金糸雀短編31
金「みっちゃん、カナ、サンタさんが来ると思うと眠れないのかしら・・・」み「よーし!みっちゃんが絵本読んであげようか!」金「そ、それは困るのかしら!」み「それはどうして?」金「だって、夜更かしする悪い子にはサンタさん来てくれないのかしら・・・」ぽろりみ「じ、じゃあ寝てるフリすればいいんじゃないかな?」金「そ・・・そんな、サンタさんにウソついたら次のクリスマスにも来てなくなっちゃうのかしら・・・・!」べすべすみ(やばい!サンタクロース本気で信じてるカナ可愛すぎ!!)サンタ信じてる子供ってかわいいよね、保守
遊戯王ネタを少々
金「カナは『D・モバホン』の効果を発動するかしら! サイコロの目の数だけデッキの上からカードをめくって、その中のレベル4以下の『D』を場に出すかしら!」J「……1か」金「(´・ω・`)」J「何も出なかったみたいだな」金「……ターンエンド」J「僕は『ゾンビキャリア』を召喚。レベル4の『ゴブリンゾンビ』とレベル2『ゾンビキャリア』をチューニング。『デスカイザー・ドラゴン』を召喚」金「(´・ω・`)」J「効果で(ry さらに『緊急テレポート』デッキからサイキック族(ry ……直接攻撃」金「(´;ω;`)ブワッ」J「頼むから泣かないでくれよ……」
「不吉かしら」カナの大切にしている髪飾りが真っ二つに割れたのはちょうどカナが玉子焼きを作ろうとし、卵を台所のシンクの端に叩きつける直前だったのかしら。「卵じゃなくて髪飾りが割れるなんて」そんな身体を張った洒落をしてくてもいいのに、とカナはどや、がんばったでしゃろ? みたいにこちらを眺めているのかもしれない髪飾りを見つめながらため息を吐いた。そういえば昨日は履き慣れた靴の紐が切れたんだったっけ?家に帰宅したからみっちゃんにまた残業して新しい靴を買ってあげるからねだからまさちゅーせつ……なんてことになって。最近、定時に帰ってこないのはカナのせいなのか、会社がみっちゃんを頼りにしているのか。「そういえば聞いたことがあるかしら」たしか靴ひもが切れるのは不吉を表すとか。こう不幸が重なるのだ、何か対策が必要なのかしら。といってリビングに戻ったカナはとりあえずいつものソファに座ってんーと腕組みなんかして。「そもそも何も不吉な事が思いつかない」別に失敗は不吉じゃないし。自分の過失にある失敗、それが起こるのは不吉だからじゃない。そもそも不吉って?「ん~、カナのすーぱー頭脳でもわかんないかしら~ら~ら~」あっ、けど玉子焼きが食べられないのは不幸かしら。あれ、けど不幸と不吉は一緒?「……頭はまさちゅーせつ」こんな事雛苺や、翠星石なら悩まないで済むんだろうなぁ、とカナは若干苦笑した。やっぱり優秀すぎるのも困ったさんかしら。そうしてそんな不吉な事なんか吹き飛ばすようにテレビのリモコンのボタンを押す。そもそもじっとしていたら不吉も不幸もへっちゃらかしら。そして台所で熱されたフライパンが見つかるまでカナは不吉なんか信じていなかったかしら。
蒼星石「桜の季節も、もう終わりだね」翠星石「いやー、今年のお花見も楽しかったですぅ!皆で飲めや歌えやで大騒ぎでしたねぇ……」金糸雀「……え?皆で……?」蒼星石「あれ?金糸雀も居たよね、確か」金糸雀「……カナは行ってないかしら」翠星石「あ!あああ!思い出したですぅ!み、皆で大騒ぎは先月のスキー旅行ですぅ!」金糸雀「……それも行ってないかしら」蒼星石「そ、そう!皆で騒いだのは新年会だったよね!」金糸雀「……それにも行ってないかしら」蒼星石「……」翠星石「……」金糸雀「……皆で騒いだのは、先々月の温泉旅行かしら」【思い出を】【思い出そう】
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