翠星石短編17
子「パパー。パパは何でママと結婚したの?」J 「ん?パパとママか?」子「うん。」J「それはな。ママが「JUN、お願いです!翠星石と結婚してくれです。」って言ってパパに縋り付いて来たから」バチコーン翠「こら!おめー何言ってるです!」J 「痛ーな!何すんだ!」翠「お前が子供に変な事言うからです!良いですか、チビ。翠星石がJUNと結婚したのはJUNが 「お願いしますー。翠星石。僕と結婚してください。僕は君が居ないと駄目なんだー。」 って情けない事言うから翠星石は仕方なく結婚してやったんです。」J 「嘘言うな!お前が言ったんだろ!」翠「うるせーです。この宿六!」J 「何だと鬼嫁!」ギャーギャー子「ねえ、蒼星石お姉ちゃん。」蒼「何かな?」子「パパとママの言ってる事ってどっちが合ってるの?」蒼「うーん。両方かな。」
翠「JUM。これこれ。これ見るですぅ。」J「シュークリーム?」翠「ただのシュークリームじゃねーです。 8つのうちの1つがカスタードじゃなくてマスタードクリームなんですぅ!」J「・・・どうすんだ。これ」翠「今日のおやつにだすです。誰がたべちゃうですかねぇ・・・ヒーーッヒッヒ・・・。」J「お前なぁ・・・。」翠「シュークリーム買ってきたですぅ~みんなで食べるですぅ~」雛「わーい!ありがとなのー!」翠「(この右端のやつが当たりですぅ・・・)」J「(見た目は全く同じだな・・・)」銀「それじゃぁ、こぼさないようにお皿に分けてくるわねぇ。」翠「あっ・・・!」J「・・・・・・。」銀「おまたせよぉ~。」J「(・・・おい、まったく見分けがつかないぞ)」翠「(な、なぁ~に。8分の1ですぅ。当たる可能性は低いですぅ・・・)」J「ムグムグ・・・」翠「いただきまーす・・・ですぅ・・・」J「(僕のは大丈夫だった。・・・って、お前当たりか・・・・・・。)」翠「(やばいですぅ!口の中が第3次世界大戦やぁ!ですぅ!)」J「(牛乳飲んだらどうだ。少しは良くなるらしいぞ)」翠「(う~~、うぅ~~~。エラい目にあったですぅ・・・。)」J「(こういうの自業自得っていうんだろ?)」翠「(・・・黙れですっ!)
《コーディネイトは…》蒼「今度のデート、ホントにこれでいけるかなあ?」翠「大丈夫に決まってるです。蒼星石のかわいさにJUMもイチコロですぅ。」蒼「でも、こんなフリフリのワンピース、普通翠星石が着るものだよ?」翠「そんなことね―です。蒼星石にもよく似合ってるです。」蒼「こういうのって翠星石みたいに長い髪の方が似合う気がするんだけど?」翠「ショートでも負けね―くらいかわいいから安心するです。」蒼「でも、普段着ない僕が着てたらJUM君に変に思われないかな?」翠「それなら前にみっちゃんに撮ってもらったときの写真があるです。 そいつをJUMに見せて慣らしておけばいいです。」蒼「僕がその写真を見せるのはなんだか不自然だよ?」翠「じゃあ、『こんなことがあったですぅ』って翠星石が話してやるです。」蒼「あの写真ってみんなの分もあるよ。それに一人で写ってるわけじゃないし…。」翠「蒼星石の写真だけにすればいいです。いらないところは鋏で切っとくです。」蒼「そんなことしたらみっちゃんに悪いよ。 それになんか呪われそうな感じがするよ。夜な夜な化けて出てくるかも。」翠「人物を真っ二つに切ったりしなければいいです。 それにみっちゃんは好きなだけ焼き増ししてるから構うこたぁねーです。 なんならみっちゃんに一言ことわっておくです。」蒼「みっちゃんに言うとまた写真撮るって追い込まれたりしないかな?」翠「そうなるなら渡す用の写真を撮ってもらえばいいです。 一人でかわいく写ってる写真にしてもらうです。 服ももっと似合うやつを用意してくれるかも知れねーです。」蒼「そっか、それもそうだね。じゃあそうする。」翠「まったく、たかがデートの服選びで。世話の焼ける妹ですぅ。」蒼「ごめんね。」翠「で、肝心のデートはいつですか?」蒼「今日の3時に待ち合わせ。」翠「ちょ、間に合うわけね―です。いい加減にするです!」終わる
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