乙女の保守劇場8
乙女の短編保守劇場71薔「ねぇ、パパ?ママへのプロポーズの言葉はなんだったの?」槐「どうしたんだい?急に」薔「なんとなぁくだよ」槐「そうだなぁ……確か」槐「お前が好きだ!お前が欲しいっ!ママー!」槐「だったかなぁ」薔「……なんか恥ずかしいね」槐「今考えればそうだなぁ。でも、昔はパパも若かったからね」薔「ママはなんて?」槐「凄く赤面して『バ…バカッ』だっていやぁ、あの頃のママは可愛かったなぁ」薔「ママが赤面かぁよっぽど嬉しかったのかな?」槐「さぁ、どうだろうねぇママに聞いてみたらどうだい?」薔「ママにはパパの方が早く逢えるからパパが聞いといて」槐「そうだね……」薔「ママに逢いたい?」槐「薔薇水晶が大きくなって結婚して孫ができてから逢いに行きたいな」薔「そっか……パパ?」槐「?」薔「パパ、大好きだよ」槐「薔薇水晶……。もちろんパパもだよ」
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