複数短編105
真「………」パラリ銀「あらぁ?真紅が新聞を読むなんて意外ねぇ。一体どういうつもりぃ?」真「失礼ね。私だって新聞ぐらい読んで……!水銀燈!水銀燈!!」銀「なによぉ、うるさいわねぇ」真「これを見て頂戴!!」銀「こ、これは……!!」近未来×予測テレビ『皮膚年齢が若返る』真「これを見れば私の美しさがもっと……ゴクリ」銀「わ、私はビデオの準備をするわぁ!」真「よろしく頼むのだわ!」雛「うゆ~、ヒナはどうぶつ奇想天外が見たいの~…」真「いいこと雛苺!あなたは立派なレディになりたいのよね? でもこれを見なければ立派なレディになることができないのだわ!わかるわね!?」雛「うん!ヒナ立派なレディになる!だからヒナは見たいテレビを我慢するの!」真「フフフ……いい子ね…」J「おいお前ら何勝手に決めてんだよ!それは僕のテレビだぞ!それに僕はジャンクスポーツが見t」銀「ジ ャ ン ク ス ポ ー ツ ?」J「イイエ…ナンデモアリマセン…ミマショウ…ジキル&ハイド…」翠「あいつら必死ですねぇ。まぁ翠星石はスベスベで美しいお肌をしてるからあんなもん見る必要なんかないのですぅ♪」蒼「あはは…そうだね……」真「えーーい、サザゥエはいいっ!ジキル&ハイドを映せっなのだわ!!」銀「早く映しなさぁい!このテレビ!!」
雛「明日は雛祭りなのよ、ヒナの日なの~」翠「お馬鹿苺、お前だけの日ではね~ですよ、女の子みんなのお祝いなのですぅ」雛「うゆ?翠星石だって~【みどりの日は翠星石の日ですぅ】と言ってたなの」蒼「確かに言ってたね」翠「蒼星石はちびちび苺の肩を持つですか?」蒼「姉さん大人気ないよ」翠「わかったですぅ、蒼星石は翠星石を裏切って雛苺に着くですね」蒼「なんでそ~なるかなあ」翠「明日の雛祭りは蒼星石と雛苺はハブで勝手に雛苺祭りをしてやがれですぅ」蒼「姉さん酷いよ」雛「翠星石酷いの~」翠「うるせぇですぅ」翠、蒼、雛「ギャーギャー」水「ギャーギャー五月蝿いわぁ、明日の準備が出来ないじゃない、静かにしないとジャンクにするわよ」紅「あなた達遊んでないで明日の準備を手伝いなさい」乙女達は明日の準備に忙しいようです。JUN「真紅…働いてるのは主に僕なんだけど」紅「黙って働く!」JUN「Yes master」
暗い夜道を歩いていた私に降りかかった、現実離れした光景。 「なんなのよぉ・・・これぇ」 映画のワンシーンかと思った。よくあるCG映像だと。 あまりにも非日常的で、信じるのが馬鹿馬鹿しくて。 「シャギャアアァァッ!」 「フシュウゥゥッ!」 でも、目の前で繰り広げられたのは紛れもない現実。 どう見ても普通の高校生(不良っぽかったけど)だった彼らは化け物になっていた。まるでサナギが割れるみたいに人の皮が裂けて、聖書にある山羊頭の黒い悪魔そのものの姿に変わっていた。 「あぁ・・・神様」 私は腰を抜かして、今にも襲いかかってきそうな彼らの威嚇に怯えるだけ。仕方ないじゃない。私は普通の女の子なのよ。身長だって向こうは優に2m以上ある。こんな化け物相手に、何の武器もなくて勝てるわけないわよ。 「ガアァッ!!」 鋭く吼えて、一匹が襲いかかってきた。 どうして私なの? なんで殺されなきゃいけないの? 理不尽な状況に、いろいろ思うところはあったけれど・・・ 私はただ頭を抱えて、泣き叫ぶことしか出来なかった。 もう駄目・・・。 ぎゅっと身体を強張らせた刹那、熟した果物を潰したみたいな音が聞こえた。二回も。続いて、ばしゃりと水を撒いたような音。 そして、それっきり何も聞こえなくなった。化け物の威嚇も。 代わりに私の耳に飛び込んできたのは若い男性の声。 「済まない。僕が遅くなったせいで、怖い思いをさせたね」 「え?」 びっくりして顔を上げた私の前には、蒸気を上げながら溶けていく悪魔の亡骸と、その向こうに立つ青年の姿があった。 「貴方は・・・だぁれ?」 「僕の名は二葉。君を護りに来たのだよ、水銀燈」 「どうして私の名前を――」 「知っているさ。なにもかも全部をね」 どういうこと? 全く話が見えない。なにがなんだか解らない。 説明を求めると、二葉と名乗った青年は冗談みたいな話を始めた。 「この世には要石というものがあってね。君の存在がそれなんだ。 奴等の目的は、この世界にある8つの要石を砕くこと」 「ちょっと待って。なんなの要石って。奴等って何よ!」 「君も見ただろう。奴等とは、悪魔だよ。人間に化けた連中だ」 「ああ、もう! 解らないことばかり言って苛つかせないでよ! どうして悪魔が要石を砕くのぉ?」 「そこは少々ワケありでね。まあ、どこにでもある派閥争いと 思ってくれればいい。悪魔の世界も厳しい格差社会なのだよ」 「はぁあ? もう・・・アタマ痛いわぁ」 「つまり、だね」 私の頭は完全にオーバーフロー。これ以上の情報流入を拒絶する。 彼は我が侭な子供を見た大人がするような苦笑を浮かべた。 「僕に指令を下した御方には強力なライバルが8人も居るのだよ。 要石とは、彼らの力を押さえ付ける重石なんだ。だから彼らは なんとしても要石を取り除きたい。でも彼らが表立って動けば、 あの御方の知るところとなってしまうだろう」 「だから・・・手下を使って私を殺そうとしたのぉ?」 「君は賢いな。その通りだとも」 「待って! じゃあ何? その御方の命令で動いてる貴方も――」 「ますますもって賢いお嬢さんだ」 彼は柔和に微笑むけれど、それが本心からの笑みじゃないことは私にも分かった。この人から放たれる雰囲気は普通の人間じゃない。私の考えを読んだかのように、彼は顎を引いた。 「僕はもう死んだ人間だ。ファントムナイトと言うのが今の職業 でね。早い話が要人警護だと思ってくれればいい」 そう言うが早いか、彼は右手の人差し指と中指を揃えて天に向けた。 その指先に、青白いライトセイバーみたいなものが現れた。 「僕の生命に代えても、君を護り抜くとここに誓おう」 「は、はあ・・・」 私は間抜けな返事をして、差し出された二葉さんの手を握った。 これが壮絶な闘いの幕開けだったなんて思ってもいなかった。 《つづく》 な / ______ぁ 訳/  ̄ヽぁな / \ぁ い レ/ ┴┴┴┴┴| \ぁ じ / ノ ヽ | ヽぁ ゃ> ―( 。)-( 。)-| |んぁ > ⌒ ハ⌒ | / !ぁ> __ノ_( U )ヽ .|/ ん |ヽエエエェフ | | \ | ヽ ヽ | | | √\ ヽ ヽエェェイ|/ \ `ー― /ヽ
雪華綺晶と真紅・翠星石が言い争い、ジュンが仲裁しようとしています「お姉様方がいけないのですわ!私の『不死屋特製フルーツタルト1日限定2個』を返して!」グスグス「あら、貴女は一昨日私のシフォンケーキ食べちゃったでしょ?おあいこなのだわ」「そうです!翠星石が備蓄しておいた『ポッキー季節限定メロン味』を半分も食べたんだからこのぐらいは当然ですぅ!」「そんな些細な物と一緒にしないで下さい!あのタルトは半年前に予約して昨日ようやく手に入れたのですよ!?まだ一口も食べていなかったんです!!」シクシク「お、おい、2人とも謝れよ。同じようにやり返したら終わらないだろ?」「関係ないわ」ツーン「知らんですぅ」プイ「…ったく。ほら、雪華綺晶も泣くなよ。僕が何か代わりに用意するからさ?」ナデナデ「……………」スクッ「お、おい、雪華綺晶?」「ジュン様、後で全て弁償致します。…お姉様方…覚悟なさい」スタタタタ…「陳腐な捨て台詞ね」「ほんと食い意地がはってるです」「あ~あ。…ほっといて良いのかなあ?」「はぁい。乳酸菌とってるぅ?」ガチャ「…おいっす」ヒョコ「ああ。いらっしゃい」「あらぁ?きらきーいないのぉ?」キョロキョロ「…ジュン、お姉ちゃんどこ?」キョロキョロ「実は…核鶴鹿時価な訳で…」「………真紅、翠星石…今すぐ探し出して謝って来なさぁい!!土下座でもなんでもして憐れみを乞うのよぉ!!」ワタワタ「はあ?お断りです」「この私がそんな事する訳無いわ」「…………ばらしー、3分以内にジュンの私物とのりの私物・それに貴重品をまとめて逃げるわよぉ?」「…私物はさっき…話の途中で抜け出してまとめといた…後は逃げるだけ」「でかしたわぁ。…真紅、貴女の事は百合百合な位好きだったわぁ…」「…翠星石…さらば我が…イタズラのライバル」「…さ、ジュン。行くわよぉ」ガチャ スタスタスタ…「何ですかあれは?」「訳がわからないのだわ」ガッシャーン!ゴロゴロゴロゴロ「な、なんなの!?」ビクゥ「…みんな缶詰めのようですが…パンパンに膨らんでるです…このタイマーみたいのはなんですかね?」ツンツン「…なあ?大袈裟じゃないか?なんで外に居るのに防護服なんだ?」シュコーシュコー「これで耐えられるか微妙ねぇ…シュコーシュコー「…まって…何か聞こえた」シュコーシュコーガシャーン アッーー!「な、何なんだ!?真紅、翠星石!?」ガシッ「…ジュン」フルフル「救急車…呼ぶわぁ…」ピッピッ本日午後……市の桜田さん宅で……被害者は……で桜田さんの友人……意識不明の重体……2人がシュールストレミング10缶を開封したものとみて……
もし桜田家の晩ゴハンがバトルマンガだったらの「さぁテメエら、最後の晩餐の時間だぜぇ?」ズズズ…雛「はーいはーいなのォオオオ!!!」ドドドド翠「Death!Deathぅう!!」ゴゴゴゴの「今日のメニューはぁああああ!ぷりぷりハートのオムライスゥウウウウ!!!!」ズギャーン雛「GYAAAAAAAAAAAA!?」ガターンの「くっくっく…驚くのはまだ早えぇ…さあ!中を見てみなぁ!!!」翠「かっ…隠し玉だとぉおおお!?チキンライスにぃいいいい!?ミートボールぅううう!?ぎょうてんDeathー!」ドガーン!の「ふははは!かけらも残すなぁああ!皿まで舐めろぉおお…ぬ!?」ジ「…五月蝿いぞ、女」ズズズ…の「ほほう?ジュン、貴様も私のオムライスの餌食となるか!?」ゴゴゴゴ雛「気をつけろジュン…ミートボールは…一人三つだぁあああああ!!!」ドゴーン!ジ「ひゃひゃひゃ!悪かったなぁ女!俺は水を飲みに来ただけだぜぇええ!」ズババーンの「なんだとぅううう!?ふざけるなぁあああああ!!!」ババババ金「ふっふっふ…せいぜい馬鹿同士じゃれあうがいい…全てはこのカナ様の…くう!?」ドキャーンふわ…金「こ、このニオイ!まさか、まさかー!?」ドドドドキラキラキラ…金「バ、バカな…!なんて…なんて芸術的なオムライスだうぼげがはぁああああー!!」ヒュー…グシャ!
雛祭りは女の子の祭りなのでジュン君に犠牲になってもらいます☆ある意味羨ましいかもしれませんが・・・キャラの設定等は文章から読み取って脳内変換してください☆ 真紅 「あら、ジュン何を見てるの?」ジュン「ああ、通販サイトも飽きたし今日のニュースを見てた」真紅 「ふーん・・・どれどれ・・・」ギュッジュン「うわっ!不用意にくっ付くな!後、顔が近い!!」真紅 「・・・ジュン、この「雛祭り」って何?」ムニッジュン「ひゃっ!!いいから離れろ!!!じゃないと教えない!」真紅 「ムッ、ジュンのくせに生意気ね。教えないならこうするわよ・・・よいしょっと・・・」ムニッギューッジュン「こ、こらー!膝に座って抱きつくなー!うひゃあああ!」真紅 「さあ、教えるの?教えないの?まあ・・・教えないならずっとこのまま離れないけど・・」ムニッギューッジュン「わ、わ、わ、解ったからーとりあえず降りてくれー」真紅 「嫌よ、教え終わったら考えてあげるわ」ギューッジュン「うわ!こら!・・・ハァ・・・うろ覚えだけどいいか?」真紅 「ええ、構わないわ」ジュン「まあ、Wikとかで見た方が早いけど・・・簡単に言うと女の子の祭りだ」真紅 「へえ・・・具体的に何をするのかしら?」ジュン「えーと、雛人形を飾ったり雛あられやちらし寿司を食べたりして女の子の成長を祝う祭りだったかな?」真紅 「楽しそうで美味しそうだわ☆」ジュン「詳しく知りたいならパソコン使えよ」真紅 「別にいいわ知ってたし☆」ジュン「へっ?・・・おま、お前なーーー!!」真紅 「うふふ・・・どう?去年より成長したでしょ?」ムニッギューッジュン「うひゃあああーーーこ、この性悪女ー」真紅 「あらあら☆照れ屋さんね☆ジュン君☆」ジュン「ううう・・・もう許してください・・・」了
「はぁ~い真紅ぅ」「何?」「そろそろホワイトデーでしょう?」「まだ10日あるのだわ。で、それがどうかしたの?」「アナタにあげたチョコ…本命だったのよぉ」「…え?女友達としてくれたんじゃ…」「アナタだけ特別…それで答えを聞きに来たんだけどぉ」「ななな…////」「(フフフ真っ赤になっちゃって…ドッキリ成功ぉ♪)なぁ~んてね冗だ…」「二言はないわね?」「…へ?」「嬉しいわ水銀燈!私もアナタの事が!」ギュウ「え?え?え?」「今日から一緒に暮らすわよ!」「ちょっ!ごめんなさ…すいまs…アッー!」「フフフ…口は災いの元なのだわ」
三人が雛苺を懐柔しようとしているようです巴「雛苺?苺大福買ってきたから食べましょう?…二人だけで」オディ「丁度良かった。最高級の素材をお抱えの和菓子職人で作らせた、極上苺大福があるわ。その辺の安物とは比べようの無い芸術品を二人で…ね?」雪「私が贔屓にしている日本最高の和菓子職人の方が仕上げた苺大福…雛姉様と二人きりで楽しみましょう?」雛「え…えと…えと…」オロオロ巴「食べ慣れた物が一番美味しいって事知らないの?」オ「あら、そういうのを日本では貧乏舌って言うのでしたかしら?」雪「味覚の乏しい方達に真の美味はわからないでしょうね」雛「み、みんな美味しそうなの!一緒に食べるのよ!?」ワタワタ巴「外道が…我が手により地獄に送り届けてくれようぞ…」シャキィンッ!オ「庶民が…我に仕える為だけの存在がよくも吠えたものよ…」チャキッ!雪「下衆が…所詮は我の贄に過ぎぬ事を教えてやろう…」ガシャン!雛「………………」ガタガタブルブルジ「何で僕の家のリビングで…」
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