蒼星石×翠星石6
ここは双子の部屋。夜も大分更けているのだが廊下から見ると部屋の中からうっすらと光が漏れていた。「蒼星石ー、まだ勉強するですか?」「もうちょっとできりが良くなるんだ」「そうですか、なら仕方ないですぅ。待っているから早く済ませるですよ」「うん」カリカリカリ「蒼星石ー」「何? 翠星石」「呼んだだけですぅ」「そう」カリカリカリ「蒼星石……」「もうちょっとってさっきから言って……あ」振り向いた蒼星石が見たものはベットに倒れている翠星石だった。「蒼星石、早く寝ないとダメですぅ」「翠星石の寝言か……もう寝ようか」蒼星石は翠星石に布団をかけて、スタンドの電気を消し翠星石の横にもぐりこんだ。目を瞑る前に横をみると、すぅすぅと穏やかな寝息を立てている姉の顔がある。「おやすみ、翠星石。また明日」では、皆お休みなさい
このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー と 利用規約 が適用されます。
1文字以上入力してください
本文は少なくとも1文字以上必要です。
1文字以上入力してください。