カナ合点
保守でおとしたカナの早合点短編。
くだらないけど怒らないでね。
J「うわー、この部屋暑いな。」金「窓を開けて風を入れるかしら。 うーん、開かない。この窓ほめ殺しかしら。」J「それを言うならハメ殺しだ。」金「すごーい、こんなに早く突っ込みが出るなんてJUMは天才かしら~♪」J「おまえわざとだな。」金「かしら。」
J「宿題終わらないのか?」金「こことここが分からないかしら。」J「昨日やったとこじゃないか、ほらこうでこうだ。」金「できたかしら、JUMの教え方は分かりやすいかしら。 これからもマウストゥーマウスで教えてほしいかしら。」J「へ?・・・・・・いいのか?」金「よろしくお願いするかしら。」J「じゃあ。」金「え、じゃあってアーッ・・・。」
金「JUM、何してるかしら?」J「課題の『セイブツガ』を描いてるんだ。」金「かご盛りの果物なのに『生物画』だなんておかしいかしら。」J「いやそうじゃなくて・・・。」金「あ、『ナマモノ』だからあってるのかしら!」J「『静物画』だっての!」
J「FEか、また古いゲームで遊んでるんだな。」金「薔薇水晶に借りたかしら。 ♪ふぁーいやーあえーむぶれむ、てーごわいーしゅみれーしょん…」J「♪買ーってくーるぞといーいさましくー…って(ry」金「♪あぁぶーなー(ry」J「『シミュレーション』だぞ!」金「『趣味レーション』じゃないかしら!?」
J「たまには食堂で食べるか。」金「カナはオムレツ定食にするかしら。」J「薔薇水晶は何にするんだ?」薔「・・・今日はこれだけ食べる。」
そういうと薔薇水晶は財布から大量の食券を取り出した。
J「チャーシュー麺、焼きうどん、カツ丼、秋刀魚の塩焼き…」金「杏仁豆腐にババロアにミルクティーもあるかしら!」J「こんなにたくさんどうしたんだ?」薔「・・・真紅に賭けで勝った。」J「真紅弱いなー。」金「にしても食べすぎかしら、『食券濫用』かしら。」J「字面的に意味はあってるけどありがちだな。」金「かしら。」
J「また台風がきたか今年はよく来るなー。」金「しかも3つ一遍に来たかしら。まさに『台風一家』かしら。」J「ちがうしw」
金「ここでJUMたちは敵に囲まれたかしら。 『よく来たなおまえ達、これから恐怖のズンドコに叩き落してくれるわ』」J「金糸雀ー、どんぞこどんぞこ。」金「えっでもカナが聞いたのはズンドコって・・・。」J「チガーウ!」
金「『カナちゃんを探せ!』Lv:70の野球場かしら!」J「うわっ人細かすぎ。これは難しそうだなー。」金「先週末みっちゃんと観戦に行ったときの写真かしら。」J「わかった、ここの真ん中のとこだ!」金「すごい、どうしてわかったかしら?まさか愛の力が…」J「ないない。みっちゃんさんの撮る金糸雀の写真はいつも中央だからな。」金「あーん、人選ミスかしら。」
翠「♪むーすうんでーひーらーいいて」雛「♪手ーをー打ってーむーすんでー」金「♪まーた開いて手ーをー…」J「金糸雀、股は開かなくていいぞ。」
金「あーん、また失敗したかしら。」J「なんだ、目薬点せないのか。」金「どうしても目つぶってしまうかしら。JUM点してもらえないかしら?」J「しょうがないな、ここに横になれ。」金「まぶた押さえてるから早くするかしら。」J「んー、よし入った、パチパチしていいぞ。」金「え?(パチパチ~)」J「いや、拍手はしなくてもいいって。」
J「昨日駅前の銀行に強盗が入ったらしいぞ。」金「大変かしら!」J「すぐに捕まったそうだけどな。」金「良かった、それならカナの預金も無事だったかしら。」J「・・・別に銀行が強盗に入られても預金は大丈夫だぞ。」
金「うーん、うーん。」J「金糸雀、何してるんだ?」金「JUM、平井堅の『瞳をとじて』のサビ歌ってみるかしら。」J「♪ひーとみーをとーじてー、きーみを…」金「どうやったら瞳を閉じることができるか考えてるかしら。」J「・・・無理だな。」
翠「あーあ、またちょっと太っちまったですぅ。」蒼「翠星石は自制心に欠けるところがあるからね。 僕がカロリー控え目の料理作っても内緒で食べちゃうし。」翠「物足りなくって我慢できねーんですぅ。」金「そういえばJUMって昔デブ症だったかしら。 いまはこんなに痩せてるのに。どうやってダイエットしたのかしら?」J「・・・それは出不精。」
金「ねえJUM、あやまって転落した人は自殺かしら?」J「なんでだ?事故に決まってるだろ。」金「だってよくドラマで『先立つ不幸をお許しください。』って言ってるかしら。」J「『謝って』じゃなくて『誤って』だ。」金「ごめんなさい。私が間違ってたかしら。」J「誰がうまいこ(ry」
金「JUM、何読んでるかしら?」J「ああ、御大の三国志だけど。」金「これサブタイに『○○の最期』とか出てくるから先が読めちゃうかしら。」J「野暮だな、歴史知ってれば気にならないぞ。」金「それもそうかしら。」J「ドラマやアニメの次回予告でこれやったらダメだけどなw」
J「映画見てるなんて珍しいな。」金「JUM、この人『ニコラス刑事』なんて名前なのに泥棒役かしら。」J「『ニコラス・ケイジ』だよ、ただの名前だって。」金「でもこの前ちゃんと刑事役やってたかしら。」J「・・・たまたまなだけだろ、ほっといてやれ。」
金「武田信玄かしら!」雛「うゆー、織田信長なのー!」J「なんだ、なにで揉めてるんだ?」金「どっちの武将髭がカッコいいか対決かしら。」雛「あんな太い髭よりスマートなほうがいいの!」金「髭はあれくらいもっさりしてるほうが男らしいかしら!」J「あのなー、その武将じゃなくて『無精ひげ』だぞ。 梅岡みたいな剃り残しあるのがそれだ。」金「う・・・じゃあどっちが立派な髭か対決かしら!」雛「うゆー・・・望むところなの!」J「もう終われよ('A`)」
金「この時期は野球中継が多いかしら。」J「といいつつ見てみると試合は面白かったりするぞ?」金「まあたしかにそうかしら。」J「お、福留真芯で打ったな。」金「ホント、機械のように正確な打撃かしら。」J「『マシン』じゃなくて『バットのど真ん中』ってことだぞ!?」金「う、ちょっとはずいかしら。」
J「金糸雀、明日のテストは大丈夫なのか。」金「ちょっとやばいかもかしら。仕方ないから『朝漬け』でなんとかするかしら。」J「それを言うなら『一夜漬け』だろ!?」金「カナは夜寝て朝早く起きて勉強するから『朝漬け』かしら。」J「それでも『一夜漬け』って言うの。それに『朝』じゃなくて『浅』漬けだ。」金「どっちでもいいかしら。それに、いざとなったら楽してズルして…。」J「おまえカンニングモロバレだから止めとけ。」
徹夜や朝勉強するより、しっかり寝ておいたほうが出来が良かったりするけどね。
金「めぐのお見舞いどうするかしら。」J「そうだな、ここで花束でも買ってくか。」金「3千円分も!?カナには手が出せない、文字通り『高値の花』かしら。」J「誰がうまいことを言えと(ry」
J「くあー、今日は疲れたな。」金「お疲れさまかしら。リポDでも飲むかしら。」J「ありがと、でもこれ肉体疲労時の『栄養補給』で 『疲労回復』する飲み物ってわけでもないんだよなー。」薔「・・・JUM、こっちにする?これなら疲労回復するよ?」J「ぜったいやだ。回復したってあとで疲れるに決まってる。」薔「・・・ちっ。」
金「『なかとみのかまたり』、『ひつまぶし』、『ひなまつり』…」J「勉強してるのかと思ったら何書き出してるんだ?」金「わーっJUM、見ちゃダメかしら!」J「『がんじがらめ』、『はびこる』、うーんよく分からん。なんだこれ?」金「―――その、言い間違えやすい言葉を練習してるかしら。 カナってば焦ると間違えちゃうかしら。」J「あー、この前『がんがらじめ』って言ってたなw」金「発音もちょっと気になるかしら。この年で『したったらず』なんて恥ずいかしら。」J「少しくらいなら気にするなって。その方がいいこともあるって。」金「たとえば?」J「・・・ちょっとくらい舌たらずな方がかわいいもんだ。」金「JUMー!」
J「TVなんもやってないな。」金「ここまで遅いと通販番組しかやってないかしら。」J「だいぶマッタリしてきたからもう1戦だけやって寝るか。」金「そうするかしら。」
TVを消そうと手探りでリモコンを探しているとJUMの耳に聞き慣れない言葉が飛び込んできた。
J「・・・『金儲け商品』?」金「ほぇ、JUM、どーしたのかしら?」J「今なんかそう聞こえた。」金「別にいいから早く準備するかしら。」J「まあ待てって。消すついでにどんなボッタクリ商品か見てくる。」画面に映し出されていたのは乳液のセットだった。
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