ピエロ
とんだ笑いもんだよ僕はピエロだ昨日の今日で、新しい彼氏って…蒼星石のやつ…J「ハハハハハハハハハ…」渇いた笑い声が響きわたる僕達は昨日、別れた…………蒼「僕達…もぅ、別れようか」J「えっ!? ……」蒼星石の真剣な表情に、次の言葉がでてこない。ホントは別れたくなかった…ヤダと言えば良かった……でも、蒼星石の覚悟を決めたその表情に僕は……J「えと、理由は?」沈黙が続く…実際は1分程度だったのだろうが、僕には何分にも何時間にも感じられたそして、蒼星石が重い口を開いた蒼「……他に…好きな人ができちゃったんだ…」
途切れ途切れに泣きながら答える蒼星石…僕に原因があるのなら食い下がれただろうだけど、仕方ないよな…好きな人ができたんじゃさJ「わかった いいよ」蒼「ごめんね…ごめんね…JUN君のことも大好きだけどマサトのほうが…」僕の知らない名前もぅ、名前で呼んでるんだハハ詳しい話を聞くと、僕達より7歳年上の大工だと言う話だまだ、僕達が付き合ってる時に何度か会っていたそうだ涙が込み上げてくる…が、僕はムリヤリ明るく振る舞う今までそうしてきたように僕はムリヤリ笑うんだ勝手に舞い上がって……所詮僕はピエロだ蒼「…ぢゃぁ、バイバイ」J「じゃあな 困ったことがあったら相談しろよ」蒼「うん…」こうして、僕達は終わったんだ
道化を演じてきたピエロピエロは玉と出会いますピエロ ピエロいつしか、玉を得たものと勝手にピエロは勘違いピエロ ピエロ1人でピエロは舞い上がる
ピエロ ピエロピエロは嘘をつくものだだけれど、嘘を見抜けないピエロ ピエロその手に掴んでいた玉をいつしかピエロは失ったピエロ ピエロ己の意志で演じたハズの道化だがいつしか、演じさせられたピエロ ピエロピエロは夢を見せるもの見せられてたのは、俺だったピエロ ピエロピエロのその手は空っぽだ
ピエロ ピエロ道化を演じたつもりだが、結局、己もバカだったピエロ ピエロピエロは玉を失った大事なモノを失ったピエロ ピエロ結局、ピエロはピエロだとピエロの幕はおりましたピエロ ピエロピエロの大事なその玉は別の男のモノになりピエロ ピエロピエロのショーは終わります笑い話もここまでです皆さんどうか、ピエロに拍手を終わり
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