複数短編25
替え歌、元「ハルジオン」今「ハルヨクジョウ」希望を作ってた、薔薇乙女に気に入られた日から、削れてった。トラウマを作って、無き暮れた、夜のベット。名前があったなぁ、赤くて、無数の花。視界の外れで、忘れられた様に、乱れ咲いてた。回されて、霞んでいく記憶の中、ただひとつ。思い出せる、忘れられたままの海苔。いつだったっけなぁ、ベジータと遊んでたあの日も。滲んだ景色の中で、滲まずに揺れてた。いつだったっけなぁ、自分に嘘をついた日も。正しいリズムで、人を惑わし揺れてた。いつの日もふと気付けば、僕のすぐ近くで。どんな時も赤いまま揺れてた、自分のタメ?何のタメ?始めてを失くした時。自分の正論が、スルーされた時。ほら見える、揺れる赤い花。ただひとつトラウマで、折れる事なく襲い来る。希望を作ってた、一度触れてみたかった。大人になったら、いい思い出ででぶり返す、トラウマとベジータ。ところが、薔薇乙女は気付かずに、繰り返してる。大人になっても、望みを作っては汚される。幾つもの景色を、通り過ぎた笹塚に問う。君を今、動かすモノは何?その色は?その位置は?夢ならどこかに、埋めてきたい。希望と、遥かな距離を置かされた。ほら、今も襲い来る薔薇乙女。僕は気付かなかった、位置を知らなかった。トラウマを作ってた、いつしか薔薇乙女はSM派になってた。視界にあるのは、数えきれないトラウマだけ。大事な何かが、音も立てずに切れていった。翠星石のジョウロが媚薬で満ちてった ───・・・まだ傷を作ってる、やられる様に繰り返されてる。逃げれられないって事も、知りながらベジータに助けを頼む。ある奴がいたな、アホな自分の姉。枯れて解ったよ あれは僕の希望咲いてた。気付くのが、遅くてうなだれた、僕の目が。捕らえたのは、トラウマの中の、小さな芽新しい芽。生きていく意義と、また出会えた。自分の希望が今、踏まれた。枯れても、枯れないトラウマが咲く。僕の中に深く穴を掘る。ほらここに、揺れる希望。僕は気付かなかった、忘れられていた名前。僕のが揺れるなら。折れて揺れる、揺るぎつつ有る精神だろう。
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