『言葉』遊び Kapitel 2
(まったく、JUMにはイライラさせられたのだわ・・・)朝の通学路、一人でぶつぶつ言いながら登校する真紅。(昨日、両親に聞いてみても「そんな名前聞いたことも無い」と、なしのつぶてなのだわ。結局学校で教えてくれそうな人を捕まえるしかなさそうね・・・)交差点で水銀燈、翠蒼姉妹と雛苺に会う。「みんな、お早うなのだわ」「あらぁ真紅じゃない、乳酸菌とってるぅ?」「「おはよう/ですぅ」」「ウウ(T-T)シクシク」高校生にもかかわらず雛苺がべそをかいている。「雛苺、どうしたの?」「ふぇぇん、真紅~水銀燈と翠星石がいじめるなのー」
「いじめてなんかいないわよぉ」「そうですぅ、ちょーっとだけ怖い話をしただけですぅ」「僕は止めたんだけどね・・・」「貴方たちもいい加減、雛苺をからかうのは止めるのだわ。それはそうと巴はどうしたの?」「巴はクラブの朝錬で先にいってるのー」そうね、普段巴がいたらこんなことにはならなかったでしょうにね・・・「そうそう、貴方たちに聞きたいことがあるのだわ。」「「「「何?」」」」「昨日わにぶt『やーなのー!!』」「!?」見ると雛苺が今にも泣き出しそうな顔をしている。「ぐす・・・アレ話はきらいなの・・・」「私はただわにぶt『うわーん、ききたくないのー!やーなのー!』」雛苺が耳を押さえて走り出してしまった。「まって雛苺、僕は雛苺を見てくるね」と蒼星石が雛苺を追いかけていく。
「真紅もしょーがねー奴ですねぇ 雛苺の前で『アレ』の話をするなんて」「そうよぉ、『アレ』はタブーでしょぉ」「(タブー?)ちょっと待つのだわ、『鰐淵機関』というのは何なのだわ」「ちょっとぉ真紅、大きな声でいわないのぉ」「そうですぅ、誰かに聞かれたらどうするですか?」「(えっ?何なの?誰かに聞かれたらまずいの?)ごめんなさい・・・でも、私は・・・」「ははぁん、さては真紅しらないですか?」「あらぁ、そうなのぉ (JUMの話どおりねぇ見事に釣られてるわぁ)」(少なくともJUM,翠星石,水銀燈はしっているようね。しかし、なぜそこまで隠そうとするのかが納得できないのだわ)「そ・そうなのだわ、昨日JUMに聞いても教えてくれなったのだわ」
「ま、それはしゃーねーですねぇ・・・(ヒヒヒ、作戦開始ですぅ)」「でも、真紅に話してもいいのかしらぁ」「行方不明者が出たって話じゃねーですか」「(行方不明?)そ、そんなことまで・・・」「あ~!もう時間ですぅ、学校へ行くですぅ」「あらぁ、ホントこのままじゃ遅刻よぉ」「仕方ないのだわ、急ぎましょう」遅刻になるかならないかの瀬戸際の時間になっていたので、話は中断して学校へと急ぐ3人
そのころ登校途中のJUMは、泣きそうな顔をした雛苺と何とかなだめよう悪戦苦闘としている蒼星石に会う。「おーい、雛苺~蒼星石~おはよう~」「やぁ、JUM君おはよう」「ウウ(T-T)オハヨウナノー ・・・」「・・・雛苺どうしたの?」「ウウ(T-T)コワイノー ・・・」「実はねJUM君、さっき姉さんと水銀燈に怖い話をされて怖がっているんだよ」「やっぱり・・・で何の話?」
「(ボソボソ・・・)ワニの話」「(ワニ・?・・なるほど、仕込ってわけねw)なるほど、雛苺大変だったなw」「うにゅ~、真紅までその話するから怖くてにげて来ちゃったのー」仕込みは少しづつ進んでいるようだ・・・と思いを駆け巡らせている間に学校についた「ちょっと用事があるから教室行くよ、またね雛苺、蒼星石」「JUMまたねー」「うん、またね」(さて、ベジータたちにも協力してもらおうか・・・)(GOTO NEXT)
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