複数短編101
ばらしーのイタズラ保守金「むにゃむにゃ…すぴー」薔薇「……カナ可愛い~カナ可愛い~(みっちゃんの声色)」ボソボソ金「…ううう…熱い…焦げるかしら…」薔薇「…カナ~(みっちゃんの(ry」金「…か、火事!燃えてるかしらぁ~!!」ガバァッ薔薇「…おはよ」金「!?…夢だったのかしら…?」薔薇「ぷくくく…♪」うん、イタズラするばらしーが好きなだけんだ保守
蒼「うわっ、何これ!?」翠「あっ、見るなですぅ!」蒼「もしかして、これ…」翠「翠星石のチョコ・オブジェですぅ!コイツでジュンのハートをルパンルパーンしてやるですよ!」蒼「うへぇ、これ何時から作り始めたんだい?」翠「構想半年、去年の12月着工ですぅ」蒼「着工て…でも、これどうやって運ぶんだい」翠「こんな大きいもの持ち運び出来んですよ。ジュンに来て貰うですよ」蒼「へえ…意外と大胆なんだね、翠星石って」翠「…はっ!すすす、翠星石はそんな不埒じゃないです!ふざけんなですぅ!翠星石は純情な乙女なのに……こんなものぉ!」蒼「あーあ…勿体無いなぁ………フフフ」そんな下らない保守。
翠「わっ、何ですかこの彫刻品」蒼「ふふっ、凄いでしょ。蒼星石特製チョコのジュン君だよ」翠「…………」蒼「…何だい?」翠「…何か…気持ち悪ぃです」蒼「そ、そんな事…」翠「翠星石がジュンだったら、軽く引いてるですよ。何ですかこの無駄なリアルさ。わ…産毛まで完璧に再現してるですよ……こりゃ無いわ」蒼「う、うるさいやーい!折角頑張ったのにぃ!」翠「あっ、何処行くですかあっ!………フフフ、頂きマッスルです」そんな下らない保守。
水「今日はブラジャーの日らしいわよぉ」翠「へぇ、そんな日があるんですか」蒼「そう。1913年2月12日にメアリー・フェルプス・ジェイコブって人が特許を取得したかららしいんだよ」水「そもそもブラっていつからあるのかしらねぇ」蒼「古代ギリシャのクレタ文明では既に着用していて、スパルタなんかでも一枚布のブラジャーを付けてたらしいんだ」翠「知りすぎですよ」水「ねぇ、ブラの日にあやかってさぁ、今から新しいブラジャー買いに行きましょうよぉ」翠「おっ、良いですねぇ!グフフ、翠星石の新しい勝負下着でジュンを…はっ!」真「何の話かしら?私も混ぜて頂戴」翠「え、えーと…」蒼「真紅には関係の無い話だよ。行こ、みんな」真「ち、ちょっと!せめて、せめて何の話かわぁぁぁ…」蒼「僕なりの優しさだって気付いてよ」
紅「JUNはこれね、お父様はこれが良いかな…」翠「あ、真紅じゃねーですか、真紅も明日のチョコ買いに来たですか?」紅「翠星石も?」翠「手作りするような相手もいねーですし、適当に買って済ませるですぅ」翠「真紅はどんなのを買ったですか?…翠星石はこれにするですぅ」紅「…やっぱりこれは止めてこっちにするわ」翠「な、なら翠星石もこれじゃなくこっちに替えるですぅ。」紅、翠「ふふふ」紅、翠(笹塚とベジータはチロルチョコになったわ、ですぅ) 1時間後翠(やっぱり高過ぎですぅ、店で取り替えてもらうですぅ)翠「!…、真紅!」紅「な!…翠星石!」翠「な、何しに来たですか?」紅「わ、私はその…、そ、そうだわ」 「笹塚とベジータの分を買い忘れたので来たのだわ」翠「!」 「じ、実は翠星石も笹塚とベジータの分を忘れて、買いに来たですぅ」紅「そ、そうなの?ならまた一緒に選びましょうか?」翠「それは良いアイデアですぅ」紅、翠「うふふふ」紅、翠(お小遣いヽ(゜▽゜)ノオワッタのだわ/ですぅ) 14日放課後べ「イヤッホー!」JUN、笹「どうした?」べ「生まれて初めてチロルチョコ以外を貰ったぜ!」 「フラグktkr」笹「どう見ても義理チョコだよな」JUN「哀れな奴」俺「良いなぁ貰えて」
蒼「結局作り直したんだね」翠「二日間死に物狂いで頑張ったですよ」蒼「それで、結局ジュン君を呼ぶことにしたのかい?」翠「ええ。腹を括ったですよ。翠星石はもう覚悟は出来てるのです!」蒼「…何の覚悟?」翠「そりゃ勿論ジュンと…ああっ、駄目ですジュン!翠星石はまだ純情な乙女でそんな破廉恥な…イヤァッ!」蒼「お熱いね。抱きついたから腕のパーツがもげてるよ」翠「…はっ!ししし、仕舞ったですぅ!」蒼「あーあ………フフフ」
翠「おめえも作り直したんですか」蒼「うん。流石に何もあげない訳には行かないからね」翠「…でもでも、やっぱり前のより見劣りするですね」蒼「えっ、どこどこ!?」翠「ジュンはこんなにほっぺたは垂れてないです。襟足もやや長過ぎですし、眼鏡の大きさも…」蒼「わっ、こんなんじゃとても渡せたもんじゃないや!有難う翠星石」翠「どう致しましてですー」蒼「よーし、張り切って行くぞー!」翠「ファイトですー………フフフ、完成は明後日になりそうですね」
ジ「うわあっ、何だこれ!?」翠「見りゃ分かるですよ、翠星石のチョコ・オブジェなのです」ジ「うへぇ…これ全部食わなきゃいけないの?」翠「あたぼうよですぅ」ジ「でも、こんなに手間掛けて作ったチョコなんて逆に食べづらいよ」翠「そ、そうですか?」ジ「うんうん、そうだよ!勿体無いよ」翠「そう言ってくれるのは嬉しいですけど…やっぱり食べて貰った方が良いのです」ジ「マジかよ」翠「マジですぅ」ジ「はぁ…んで、何処から食べれば良いんだ?」翠「そりゃあ勿論…く…く……」ジ「…え、何て?」翠「…靴を舐めやがれですぅっ!」ジ「嫌だ!」
ジ「余命3日です」ズギャン梅「そんな…」ジ「じゃあサービスで5日にしてあげます、良かったですね」梅「うぅ…」ジ「あはははは、お大事に、あははは」翠「先生お疲れさまです」蒼「お疲れさまです」ジ「ありがとう……ん?これは…」翠「チョコですよ」蒼「僕と翠星石からです」ジ「本当かい?嬉しいなぁ」パァァ翠「開けて食べて良いですよ」ジ「いや折角だし家でゆっくりご馳走になるよ」蒼「そうですか…」ジ「それにもらった人の前で食べるのはちょっと恥ずかしいし」ニヤニヤ翠「それなら……」ガサゴソジ「?」翠「このレポート用紙にそのチョコを食べて出た症状を纏めて下さいです」ジ「なんてこったい」蒼「よろしくお願いしますね」ニコッジ「あ…ああわかったよ」ダラダラ翠「なんて書いてくるか楽しみですね」蒼「こんな時は機知をきかせてこういうのさ、ボン・ヴォヤージュ、良い旅をってね」翠「まさか本当に何も入れてないですよね」ダラダラ蒼「あははは」翠「とにかくこの世にバレンタインがある限り!乙女達は闘い続けるんです!」ジ「あらやだ……なんかたぎってくる……」モグモグ
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