翠世紀ツンデレリオン
翠世紀 ツンデレリオン第一話『萌え襲来』ジュン「巨大ロボット?」真紅「これが対萌え用人形決戦兵器、ツンデレリオン。その翠星石よ」のり「ひさしぶりねぇ~ジュンくん」ジュン「…!姉ちゃん…!姉ちゃんが僕をよんだの?」のり「そうよぅ~」ジュン「な、なんで今更!僕は…要らない弟じゃなかったの?」のり「必要だったからよんだのよぅ~」ジュン「……くっ」のり「うふっ…出撃」水銀燈「ちょっと待ちなさいよぉ!巴は大ケガしてるのよぉ!パイロットがいないじゃなぁい!」真紅「パイロットならさっき届いたわ。ジュン、あなたがこれに乗るのよ」ジュン「そんな!こんな見た事も聞いた事もないのに、できるわけないよ!」真紅「乗るなら早くしなさい。でなければ帰りなさい!」のり「ちょwww」ジュン「ぐ…………」真紅「……巴。予備が使えなくなったのだわ。やれるかしら?」巴「はい…」真紅「翠星石のデータを巴に書き替えて頂戴!」ジュン(あんな女の子がロボットに乗るなんて。う!建物が揺れて…!)真紅「ヤツめ、ここに気がついたようね」ジュン(…!柱が落っこちて来…)水銀燈「ジュン!」ジュン(……。あれ?柱が落ちて来ない…。~~っっ!ロボットの腕が!)真紅「翠星石が動いた!?」水銀燈「…と言うより守ったの?あの子を……。」翠星石(ち、違うですぅ!な、何勘違いしてやがるですかっ!手を動かしたらたまたま柱を弾いちまっただけですぅ!)ジュン「大丈夫かい!?君!!」巴「うぅ…!」翠星石(きいぃ~!翠星石に礼も無しですかっ!このちび人間はとんだ薄情者ですぅ!べ、別に翠星石だって助けるつもりは更々なかったですけどっ!なんかムカムカするかもですぅ!)ジュン(この娘から血が…!………逃げちゃダメだ×4)巴「くっ!うぅ…!」ジュン「………乗ります!僕が乗りますっ!」翠星石(な、なぁにカッコつけてやがるですかっ!お前がパイロットなんて死んでもお断りなのですぅ!)水銀燈「翠星石、発進準備!」翠星石(ま、まぁ…どうしてもと言うんなら乗せてやらん事もないかもしれんですぅ…)ジュン「ん…なんだコレ?コックピットに水が!」真紅「名前は忘れたけど、確か人間が潜っても息ができる液体よ。すぐ慣れるわ」ジュン「く、苦しいよ…」水銀燈「男の子でしょぉ、我慢なさぁい」翠星石(ま~ったく、頼りにならん人間ですね。翠星石がついててやらんと死亡確定ですぅ♪)水銀燈「ツンデレ翠星石、発進!」翠星石(だ、誰がツンデレですか~っ!いい加減にしやがれですぅぅ!)みっちゃん「のり、これで本当に良いのね?」のり「………ニヤリ」続くかはわからない
翠世紀ツンデレリオン第二話「巴、心のむこうに」ジュン「おかしいな…チャイム鳴らしても反応がない。留守かな?」ジュン(あれ…?鍵が開いてるって事はやっぱりいるって事か?)ジュン「お邪魔しまーす。柏葉~、桜田だけどいるか~…ん?」ジュン(これは…大福?なんで小さい棚の上に?……パクッ。お、苺が入ってる……ん?)クルッ巴「……」ジュン「!!!!」巴(桜田君…ハァハァ)ジュン(裸!?風呂に入ってたのかよ…!ちょ、なんでこっちに向かってくるんだ……うわっ)巴(桜田君の咥えたうにゅー…桜田君の咥えたうにゅー…桜田君の咥えたうにゅー…)ジュン「あ……えっ………ちょっ…」巴(いただき…)ジュン「うわぁっ!」バターンジュン(痛てて…足がもつれて倒れちゃったよ…)巴「………ポッ」ジュン(こうして近くで見ると柏葉って綺麗だな……ん?なんか右手に軟らかい感触が…)巴「揉んでくれる?」ジュン(うわっ!いつのまにか柏葉の胸にっ……!)ガバッ巴「…………」ジュン「ごご、ごごごゴメ……えっと……あの……」巴「や ら な い か ?」ジュン「へ?柏葉?…柏葉?えっ…ちょっ…おまっ……アッー」蒼星石「大変です!翠星石が自力で起動しています!」真紅「まさか、パイロットもいないのに!?ありえないわ!!」水銀燈「まさか……暴走!?」雪華綺晶「只今、翠星石は本部を出て住宅街に…えぇっと…か、柏葉さんの家へ向かっています!」薔薇水晶「翠星石の暴走と覚醒…。お父様が黙ってはいませんね…。桜田指令、これもシナリオのうちですか…?」みっちゃん「始まったわね、のり」のり「えぇ、すべてはこれからよぅ~。次回もサービスサービスゥ」つづく
翠世紀ツンデレリオン第三話「斎藤、来日」水銀燈「紹介するわぁ。彼女が斎藤さんよぉ」斎藤「どうも初めましてっ。斎藤です」水銀燈「それにしても大きくなったわねぇ、背が伸びたんじゃなぁい?」斎藤「そうですか?それ以外もちゃんと女らしくなってますよ…キャアッ!」バサッベジータ(おぉ、パンチラGET!風よ、お前がNo.1だっ!)斎藤「…あ、もしもし!警察の方ですか!?はい…すぐ来てください!ここに変質者がいますっ!」ベジータ「ちょwおまw」斎藤「はい……ほんとですかぁ?ありがとう!では…っと。よかったね、すぐ来てくれるって♪」ベジータ「良いわけがなかろう!貴様、なんて事をしやがるっ!」斎藤「見物料だよ~。安いもんでしょっ」ベジータ「そんなもの…サイヤ人の王子ベジータがいくらでも見せてやるぜぇ!」ヌギッ斎藤「キャアァァ!」警察A「いたぞ!あそこだっ!」ベジータ「なん…だと…」警察B「さぁ、来るんだっ!」ベジータ「ここからが本当の地獄だ。クソッタレッ……あぁ!銀様、助けてくれっ!」水銀燈「いってらっしゃ~い」ベジータ「助けなかった事を後悔するぞっ!はっ…放しやがれぇ…!」斎藤「ふぅっ、行っちゃった…かわいそっ」ジュン「さ、斎藤さんって明るい人なんですね。」斎藤「えへへ…明るいだけじゃないよ♪所詮、柏葉さんとジュン君は根暗美少女とヒキコ美少年…。この私こそ一般層受けに新しく配備された正統派美少女ヒロインなんだからっ」巴「それはないわ」ジュン「か、柏葉…!?」つづく次回、翠世紀ツンデレリオン「せめてヒロインらしく」水銀燈「次回もサービスサービスゥ」
翠世紀ツンデレリオン第四話「せめて脇役らしく」巴「出番もたいしてないのに、ヒロインとは言えないわ」斉藤「あら、出番云々言うなら立場的に貴女も変わらないじゃない」巴「私はドール達と関わっている。でも貴女は違う…」斉藤「これから関わるかもしれないでしょ?貴女と私の差はこれからの可能性よっ」巴「残念ね、貴女は活躍しないわ。私がまた出るもの」斉藤「何を根拠にそんな事言えるの?出られる気配なんて全くないじゃない」巴「まいた時代から読んでいる大勢の読者が私を支持している…作者がそれに応じる可能性だってあるわ」斉藤「そんなことっ…!それに私の人気だってこれからきっと上がるわよっ」巴「貴女と私の決定的な差は3つあるわ。1つ目は読者からの人気」斉藤「な、何よっ!あなたみたいな根暗キャラなんてマイナー層にしか受けないわ!私は一般層向けなの!」巴「余計なお世話よ、婆さん」斉藤「!!!!」巴「私はアニメでは根暗キャラじゃない。つまり、私は両方の層から支持されているの…」斉藤「そ、そんな…」巴「貴女と私のもう1つの差はもちろんアニメ。私はアニメでたくさん活躍したもの…」斉藤「だ、第3期が始まれば…私だって…!」巴「そして最後は……貴女、年いくつ…?」斉藤「……何よそれ?」巴「ヒロイン低年齢化のこのご時世、あなたが美少女を名乗るには年がちょっと過ぎてると思うのよ。婆さん」水銀燈「婆さんなんて……!言うもんじゃないわっ…」斉藤「……怒るわよ?作者さんにも叱って貰わなくっちゃ…」巴「作者がそう呼んでいるのよ、貴女の事…」斉藤「!!!!」巴「婆さんは萌えないとか、婆さんよりは雛苺だとか…」水銀燈(ほんとかしらぁ…)巴「婆さんは用済みね。でも安心して?貴女が消えても代わりはいるもの」斉藤「このペチャパイ…イッペン死ンデミル?」ユラァジュン「ちょ…待てよ!大体、柏葉や斉藤さんは只の脇役で、メインは真紅や他のドールズじゃないか!それにキャラ人気は既に水銀燈や翠星石が圧倒的なんだから、巴や斉藤さんが無理に出なくても別に問題ないだろ!!」巴&斉藤「…………」斉藤「みんな…!お願いだからっ…私を見てっ!」巴「これは…涙…?泣いてるのは…私…?」蒼星石「巴さんと斉藤さんの精神汚染レベル、MAXに突入しました」斉藤「嫌い嫌い!みんな大っ嫌いっ!!」巴「だめなのね…もう…」水銀燈「ジュン!怯えてないで早く2人から逃げなさいっ!」つづく次回、翠世紀ツンデレリオン「最後の使者」斉藤「人気ゼロ(たぶん)…本編のヒロインたる資格なし…か…」巴「斉藤さん、ごめんなさい。こんな時、どんな顔をすれば良いのかわからないの」斉藤「笑えば良いと思うよ…。これからはさっ…仲良くしようね?」巴「ふふ、そうね…そうするわ。こちらこそよろしくね?」水銀燈「次回もサービスしちゃうわよぉ♪」
翠世紀ツンデレリオン第五話「最後の使者」水銀燈「さて。前回、巴と斉藤さんにボコられた後、意識不明の重体で入院したジュンの病室はどこだったかしらぁ…っと」???「フンフンフンフン♪フンフンフンフン♪フンフンフンフン♪フーン♪フフーン♪」水銀燈(あら?あの娘、病室で1人鼻歌なんか歌っちゃって。でもなんか寂しそうね…)???「フンフンフンフン♪ウボァァァァ!」ビチャビチャ水銀燈「!!!!」???「えろえろえろえろ」ビチャビチャビチャビチャ水銀燈「ちょ…貴女、大丈夫!?」???「血反吐はいいわね、全てを真っ赤に潤してくれる。そう思わない?水銀燈」水銀燈「あ、貴女…なんで私の事を…?」???「貴女を知らない人なんていないわ。失礼だけど、貴女はもうちょっと自分の立場を知った方がいいと思うよ?」水銀燈「そ、そうなのぉ?初めて聞いたわぁ…で、貴女は誰なのぉ?」めぐ「めぐ。柿崎めぐ。貴女と同じヤンデレキャラよ」水銀燈「はあ?なによそれ…えっと、めぐだっけ?」めぐ「ごきげんようお姉様でいいわ、水銀燈」水銀燈「……私も赤の他人様でいいわ。いえ、それがいいわ」めぐ「ねぇ、水銀燈。一緒に行ってもいい?」水銀燈「え…?どこへ…?貴女、もしかしてジュンの知り合い?」めぐ「ホテルよ」水銀燈「はぁ!?」めぐ「ダメなの?」水銀燈「ダメも何も…貴女、一体なんなのよぉ!?」めぐ「私は貴女に会うために生まれたのかもしれない」水銀燈「いやぁ!手を放してぇ!」めぐ「貴女は一時的接触を極端に避けるのね」水銀燈「コレ、一時的ってレベルじゃないから…それにしてもなんて力なの?アンタほんとに病人!?」めぐ「シルクのようにすべすべね…特に貴女の肌は。行為に値するわ、ヤるってことよ」水銀燈「い、いい加減にしなさいっ!」パシィめぐ「ぷぁっ」水銀燈「アンタ頭おかしいんじゃないのぉ?イッペン死んじゃいなさいよ!」めぐ「…私は貴女に側にいて欲しかったんだ…。でないとこのまま1人で死んじゃうかもしれないからね…」水銀燈「え?貴女、急に…何を言ってるの…?」めぐ「遺言よ」水銀燈「ど、どういう事…?」めぐ「さ、もう行って?水銀燈。ジュン君が死にかけて待ってるわ」水銀燈「え…?でも…」めぐ「でないと彼が寂しがる。今日、貴女に付き添ってもらえる生命体は1つしか選ばれないものそして私は…選ばれる存在じゃない…」水銀燈「お、大袈裟ねぇ。明日また来るから…ね?その時ゆっくりお話しましょう」めぐ「ありがとう、貴女に会えて…嬉しかったわ」水銀燈「……じゃあ、また…明日来るわぁ」ガチャめぐ「また明日…か。私の運命は悲しみに綴られているわね…」つづく次回、翠世紀ツンデレリオン最終回「hair/魔ごころをきみに」医師「柿崎さん、あなたにとって悪いニュースがあります…」めぐ「……言ってください…」医師「貴女はもうどこも悪くありません、健康です。退院してください。えぇ、今すぐに」めぐ「………社会、出たくねぇぇぇええ………」水銀燈「じ…次回……はどうしようかしら……」めぐ「今からサービスサービスゥ!」水銀燈「えぇ!?ちょ…ヤめてぇっ…!貴女、冒頭で血を吐いてたのはなんだったの!?」めぐ「トマトジュースよ、飲んだヤツを戻しただけ」水銀燈「戻すなよ!!アッー」めぐ「これで退院以外はシナリオ通りよ。すべては私の心のままに…次回も水銀燈にサービスサービスゥ♪」
翠世紀ツンデレリオン最終話「ツンの中心でデレを叫んだオトメ」ツンデレな天使のように 少年よ翠に萌えれ青い風が今 胸のドアを叩いても真紅だけをただ見つめて 微笑んでるあなたちょっと 気付けですぅ求める事に夢中でツンデレさえ まだ知らない にぶちんな瞳だけどいつか気付くですぅその背中には遥か未来目指すための萌えがあることツンデレな天使のテーゼ 階段でやがて腹立つほとばしる熱いパトスで 雛苺いじめるですぅこのチビめ抱いてくれですぅ少年よ翠に萌えれジュン「翠星石、このソングは…?」翠星石「な、何勝手に聴いてやがるですかぁ!べ、別に翠星石はお前なんかの為に歌ったわけじゃ……」ジュン「翠星石…好きだ…」チュッ翠星石「んっ……////」ギュッジュン「愛してるよ、翠星石」翠星石「ジュン……」ジュン「翠星石。僕だけのアリス。君が望むのなら、ずっと側にいるよ」翠星石「しゃ、しゃあねえなぁですぅ♪お前がそこまで言うんなら一生面倒見てやるですぅ♪」蒼星石「おめでとう」パチパチ真紅「おめでとう」パチパチ雛苺「おめでとなのー」パチパチ金糸雀「おめでとうかしらー」パチパチ水銀燈「めでたいわねぇ」パチパチ薔薇水晶「おめでとう…」パチパチ雪華綺晶「おめでとうございます」パチパチのり「おめでとう」パチパチみっちゃん「おめでと~」パチパチ巴「……………」斉藤「お、おめっ…おめでとっ…!」パチパチめぐ「すいぎんとう…」ハァハァお父様…お元気ですか……?つらい事もあるけれど……翠星石は元気ですぅ…すべての薔薇乙女に…おめでとうですぅ漫画家「自信作ですぅ」編集「ボツに決まってるじゃなぁい。アンタばかぁ?」翠世紀ツンデレリオン 終劇
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