レディ コンテスト
ベ 「第一回、清純派乙女決定戦!いよいよ開幕だ!司会は俺様、ベジータが務めるぜ!」笹 「…一応、司会補佐の笹塚です。でも待機場所が廊下って…(ry」ベ 「さて、それでは早速第一回戦!テーマは『涙』!審査員の桜田ジュンの入場!」ジ 「おいベジータ。僕はルールも聞かされてないんだけど。」ベ 「ルールは簡単!『乙女っぽい泣き方に高めの点数あげちゃえば?』って感じだ。」ジ 「∑アバウトー!」ベ 「それでは、挑戦者の方々、配置にどうぞ!」 そ れ が 波 乱 の 幕 開 け だ っ た 。 レディ コンテスト 「 乙 女 」 近日公開予定!ベ 「えー、それじゃジュン。配点は10点満点な。」ジ 「何で僕がこんな目に…」ベ 「なんか言ってんのは気にせず…エントリーナンバー1番!水銀燈!」水 「よろしくぅ。」ジ 「あれ?最初っから泣いてるわけじゃないんだな。」ベ 「泣くのはステージの上に立ってからだ。制限時間は1分。」ジ 「1分…長いな。」ベ 「挑戦者がお前にアピールする時間も必要だ、と白崎ディレクターが言っていた。」ジ 「(∑何やってんだあの兎ー!!)」ベ 「えー、ルール説明も終わったところで…早速泣いてもらいましょう!」ジ 「え、もう?」ベ 「それでは…Let's Crying Time!」ジ 「(英語ー!?)」BGM:フランダースの犬、ネロとパトラッシュが天に召されるシーンジ 「(BGM!?それも何故こんな物悲しい…!)」水 「…う…ジュン…ネロが…可哀想よぉ…」ジ 「(は、迫真の演技だな…)」水 「ねぇ、ジュン…貴方が死んだら…私、絶対ついてくからぁ…」ジ 「…」水 「…置いてっちゃ…駄目よぉ?」ジ 「…!」ベ 「あーっと、ジュンの奴、抱きしめられている!殺意が!殺意が抑えきれねぇぇぇぇ!」笹 「…っと。ここで1分経過です。審査員に判定をお願いしましょう!」ジ 「…あ、そうか。ええっと…」水 「…(涙目で上目遣い)」ジ 「…9点!」べ 「おお!これはいきなり高得点!私的な意見で言えば、何故10点じゃないのかと小一時間(ry」笹 「はい、水銀燈さん。お疲れ様でした。結果発表まで、控え室でお待ち下さい!」水 「ねぇ、ジュン?」ジ 「…?」水 「さっきの、本気だからねぇ…」ジ 「え…それって…」ベ 「それでは抑えきれない俺の殺意が暴発する前に…二人目の挑戦者、金糸雀に入場してもらおう!」水 「…なによぉ。少しぐらい話してたっていいじゃなぁい。」金 「さあさあ、場所を譲るかしらー!(ふっふっふ。作戦通りに優勝をかっさらうかしらー!)」ベ 「えー…それでは早速泣いてもらいましょう!…Let's Crying Time!」BGM:火曜サスペンス劇場(一分近くの間)金 「…∑こ、これは何かしらー!?」ジ 「涙の一筋すら零れていないな。0点。」ベ 「0点が出たー!金糸雀、無得点!」金 「ちょ、ちょっと待つかしらー!これは何かの陰謀よー!」笹 「はい、金糸雀さん。お疲れ様でした。結果発表まで、控え室でお待ち下さい。」翠 「ひーっひっひっひ…いい気味ですぅ。」蒼 「翠星石…ちょっとずるくない?」翠 「金糸雀ごときと正々堂々勝負する必要を感じねーです。」蒼 「…金糸雀ファンに怒られるよ?」
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