リップクリーム
翠「JUN。ちょっとこっち向くです。」J 「んぁ?」翠「あ~、もう唇荒れてるじゃねえですか。」J 「んー、そうかもな。」翠「翠星石が渡したリップクリーム塗ってるですか?」J「リップって何となく苦手なんだよ。だから塗ってない。」翠「何ですと、折角翠星石がプレゼントしてやったのに塗ってないとは何事ですか!」J 「ハイハイ、悪かった悪かった。」翠「むー、まったく。……まあ良いです。もうちょっと顔を下に向けるです。」J 「何でだよ。」翠「良いから向くです。」J 「変な事するつもりじゃないだろうな?」翠「そんな事しねえです。良いから下向けろです。」J 「ハイハイ。これで良いか?」翠「OKです。そのまま動くなです。」J 「何でだよ?」翠「ずぼらなJUNの為に翠星石が直々にリップ塗ってやるです。感謝して平伏しやがれです。」J 「いいよ。別に。唇切れたりしてる訳じゃ無いし。」翠「えーい、動くなです。あー、ずれたです!」J 「うわ!この下手くそ。」翠「JUNが動くからいけねーんです!喋らず動かず大人しくしとけです!」J 「だから要らないって言ってるだろ。」翠「だから喋るなと言ってるです。おめーが要らなくても おめーの唇が荒れてるとキスする時に翠星石が気になって仕方が無いんです。だから大人しく塗られやがれです。」J「なら、もうちょっと上手く塗れよ!さっきから唇以外の所に塗りすぎなんだよ!」翠「だから!喋るなです!」
銀「ねぇ、真紅。」紅「何?」銀「あの二人、ジャンクにして良い?まったくぅ、人前でイチャイチャと忌々しい。」紅「止めておきなさい。普通の馬鹿は死んだら治るけどああいう馬鹿は死んでも治らないわ。」銀「……その心は?」紅「只の馬鹿じゃなくてバカップルって事よ。」銀「なるほどぉ。」
翠「あ、そうです。」J 「何だよ?うわ!鼻に付いた!」翠「良い事思い付いたです。」J 「……何だよ?」翠「どーせ、翠星石の唇にもリップ塗ってあるです。それなら直接、翠星石の唇からJUNの唇に続きは真紅と水銀燈に止められました。続きが見たい人は部屋で二人っきりになった時のJUNと翠星石を盗撮してください
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