複数短編45
水「ねぇ、面白そうな映画がやってるみたいだから一緒に行こぉ」ジ「いいけど、あんまり乗り気じゃないな」水「もしかして、私と行くのが……嫌?」ジ「……俺はどったかと言うと、そんな人の多い所よりも、こうして水銀燈と二人きりで居たいんだ」水「あま~い」
水「翠星石は進路まだだったわよねぇ大丈夫?」翠「翠星石はお嫁さんになるから大丈夫です」水「けどぉ、今は女性も働く時代よぉ」翠「翠星石はお金持ちと結婚するからそんなの気にしないです」水「あまい!!」水「雛苺、何してるのぉ?」雛「漢字のお勉強中なの」水「へぇ」雛「カキカキ」井戸、車、鳥居、天井水「どれどれ」雛「水銀燈は漢字分かるの?」水「当たり前じゃなぁい、゙いど゙に゙くるま゙に゙とりい゙最後が、゙あまい゙」薔「酢豚にトントン酢豚にトントン……ナタラディ~ン」水「歌うまいわねぇ」薔「はい、次は銀ちゃん」水「よぉーし」~前奏中~水「亜麻色の長い髪を~」水「真紅ぅ、赤と青のヘアピンどっちがいいと思ぅ?」真「そうね、青の方が似合ってると思うのだわ」水「ありがとぉ」真「水銀燈、普通のくんくんストラップと金のくんくんストラップどっちがいいと思う?」水「えっと……普通?」真「そうねやっぱり、くんくんはくんくんだもの普通が一番なのだわ、水銀燈もそう思うでしょ?」水「あぁ、まぁ、いいんじゃない」水「あら? 蒼星石どうしたのそんな所でしゃがみこんで」蒼「捨て猫が居たから、お弁当の残り物だけどあげてたんだ」水「まぁ、それは大変ね、私は飼えないし……それにしてもぉ」蒼「なに?」水「いい子ね蒼星石は優しい」
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