薔薇乙女達のジュン性癖矯正作戦
蒼星石「ジュン君、僕と付き合ってください」ジュン「・・・蒼星石」放課後の屋上。ありきたりな告白シーン。今蒼星石が桜田ジュンに告白していた。翠星石「・・・妹には・・・幸せになって欲しいですけど・・・私だって・・・」水銀燈「あーあ・・・これでジュンは蒼星石のものかぁ・・・」真紅「・・・私の・・・下僕のくせに・・・」金糸雀「どっちも友達だから・・・嬉しいような・・・悲しいようなかしら・・・」雛苺「うー・・・・・・ジュン・・・・」雪華綺晶「・・・・ジュン君・・・・」薔薇水晶「ジュンの・・・・・ばか・・・・」そしてそれを物陰から見守る(覗く)彼女達、。出会いや理由はさまざまだが、皆ジュンに思いを寄せていた。彼女達は互いライバルでり、大切な友人同士だった。だから、今蒼星石を邪魔しようなどと誰も思いはしない。
屋上から見える夕日が沈む山際、その夕日を浴びて輝く水平線。その美しい風景が見える屋上で、向かい合う二人の男。蒼星石「ちょ、なんで僕の時よりいい雰囲気作ってるの!?」雛苺「元に戻ったのー」ジュン「ベジータ・・・聞いてたのか・・・?」ベジータ「ああ・・・実を言うと俺もお前のことが・・・好きだ」ジュン「ベジータ・・・!」ベジータ「ジュン・・・!」潤う瞳、熱い視線・・・二人の周りに咲く薔薇の花(イメージ)二人の距離が近づき真紅「ええい!気持悪いのだわ!!!!!」------略-----水銀燈「あのときの光景は思い出すだけで吐き気がするわぁ・・・」翠星石「まさか目の前でキスされるとは思いも・・・」雪華綺晶「す、翠星石さん、また思い出すから止めてください・・・」翠星石「あ、ご、ごめんですぅ・・・」金糸雀「それにしてもベジータ許すまじかしらー!」薔薇水晶「ベジ・・・・・呪殺」雛苺「二度とジュンに近づかないように社会的に抹殺するのー」真紅「雛苺・・・・なんでそんな子になってしまったの・・・?」互いにライバル同士から戦友同士になった彼女達。今後について翠星石と蒼星石の家で話し合ってる。
ただ一人除いて・・・蒼星石「ベジータ・・・殺してやる・・・殺してやる・・・殺して(ry」暗闇で一人、何かに取り付かれたように鋏を砥ぐ蒼星石。怖いので皆はスルーする事にした。金糸雀「カナの調べによると昨日ジュンはベジータの家に泊ったかしらー、今はジュンは自分の家に戻ってるかしらー」水銀燈「・・・・すでにジュンは汚されたと見て間違いないわねぇ」雪華綺晶「ジュ、ジュン君が・・・・」薔薇水晶「ベジ・・・・・毒殺」雛苺「ベジータヌッコロスのー」想像で倒れる雪華綺晶、ネットの怪しいサイトで毒物を調べる薔薇水晶、『完全他殺マニュアル』を読む雛苺共同戦線をはってもまったく協調性の無い薔薇乙女達真紅「・・・いい加減にしなさぁーい!!今こうしてる間にもまたジュンが汚されているかも知れないのだわ!」真紅以外「!!?」ついに真紅が切れて叫んだその時
ドカーーーーーン!!一同「!!!!!!!?」蒼星石「ジュン君が・・・汚されてる・・・」突然の爆音にみんなが振り向いた先には壁を突き破りやたら光輝いてる鋏を持った蒼星石がいた。翠星石「そ、蒼星石・・・?」蒼星石「ベジータ・・・・殺してやる、殺してやるぞォ!!!!」ガシャーーーーーーーーーーン!!!!双子の姉の言葉も聞かず窓ガラスを突き破り走っていくスティンガーこと蒼星石。翠星石「家を壊すなですぅぅ!!!!」水銀燈「・・・ひとまずぅ・・・ベジータの方は蒼星石に任せましょ・・・」雛苺「なのー・・・・」
桜田家ジュン「ふう・・・幸せ・・・だな・・・この想いが受け入れられるとは・・・」自室でベットにうつ伏せで寝ているジュン。(ヒント:後ろの穴)プシュージュン「んん・・・なんか・・・眠いな・・・今日は姉さんも合宿で帰ってこないし・・・明日も休みだ・・・一眠りしよう・・・」水銀燈「寝たぁ?」真紅「そのようね」扉、天井、ベットの下などさまざまな場所から湧き出てくる薔薇乙女達。みんなガスマスクをしている。雛苺「薔薇水晶の睡眠ガス強力なの・・・」金糸雀「ジュンが一瞬で眠ったかしらー」薔薇水晶「・・・・・・特製」雛苺「よいしょ、なの」金糸雀「ジュンを上向けに寝かせたかしら」真紅「さあ、翠星石、雪華綺晶、お願い」翠星石「わかったですぅ」二人は縄を取り出しジュンの手足をベット縛り始める。手先が器用な二人は手際よく縛っていく薔薇水晶「あんまり強く縛ると・・・ジュンが痛い・・・」雪華綺晶「大丈夫ですよ、絶対解けないように縛りますから」
翠星石「それで真紅?これからどうするです?」ベットに縛り付けたジュンを見ながらの一言。真紅「・・・ふふふ・・・決まってるじゃない」雛苺「うー?」水銀燈「そうねぇ・・・こうなったら荒療治しかないわねぇ・・・うふふ・・・」金糸雀「もしかして・・・」薔薇水晶「・・・・・精力剤投与完了」雪華綺晶「・・・やるしかないですね」一同「・・・・・ゴク」今ジュンの服に薔薇乙女達の手が掛けられた。
雛苺「起きたのー」ジュン「俺、寝てたのか・・・って、な、な、なんだこりゃあああ!!!?」真紅「うるさいのだわ」翠星石「そうですぅ、静かにするですぅ」ジュン「い、いや、なんで俺・・・は、裸・・・ていうか何でお前等家にいるんだよ!?」水銀燈「細かいことは気にしちゃだめよぉ・・・ねぇ?」金糸雀「ここはカナ達に身を委ねるかしらー!」ジュン「こ、細かいって、一体・・・!」薔薇水晶「ジュン・・・・・・・」雪華綺晶「ジュン君・・・・・・」ジュン「ふ、二人とも、なにをそんなに顔を近づけ・・・」蒼星石「ふふふですぅ・・・逃げられないですぅ」ジュン「ちょ、落ち着け、俺にはベジータが」真紅「黙りなさい・・・女の良さを教えてあげるのだわ・・・」ジュン「ちょ、ま・・・んん!!?」唇に感じる感触。塞がれていく視界。遠くで「じ、地獄だー」とかいう声と鋏のカシャカシャという音とパトカーのサイレンと救急車のサイレンが聞こえた気がした。BAD END?
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