ご当地メイデン短編集~2~
ローゼンメイデン関西風味・加古川駅にて~加古川線ホームの待合室~ジ「ふぅ…西脇の友達に会うのも久々やなぁ」薔「そうやね」放『まもなく、5番乗り場に、厄神行き~…』ジ「…西脇市行きはまだみたいやな」メ『メーリサンノヒツジ~ヒツジ~ヒツジ~♪』ジ「これ聴くと、加古川に来たなぁって感じするよなぁ…」薔「ヒツジ食いたなってきた──」ジ「あほか!」-----放『まもなく、5番乗り場に、厄神行き~…』ジ「来んなぁ」薔「お腹空いた…」ジ「せやなぁ…」-----メ『メーリサンノヒツジ~ヒツジ~ヒツジ~♪』ジ「次も厄神行き…」薔「駅員さんに聞いてみたら?」ジ「あぁ。でもホームには居ないみたいやから 改札まで行かんとダメなんかなぁ…」~駅構内の加古川線中間改札~ジ「あの~すんません…」駅「はい?」ジ「西脇市行きっていつ来るんですかね」駅「あぁ…今日は夕方まで来ないんですよ。運休日なんで…」ジ「運休日…ですか?」駅「今月の第4土曜は線路の保守工事で運転を休むんですよ。 それが今日なんですよ」ジ「あ…そうですか。ありがとうございました…」駅「申し訳御座いません…」~再び加古川線ホームの待合室~薔「どうやった?」ジ「夕方まで走ってないって…」薔「はい、帰ろ~」ジ「…しゃーないよな、こうなったら。 向こうにも連絡入れるわ」薔「ほな、えきそば食べよ~」ジ「ホンマお前の頭ん中は常にメシのことばっかやなw」薔「ええやん。それが私や」ジ「あっそw…でも、えきそば言うたら姫路とちゃうん?」薔「加古川にもあるで~」ジ「へぇそうなん?詳しいなw」薔「食べモンの事なら私に任しとき!」ジ「あぁw」薔「なぁなぁ、はよ行こうやぁ。 あんな、姫路のと一度食べ比べしたかってん♪ 今日加古川に来れてホンマ良かったわぁ」ジ「お前はそれで幸せやもんなw」薔「ジュン、好きやで♪」ジ「おまw」薔「…食べモン関係なしにな──(ボソッ)」
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