ずっと傍らに…激闘編 第十六章~水銀燈side~
銀「はぁ…」あの顧問…ってか監督、絶対私に実戦練習させない気だわ。走り込みと筋トレばっかり。のりも私と同じような目に遭ってるし、嫌がらせ?…絶対そうよ。とっとと部活やめろ!と言わんばかりのあの態度ときたら…これは仕組まれた罠よ。きっと──ガチャ銀「ただいまー」紅「おかえり」雛「おかえりなのー」まぁ、どんな事があろうと、この子たちの顔を見てると、ホント気持ちも楽になれるわぁ。銀「ふふ…」~~~~~雛「お絵かきの続きするのー! …ののの~の~の~♪」あぁ…家のリビングっていいわぁ。何でこんな落ち着いた気持ちになれるのかしら。さ~てぇ。さっさと着替えて、お昼食べて、ジュンくんとのりを誘って、みんなでゲームして嫌な事でもサラッと忘れよーっと。──あれ?この家、やけに静かねぇ。銀「真紅ぅ」紅「何?」銀「みんなどこ行ったのぉ?」紅「…お父様とお母様は2人でどこか買い物に出かけたわ。 金糸雀と薔薇水晶と雪華綺晶は適当に外に遊びに行って、 蒼星石はまだ部活から帰ってなくて、 翠星石は…たぶんジュンの家でしょ。」 銀「ふ~ん」紅「街に行くって言ってたわ」銀「へぇ、そう──は!?」何だか、めちゃくちゃ引っかかるんだけど…銀「ねぇ…それって、ジュンくんの家に行って、それから街へ行くってこと?」紅「知らない。『街には行くけどジュンの家には行かない!』って言ってたけど、 翠星石ならこっそり行っててもおかしくないし──」…何だか胸騒ぎがしてきたわ…。銀「翠星石に電話してみる…」…Trrr…Trrr…自『留守番サービスセンターです──』チッ…銀「出ないから次、ジュンくん…」…Trrr…Trrr…自『留守番サービスセンターです──』銀「…のりに電話してみる」…Trrr…Trrr…自『留守番サービスセンターです──』──繋がらない。もう一度…。…Trrr…Trrr…自『留守番サービスセンターです──』──やっぱり繋がらない。みんな揃って何なのよぉ!銀「ちょっとジュンくんの家に行ってくるわ」紅「えぇ」~~~~~──ピーンポーン銀「…」さっきから3回も鳴らしてるのに、変ねぇ。のりもどこへ行ったのかしら…。ったく、家に電話しよ…。…Trrr…Trrr…紅『はい』銀「もしもし、真紅ぅ?」紅『いなかったの…?』銀「やっぱり嫌な予感がする…2人で街へ行ったんじゃない?」紅『まず翠星石は行ってるわ。ジュンがいないのならジュンも…』銀「でもジュンくんは…引き篭もりなのよ…?」紅『って言われても…えぇっ?…わっ…分からないわ』銀「あんたが焦っても仕方ないでしょ?」紅『水銀燈こそ焦らないでくれる?声大きすぎて音割れしてるから…』何それ?イヤミぃ?…はん、ま、今怒ってもしょうがないわね…銀「…じゃあ話戻すけど、ホントに街へ行ったのね?」紅『すっ…少なくとも翠星石はそのはずよ』銀「じゃじゃ…じゃあ私、ちょっと街まで探してくる」紅『それじゃあ私は家に連絡が来るのを待ってる。来たらすぐ連絡するから』銀「えぇ、お願い…それじゃね──」はぁ。とにかく駅まで急がないと…。チャリは家に置いてきたし…。でもあの2人を連れて帰るときはバスの方がいいわね。よし…。あっ、のりにも伝えとこ……Trrr…Trrr…自『留守番サービスセンターです──』銀「…ついでだし、留守電に入れとこ…(ボソッ)」自『ピー』銀「もしもし?水銀燈だけど、ジュンくんが家にいなくて、 もしかすると翠星石と街に行ってるみたいだから、 ちょっと捜してくるわぁ~…」じゃあ、のりの家は……Trrr…Trrr…自『ただいま、出掛けております──』…。じゃあ、ジュンくんにもメール送ろうっと…□ジュン□Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:-----------------------いまどこ?──ついでに翠星石にも。絶対そうだと思うんだけど…。□翠星石□Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:-----------------------あんたジュンくんと一緒?──バス停まで走ろ。~~~~~駅前でバスを降りてから猛ダッシュ。人目なんて気にしてられるもんですか!財布にICカード……やった。まだ入れたままだわ。ピッ自『まもなく、2番乗り場に…』もう来る!早く階段上らないと…~~~~~──ったく。無我夢中で電車に飛び乗ったまではいいけど、どこを探せばいいのやら…。電話に出ないし、掛けてすらこない。メールも来ない。あの子たちときたら、どうなってんのよ…。ふぅーっ…。とりあえず、いつも連れて行ってる時のパターンを考えると、今頃はだいぶ東の方まで歩いてるはず。街の中心駅で降りてみようかしら…~~~~~はぁ。やっと着いたけど。こっちの方がどうしても人が多いわねぇ。捜しようがないわねぇ…。電話してみよ…。…Trrr…Trrr…自『留守番サービスセンターです──』翠星石…繋がらない……Trrr…Trrr…自『留守番サービスセンターです──』ジュンくん…繋がらない…銀「…」…ったく、何かイライラしてきた…。こんなときに限って出ないとか、バッカじゃないの?はぁ~……。腹立ててないで、さっさと探そう…。~~~~~商店街…いない。こっちの駅前の百貨店…いない。地下街…いない。高架下…いない。本屋…いない。ここまで来たらもう1回電話…繋がらない。──あぁもう!どこよぉ~はっ…GPS!…。…そんな設定してないし!走らなきゃ…やっぱり少し西側に戻ろうかしら…~~~~~こっちの百貨店なら…駅で降りてからすぐ入ってるわよね。人の流れ的に入ってしまうものよ。きっとそう!あの2人なら絶対そうしてるわ!私だってそうですもの…。…地下2階。…地下1階…1階。…2階。…3階。………10階。…はぁ。何でいないのよぉ!迷子として捜してもらうのも恥ずかしいし…。…もう疲れた。~~~~~…まさか、別の街へ行ってるんじゃないでしょうねぇ?とりあえず家に電話しよ…。…Trrr…Trrr…紅『はい』銀「真紅ぅ?」紅『…どうだった?』銀「見つからないのよ…」紅『…えぇっ?』銀「でね、やっぱりそっちにも連絡入ってないの?」紅『…入って…ないわよ』銀「あ、そう…」紅『えぇ…』銀「じゃあ、また後で掛ける」そ…。まだ、連絡ないんだ…。──そうそう、のりにも掛けなきゃ。…Trrr…Trrr…自『留守番サービスセンター…』…まただわ。のりったら何で出てくれないのぉ…?──仕方ない。…どうしようかしら…。あっ…!そうそう、この百貨店を出てから、私だったらどう行くか…ってのを考えた方が早かったかも。いつも私が連れて行くようなルートで歩いてくれてるなら、きっとそのうち会えるはず…。~~~~~──結局市役所まで来ちゃった…。西へ戻ったのは意味なかったみたいね…。骨折り損かぁ。気分転換にここの展望ホールにでもいこうかしら…。──ピンポン…ったく、満員のエレベーターなんてホントは乗りたくなかったんだけど。──はぁぁぁ…山が綺麗…。…海も綺麗…。そして周りにいるのは、子供連れの家族、手を握り合ってるカップル、高校生同士の集まり…──何でこんなに悲しくなってくるのかしら。気分転換に来たつもりなのに…。…あの2人、家族なんてどうでもいいんだわ。連絡ひとつすらして来ない。心配ばっかり掛けて、ヘラヘラしながら家に帰ってくるに決まってるんだから…。私が中学3年の頃…荒れてた時の事なんか、とっくに忘れてるんだわ。──お父様もお母様も、家族みんな、私が傷ついてるなんて知りもしなかった。分かろうともしなかった。塾へ行ってる間に限って、みんなで外食に行ったり、部活へ行ってる間に限って、みんなで買い物へ行ったり…何でそんなに冷たいの!?紅『水銀燈が忙しい時に限って、みんなの予定が空くもの。仕方ないわ』私なんて蚊帳の外。所詮、みんな私の事なんてどうでもいいって思ってるのよ!──な~んて、思ってた頃があったわ。それでもジュンくん…あなた、あの時の私を一生懸命励まそうとしてくれたわね。私が塾から帰るときに、いつも家の前に立ってるから、ついつい通りがかりたくなっちゃって──ジ『あっ!暗闇の中から塾帰りの水銀燈が現れた!』銀『え?なになに?今から対戦始まるの?…ってw』ジ『水銀燈、今日のノリはよく判らないね』銀『何よぉ…w』ジ『また家に人いないんだったら、上がってよ。ねーちゃんもいるし』何だかあんまり思い出したくないのを思い出したけど…wでも、そんなジュンくんも、結局一緒だったのね。はん。翠星石といつまでも仲良くイチャイチャしながら暮らせばぁ?──あと1時間捜しても見つからなかったら帰る。~~~~~──ピンポンはぁ~あ!エレベータのドアでも蹴っ飛ばしてやりたかったわ!まさかこんな所であんなイヤな事を思い出すなんて!さっさと外の空気でも吸お──ドン!──痛ったぁ…。誰?歩道のど真ん中で私の胸に体当たりしてくるおばかさんは…?ジ「あ、すみません…」え。──ジュンくん!?…違う。今は抱きしめる気分じゃないわ。銀「──ちょっと、ちゃんと前向いて歩きなさいよ」…今はね…あなたにメチャクチャ腹が立ってんのよ!ジ「何で水銀燈がここにいるんだよw」それはこっちが聞きたいわよ!…あれ?ジュンくんの後ろ…誰かが追って来てるわね。何あの暴走族みたいな格好…。ジュンくんと同い年っぽいのに…。あ、あぁ…。なるほどねぇ。銀「うふ…聞きたいぃ?」あれがジュンくんをイジめてる奴かしらぁ?だったらおもしろぉ~い…ふふ。ジ「…」銀「それはねぇ──」ジュンくんに怒る勢いでそのままあいつをビビらせよぉ~っと。ジ「…」胸倉を掴んで、ガツン!と一発……銀「──あんたが突然いなくなるからよ!!」うふ。いい気味。雷に打たれたような顔ってこの事ねぇ~…ジュンくん?銀「ほんと、2時間近くも捜してようやく見つけたわ…」…でもホントは…ねぇ。素直にジュンくんが無事に見つかったことを喜びたいんだけれど…。言いたい事が山ほどありすぎて──銀「あんた、ただでさえ他人が怖いとかどうたらで迷惑掛けてんのに、 この事で余計に家族に迷惑かけてんのよぉ?分かってんのぉ?」ジ「…」ジュンの後ろにいる奴、急停止したわね。口をポカンと開けて…何だかホントにおもしろぉ~い。ねぇ、ジュ…銀「何よ、その白けた顔…」──こいつ、私の話を聞いてない…!銀「真紅から聞いて吃驚したわぁ…その真紅も怒ってたし… あんた、どうせアレであろうが家を飛び出して街へ出ても、 それは僕の勝手だ!──って思ってんでしょ?」ジ「…」イライライライラ…銀「他人が怖いんだから、誰の助けも必要ない! 1人でも十分生きていける!とか、 そんな風に思い上がってたんでしょ?…えぇ?」ジ「…」銀「何でアレになってるかも考えてみなかったわけぇ?」あ、そうそう、さっきもだけど、“引き篭もり”っていうフレーズは後ろの奴がいることを配慮して、ちゃ~んと伏せてあげたから、感謝しなさぁ~い。ふふ。でも、ジュンくんって、ここでもイジメられてるのね。何てことかしら…銀「それに、何のために携帯持ってんのぉ!?…ねぇ? ここに来る前にちょっとメールさえくれたら、 もうちょっと早く、しかものりと一緒に、学校から直接行って、 こんな事になる前にあんた達を守ることが出来たかもしれないのに!」ジ「…」ほんと…連絡さえ予めくれたら、のりと一緒に私たちがさりげな~く警護できてたかもしれないのに…。この馬鹿が!…あぁ…今さらだけど、ジュンくんを責めすぎたかも…後ろの奴に聞こえないように、コソッと言っとこ…銀「まぁ、追われてたみたいだから、最後の方は仕方ないと思うけどぉ…」今の私の考え。ちょっと熱くなりすぎたわね。ジ「…うん」…このジュンくんの満面の笑顔…。──そ~う。よっぽど翠星石と楽しくやってたんだ……ドン!ジ「ひっ…!」銀「ニタニタしてんじゃないわよ!」べ…別にいいわよ?翠星石とジュンくんは小さい頃からずっと手ぇ繋いでるような、むしろ幼馴染っていう関係から全然進展しないのが不思議なくらい…そんな仲だってのは、私だって判ってる。それに、チャラチャラしてるような子でもないし。でもね──銀「…何で電話に出ないのっ?」これだけは怒鳴るのを我慢できない──心配で心配で…ほんと…腹が立つぐらい心配したんだから…。銀「…今は3時20分…まさか、ずっと追われてたわけじゃないでしょうから、 1時とか2時とか、そのあたりは2人で楽しくやってたんでしょ?──」ジ「…はい」銀「じゃあ電話に出れたはずじゃない!今すぐ携帯確認しなさいよ! 着信履歴に20件くらい私の携帯からの記録が残ってるはずだから!」携帯開いてびっくりしてるジュン。ジ「“着信あり 26件”…全部水銀燈から…だ──」イライラ…銀「…」イライライライラ…──もう限界。ジュンを引っぱたく。銀「私だって…特に、あなたの御両親が海外へ赴任されてから、 あなたを本当の家族として見て来た人間だから言わせてもらうわ。 私が今日ここに来てず~~~っとあなたを捜してて思ったこと──」ジ「…」銀「──退院してから、家族なんかどうでもいいとか思ってんじゃなぁい?」ジ「…」…話してるうちに、またさっき思い出した嫌な事を…。銀「そして連絡もなしに勝手に行動してたらこの有り様…」ジ「…」…許さない…許さないわぁ──銀「あんまりナメたような真似ばかりしてると、何が起こるかしらねぇ~ ふふ…ふふふ…ふふふふふふ──」──あなたが家族の一員…大切な弟として私の中にある限り…銀「──ジャンクにするわよ!!」グッ!!ジュンを無理やり引き上げて…この振り上げた右手で──スッ!!──はたけなかった…。……はぁ。私に出来るわけないわぁ…。いつもハメ外してる翠星石やばらしーにだってめったにしないのに、そんなこと、出来るわけがないもの。…それに、いつの間にか後ろの奴も消えてるし。振り返っても…いないみたい。銀「もう行ったかしら?…ジュンくんを追ってた奴は…?」ジ「あ、うん…」何よ…顔こわばらせて…。まだ私に怯えてるの…?…まぁ仕方ないんだけどねぇ。それにしても、ジュンくんを追っかけてた奴の反応ときたら…面白かったわぁw銀「私もチラッと見たけど、上手い具合にビビッてたわぁw──」ジ「と…とりあえずありがとう…怖かった──」──ほっ。ジュンくんの顔にぎこちないながら笑顔が戻ったっと…。銀「…でもね、さっきのは本気だから──」もう!何で笑顔見たらこんな言葉ばっか出るのかしら…。まだ怒ってるみたい…私…。銀「いや、最初は演技のつもりでやろうとしたわよぉ? だってジュンくんの後ろに不審な子がいたから、 ビビらせて追い返そうと思ったのよぉ…」ジ「…」銀「そしたらだんだん捜してる時の事が頭の中によみがえって来て、 本当に腹が立ってきて…勝手に悲しくなってきて──」ジ「…」でも最初から演技と本気の割合が2:8くらいだったのは認めるわぁ…。ごめんねぇ。ジュンくん…。銀「引き篭もり…いや、外が苦手なあなたが突然街へ行くだなんて、 誰も心配しないわけがないでしょ!このおばかさん!」こつん!ジ「うん…ごめん」そうよ。ジュンくんなら、はじめからこれだけで分かってくれるはずなのよ…。悪気はなかったんだし…。はぁ~あ…。馬鹿ね。私──銀「私はいいから…家に帰ったら、みんなに謝っときなさぁい。 のりは何でか連絡つかなかくて、今ここにいないんだけど、 携帯の留守電に入れたから、家に帰る頃には多分知ってるはずだし…」ジ「…うん」のり、そろそろ電話に出てもらいたいんだけど、今日の筋トレが終わって安心し切って寝てるのかなぁ。銀「あ、お父様とお母様には知られないようにしてあげたかったけど、 とっくに戻ってる頃だと思うから…」ジ「…うん。覚悟は出来てるよ…」…いや、私がちゃんとかばってあげるから、安心なさい…。銀「ったく、部活から帰って真紅から聞いた時にはホント焦ったわ…」ジ「ご迷惑をおかけしました…」ジュンくん…。銀「もういいの。ジュンくんも何とか無事でここにいるんだし…」だから、ギューッて抱きしめて…って、逃げないでよぉ!銀「…つまんなぁい」ジ「だってここ市役所の目の前だよ?それに僕もう中2だし…」銀「じゃあ家に帰ってから──」ジ「いやいや、それだと絶対プロレスごっこになるから──」銀「チッ、バレたか…」さすがにオチを読んだわね…。まぁ今のジュンくんじゃ、一方的な展開にしかならないし…。あ、そうそう、ジュンくんがいるってことは…銀「…で、翠星石は?」言いづらそうにするジュンくん。何でよぅ。ジ「そ…そこの公園…で今頃睨み合ってるはず」銀「…はぁ?…何それ?」何で翠星石がそんな事する必要があるのよ?ジ「うん。僕さ…学校でも絡まれてんだけど、そいつらと…」銀「え?…まさか、ジュンくんをイジメてるクソ餓鬼共が揃ってるわけぇ?」ジ「…」黙り込むジュンくんを見るかぎり…3人揃ってるんだ…。銀「で、どういう状況だったの?…少し詳しくお願い」ジ「…向こうから喧嘩売ってきて、翠星石が煽り返してた…」銀「──は~っ…ばかっ…」それって、もう喧嘩が始まってるってことと一緒じゃない!銀「そんな事言わないでよ…心配になるでしょ?」ジ「でも聞いてきたのは──」銀「わかってるわよそんな事!」……ほんとイライラさせてくれるわね…。銀「はぁ…何で自ら絡みに行こうとするのかしら…」…でもイライラしててもしょうがないわ。助けに行かなきゃ…。銀「ま、とにかく急ぐわよ。翠星石のところに──」
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