金糸雀短編2
金「ここはカナが保守かしら!」雛「あっ!ヒナもほしゅしたいの~」金「だめかしら!カナが先だったもの。カナがやるべきかしら!」雛「や~!ヒナもするの~!!」金「カナかしら!」雛「ヒナなの~!」金「カナカナカナカナカナ!」雛「ヒナヒナヒナヒナヒナ!」金「カナカナカナカナカナ!」雛「ヒナヒナヒナヒナヒナ!」金「カナカナカナカn」雛「いい加減にしろよヒグラシかお前は」雛「…ほしゅなの~!!」金「( ∵ )」
試しにマリオカートっぽいのを金「ふっふっふー!この紅茶の裏にバナナの皮をしかければ、真紅なんてイチコロかしらー!」そんなカナを横目に激しいデットヒートを繰り広げる赤い跳馬(イメージ)と銀色の矢(インスパイア)紅「くっ!待ちなさい水銀燈!ここでポイントを逃すわけにはいかないのだわ!」銀「やぁよのろまの真紅ぅ。待てっていわれて待つおばかはいないのよぉ?」紅「言わせておけば…!あらあんな所に紅茶?」金「きたわ!さぁ真紅!紅茶からの甘い誘惑に屈した所をカナが華麗にサイドバイサイドかしら!」カーーーーン!!!(エンジン音ね)カナのねらいどおり紅茶に近づく真紅!!!ひょい。タイヤに巻き込みそうな程の綺麗なブロンドて紅茶だけを巧く拾いあげる真紅。これぞスーパーライセンスがなせる業。紅「甘いのだわ金糸雀!」金「そ、そんなぁー!」
金「ジュン!早く起きなさいと遅刻かしらー!」ジ「う~ん…ムニャムニャ…カナうるさいよ&℃¥$¢£◇◆◎¢∞♂♀…」金「もうっ…ジュン!起きなさいッ!」ジ「やだ…ウルサイ奴はこうだ!……チュ…」金「な、な、なにするかしら~(////)」ジ「…ほら…入って入って…ちょっとぐらい遅刻したって良いよぉ…」金「キャ!ベットに引きずり込まないで欲しいかしら~(////)」ジ「してから行こうよぉ~…」金「カナ学級委員なのに~……し、仕方ないかしら(///)」ジ「…う~ん…カナ大好きだよ…ムニャムニャ……」金「誘っておいて又寝てるかしらー!」ジ「zzz………」金「もう!ジュンったら…カナも大好き…かしら(////)」
「お前も一緒に遊ばないのか」 いつもの通り、どうやって侵入しようかと試行錯誤をしている金糸雀に、呆れ果てた様子でJUMは声をかけた。 高い悲鳴をあげてダッシュ。 陸上選手もかくや、というスタートダッシュで一気に十メートル弱離れられる。「な、なんなのかしら?! カナになにか御用でもあるの?!」「用事あるのはお前だろ。真紅たちに会いに来たんじゃないのか?」 現在金糸雀は、諸事により姉妹達が大勢集まるこの桜田家を離れ、みっちゃん、と生活を共にしている。「今日、来るって言ってないカシラ」「そんなの、今更だろ。ほら、入れよ」「あぁああ、真紅に、またお行儀が悪いって怒られるカシラ! そしたらどうしてくれるの!!」「アイツだって、そんなしょっちゅう………怒ってるな」「まったくカシラ。真紅はカルシウムが足りないのね」 うんうん、と頷きあう。
少しの沈黙の後、く、とJUMが失笑した。 小さな少女は見上げるだけで、なにかしら? と小首をひねる。「いや、やっぱり姉妹なんだと思ってさ。よく知ってるよ、ホント」「当然カシラ! カナは姉妹の中で一番記憶力が良いんだから!!」「その割りに、同じようなことばっかりしてるけどな」「む、むぅ!!」「あはは、冗談だって。ほら、入るんだろ」「じ、じゃあ、お邪魔するかしら」「どーぞ」 先にベランダのガラス戸から上がったJUMが、あっさりと金糸雀に手を伸ばす。 え、と短い声。 一度手を見ると、JUMを仰いだ。「上がりづらいなら、招待してやるよ。それなら、いいだろ?」 掴まれた手に、力がこもる。 赤くなった顔を見られたくなくて、金糸雀は思わず俯いてしまった。 春の、予感?
金「ど、どうかしら?」み「似合うわ~、やっぱり私の目に狂いはなかったわね。カナ、ここで決め台詞よ!」金「君の瞳をタイホするかしら♪」み「・・・・・・もーカナってば超カワイスギー!!!」金「きゃー、まさつねつ~。」みっちゃんカードの決済まであと3日・・・。
私の名前は金糸雀、ピチピチの24歳!今は婦警をやってるの……金「こら~!そこの二人乗りバイク止まりなさいかしらー!!」DQN1「やべッ、おいスピードあげッぞ!」DQN2「承知!」ブーン……金「ジュン!こっちもスピード上げて!逃げられちゃうかしら!」ジ「任せろ!逃がすかー!」・・・真「で、この様なの?」ジ&金「「ゴメンなさい…」」真「たかだか二人乗りに逃げられ挙げ句の果てパトカーは事故って大破… 死人が出たらどうするつもりだったの?」紹介が遅れたかしら、この人は私の上司の真紅先輩、厳しいんだけれどたまに飲みに連れて行ってくれたりする。とても優しい人で私はこの人の様な婦警になりたいかしら……そして今、先輩に一緒に怒られているのが桜田ジュン。私の仕事をいつもサポートしてくれる良きパートナーかしら…人生のパートナーにもなってほしいのは秘密かしら(////)
真「いい?ジュン、金糸雀。今回の仕事は>>377の逮捕よ。くれぐれも気を付けてね」金「任せてほしいかしらー」ジ「了解しました。さて金糸雀、行こうか」ピーポーピーポー……
J 「おーい!どこまで行くんだよ!」金「もう少しかしら!」J「ったく…急について来いだなんて…もう30分近く歩いてるぞ!」金「もう少しかしら!」金「ここよ!」J「何だ? ……へー、こんなとこに花畑があったんだ」金「ふっふっふ♪こないだ雛苺とお散歩してて偶然見つけちゃったのかしら!」J 「ふーん。そうなんだ」金「ね?綺麗でしょ?」J 「ああ。ほんと」金「来てよかったでしょ?」J 「うん。よかったよ」金「それでね、ここにねっころがって…(ゴロン」J 「ああ。あったかくて気持ちいいし…」J 「おい金糸雀。そろそろ帰らないか?」金「……」J 「金糸雀?」金「すやすや…」J「寝ちゃったのか…起こすのも可哀想だしおぶってってやるかな」金(作戦成功かしら~)J 「よいしょっと…意外と重いな…」金「カナはそんな太ってないかしら!」J 「え?何だよ。起きてたのか」金「え、あ、その…」金「うう…やっぱり失敗かしらぁ(T_T)」
俺「ゲホゲホ、喉の調子がよくないな」金「そんな時はキンカンのど飴かしら~」俺「きがきくなー金糸雀」ナデナデ金「褒められたかしら///////」俺「よーし、ご褒美に抱っこしてチュッチュッして実験材料にしてあげる」金「保守かしら~(ToT))」
ヴァイオリン演奏会会場 控え室にてみ「大丈夫?カナ。」金「だだだ大丈夫かしらららら~。こここの宇宙一の策士たるカナが高々演奏会ごときでききき緊張しししたりはししないかしら~。」み「あぁ、カナったら緊張の余り普段より言う事の規模が大きくなってるわよ。」コンコン金「ビクッ!!」J「おーい、金糸雀。大丈夫か?」み「あら、桜田くん。」J「どうも、ご無沙汰してます。」み「カナの応援に来てくれたの?有難う。…でも、カナったら。」金「JJJJJUN、よよよく来てくれたかしら。おおお茶でも入れるかしら。」J「いや、お茶はいらないから座ってろ。」金「アバババババアバッキオ。」ウロウロみ「さっきからこんな感じなの。せっかく可愛い衣裳用意したのにさっきから変な事口走りながらウロウロしてるのよ。」J「…これは重症ですね。」み「桜田くん。何とかならない?」金「ブブブブブブチャラティ」ウロウロJ「何とかですか?うーん、かなり荒療治になりますけど、良いですか?」み「これ以上は悪くならないでしょ。お願い。」金「ナナナナナナランチャ」ウロウロJ「うーん、下手すりゃ悪くなりかねないけど仕方ないか。」み「良いわ。どうせこのままじゃ演奏なんかできないし。」J「はぁ、知りませんよ。どうなっても。おーい、金糸雀。」金「ななな何かしら?JJJJUN。」J「落ち着けー。」金「カカカカナはおおお落ち着いてるかしらー。」J「うーん、仕方ないな。」
金糸雀の頬に両手を添えるJUN金糸雀の目をまっすぐ見つめるそして……ブチューーーーーーー金「な、何するかしらーーー!?」J「おでこにキスマーク付けてみた。」み「キャーーー桜田くん大胆!」J「じゃ、そろそろ客席戻るんで、みっちゃんさん後はお願いします。」金「ま、待つかしら!JUN!」バタンJ「ただいまー。」紅「あら、JUN。どう、金糸雀の様子は?」翠「どーせ、緊張でガチガチだったに決まってるです。」J「まあな。でももう大丈夫だよ。」紅「?」雛「あ!金糸雀の番なのー。」パチパチパチ蒼「あ、そんなに緊張してないみたいだね。」翠「でも、やたらと化粧が濃くないですか?」紅「そうね。まるで能面のようなのだわ。」J「ああ、多分キスマーゲフンゲフン。」紅「?」J「ほら、演奏始まるぞ。」
演奏会終了結果はJUNのキスが効いたかどうかは謎だが金糸雀は二位入賞金「JUN待つかしら!とっても恥ずかしかったかしら!」J「なんだよ!緊張とれただろ!?」金「そんな問題じゃ無いかしら!止まるかしら!」み「良いわー。青春してるカナ可愛いーーー。」おしまい
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