から上がった。
メグは、遅くなり始めた車の上から、敵を見た。
敵は飛竜型の巨大な竜(約2M)と、機械と肉で出来たゴリラが追いかけて来ていた。
コレだけ見たら、ジュラシックパークと大して変わらないだろう。


メ「仕様が無いけど、手伝ってもらうわ。」
翠「何で気が付いたんですか?」
メ「音が聞こえたのよ。」
真「確かに此処では、私達が有利ね。」
金「金糸雀も雑魚を、援護射撃するかしら!」
メ「有り難いわね、私も久しぶりに戦うわ。」


メグはそう言うと、手の指に鉄の指輪をつけると、指輪から鋼鉄糸を伸ばし戦闘体制を固めた。
車が動いてるため、遠くから当たる攻撃が有利なのである。
竜は待っていたかのように、飛びながら真紅たちに体当たりを始めた。
真紅はそれをかわしつつ、スタンドの拡散弾で竜に徐々にダメージを与える。
翠星石はゴリラに木で攻撃しつつ、金糸雀の音波とのコンビネーションで、的確にダメージを与えていく。
メグは何処からか、銃剣を出し竜に数本投げて刺し、鋼鉄の糸を操り竜を削っていく。
しかし、一気に削るのは流石に、力が足りないのか出来そうに無い。


真「メグ貴女、まるで手品師ね。」
メ「よく言われるね、それは。」


その途端、車が少し揺れる、何かふんずけたようだ。
だがしかし、真紅はその振動で、バランスを崩しかけた。


真「あっ!」
メ「真紅!」


竜は真紅が体制を崩した所に、体当たりをぶつけた。
落ちれば、走っている大型車からの転落だ、体が大幅に削れたりと、命の保障は出来ない。


真「きゃ!」
メ「真紅!」


ズササッっと、音を立てて真紅は、車の隅まで飛ばされた。
後1Mで、車から落ちる所だった、思わず皆、安堵のため息をつく。


真「・・・もう許さないわ!」
メ「・・・ふぅ・・・危なかった・・・」
真「之からが反撃よ。」


メグは複雑に手を動かすと、竜に向かって複雑に線を向かわせる。
竜は体の羽が大分破け、動きが緩慢になった。
其処に真紅が、手甲榴弾を撃ち込み、竜は爆発を受けると落そうになった。
其処をメグが竜の血管を見抜き、竜の血流に糸を流し込み、糸を竜の体中にめぐらせた。
コレを思いっきり引けば、どうなるのかは目に見えて判る。


メ「お休みなさい、良い夢を、終わり無き夢を。」


メグは、謳う様に言うと、両腕を思いっきり広げた。
次の瞬間何かが切れる音がして、竜は全身から血飛沫と肉片を飛ばしながら、バラバラになり果て落ちて行った。
後ろからは、ゴリラが次々と現れ始めていた。


真「・・・敵には廻したくないものね・・・」
翠「さっさと、手伝うです!」
金「まだまだ、出てくるのかしらー!?」
メ「さて、次々。」
真「メグ貴女、慣れてるわね?」
メ「その話は、この後ね?」


メグは、ゴリラの体を糸で撥ね、翠星石と金糸雀が引っ掛けて、超音波で破壊し。
真紅が拡散弾で、蹴散らした。
ゴリラはあっと言う間に、無くなり、残りが居なくなった。
ゴリラは予備だったのか?追跡なのか?


メ「はぁ・・・今は少ない方かな?」
金「まだ来るのかしら!?」
メ「後1時間は粘るしかないわね。」
真「面倒臭いわね・・・」
メ「そうねぇ・・・一応戻りますか。」
翠「それには賛成です。」


そう言うと、4人は車の中に入って行った。

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